読書

ボクの読書記録です。ただし早期リタイア以降。

文庫「伊集院大介の私生活」栗本薫著を読了

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講談社文庫の「伊集院大介の私生活」栗本薫著を読みました。
昭和63年(1988年)発行のやたら古い本ですが
おそらくリサイクルショップで何年も前、たぶん早期リタイアよりずいぶん前に
何を思ったのか適当に手に取ってしまった本だと思います。

その後、随分と放置状態でしたが、前回読了の本と“伊集院”つながりで読んでみました。
ただ、伊集院大介って誰? 伊集院静ではないしもちろん雑学芸人の伊集院光でもないし(笑)
誰だか知らないけど“私生活”、しかも昭和の頃のを覗き見するのも面白いと思って買ったのかな

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単行本「ひとりをたのしむ 大人の流儀10」伊集院静著を読了

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単行本ということになってますがほぼ新書サイズとなっている本です。
ただ中身より表紙が僅かに大きかったり、スピン(しおり紐)が付いていたりしている形質の本です。
ボクは「ひとりを楽しむための10の心得」みたいななかば実用書的な本かなと思って
ひとりを楽しんでいるボクには今さらですがその検証も兼ねて読んでみようと買ったものです。
けれども、実際には週刊現代に載せたエッセイ集を単行本化したものでした。
さらに「大人の流儀」シリーズとなっていてその第10弾がこの本ということのようです。

ちなみに、ボクは伊集院静という人と名前はおぼろげに知っていましたけど
そのほとんどは夏目雅子の旦那さんだった人という認識でしかなく
今までに伊集院静著の小説もその他の書物も読んだことはありませんでした。
けど、伊集院静は伊達歩の名前で「ギンギラギンにさりげなく」などの作詞もしてたんですね。
このエッセイでもマッチが登場してきますけど今のお騒がせ事情までは予測されてなかったのでしょう。
それをいうなら、ゴルフの松山英樹への称賛も書かれてますがまだマスターズ制覇の前までのことです。

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新書「つながり過ぎた世界の先に」M.ガブリエル著を読了

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PHP新書の「つながり過ぎた世界の先に」マルクス・ガブリエル著
  大野和基インタビュー・編 髙田亜樹訳を読みました。
著者はドイツ在住の哲学者ですが、1980年生まれなので比較的若い方です。
NHK Eテレの「欲望の時代の哲学」などの番組にも出演していたようで
ボクも何度か見かけていて顔と名前くらいは知っていました。
といいますか、この「自由の限界」という本でもインタビューされていた方ですね。

タイトルの“つながり過ぎた”というのはグローバル資本主義を指しているのは明らかでしょうが
著者は本書の中でソーシャルメディア批判もかなりしていますからSNSによる個人のつながりも指し
またウイルスとのつながり、経済だけでなく国と国のつながり(対立)などにも言及しています。

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新書「マスクをするサル」を読了

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新潮新書の「マスクをするサル」正高信男著を読みました。
ここで“サル”という表現には人間より下等動物と見なして小馬鹿にする意味合いはありません。
著者が霊長類学者であることから人類と遺伝的に近縁であるサルを持ち出すことにより
人類の遺伝的な特徴・特質をサルとして表現しているというこになります。

なので、「はじめに」の冒頭にも以下のように断りが書いてあります。
                                  (以下引用)
 だから、この本は、外出時にマスクを着用することを揶揄しているものではないこと
を、まずお断りしておく。
 かと言って、マスクをせずに電車やバスに乗ったり、お店で食事したりすることを是
認するのが目的でもない。ましてマスクを着用しない客の入店を禁止することの、妥当
性を論ずるものでもない。                     (引用終わり)

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単行本「田舎のポルシェ」篠田節子著を読了

普段はあまり小説は読まない方ですし読むとしても安い文庫本の場合がほとんどなのですが
珍しく単行本の小説をしかも通販で購入して読みました。

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文芸春秋の「田舎のポルシェ」篠田節子著です。
そうまでして買ったのはこのジャケットから一目で分かるようにスバルサンバーが登場するからです。
実際に小説内では単なる「軽トラック」としてしか書かれてなくて
“スバル”とも“サンバー”とも年式も“富士重工製”かどうかも明記されてませんが
リアエンジンリアドライブ、田舎のポルシェだ」と喋る場面が出てくるので
ジャケットの絵の通りの富士重工製の最終型スバル・サンバーということでしょう。

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新書「フォン・ノイマンの哲学」を読了

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講談社現代新書の「フォン・ノイマンの哲学 人間のフリをした悪魔」高橋昌一郎著を読みました。
フォン・ノイマンは天才として有名なのですが、「はじめに」にはこう書かれています。
                                   (以下引用)
 二〇世紀を代表する天才のなかでも、ひときわ光彩を放っているのが、ジョン・フォ
ン・ノイマンである。
 彼は、わずか五三年あまりの短い生涯の間に、論理学・数学・物理学・化学・計算機科
学・情報工学・生物学・気象学・経済学・心理学・社会学・政治学に関する一五〇編の論
文を発表した。
 天才だけが集まるプリンストン高等研究所の教授陣のなかでも、さらに桁違いの超人的
な能力を発揮したノイマンは、「人間のフリをした悪魔」と呼ばれた。彼は「コンピュー
タの父」として知られる一方で、原子爆弾を開発する「マンハッタン計画」の科学者集団
の中心的指導者でもあった。                     (引用終わり)

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新書「物理学者のすごい思考法」を読了

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インターナショナル新書の「物理学者のすごい思考法」橋本幸士著を読みました。

前著に続いて思考方法のハウツー本みたいなものかと買ってみて読みはじめたのですが
ハウツー本ではなくまったく毛色の違ったエッセイ集でした(笑)
とは言え、実際に理論物理学者である著者自身の思考法なども書かれていたり
それ以上に日常のちょっとしたことをネタに普通の人とは違うものの見方について
「すごいだろ」というより半ば自虐的に変人扱いしながら書いているのはおかしくもあり
それでいて物理学などの雑学も盛り込まれていてへぇーとなることも多く
なかなか楽しめる一冊となっていました。

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文庫「知的複眼思考法」を読了

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講談社+α文庫の「知的複眼思考法 誰でも持っている創造力のスイッチ」苅谷剛彦著を読みました。
この本は1996年発行の単行本に加筆・再編集し2002年に文庫化されたものです。
著者紹介ではオックスフォード大学社会学部教授となっています。今現在もそうみたいですね。

内容的には少し古いとも言えますけど、思考法について書かれているものなので
10年、20年昔だからと言ってそれほど思考方法に決定的違いがあるわけでもないでしょう。
ただ、喩えに出てくる話題は少々時代を感じさせるものもなくはないです。
それでも、教育関連の話題が多くて、進学塾、いじめ、偏差値教育、学歴社会などなど
まぁさほど今と大きな違いもないかなというところも多い感じはします。

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文庫「ドーナツを穴だけ残して食べる方法」を読了

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日経ビジネス人文庫「ドーナツを穴だけ残して食べる方法」
 大阪大学ショセキカプロジェクト=編を読みました。
3次元幾何学や位相幾何学(トポロジー)の入門解説書みたいなものかと思って買ってきましたが
それに近い話も一部載ってますけど、大半は全然違う話でした。

元々は大阪大学の学生らが企画して出版しようという大阪大学ショセキカプロジェクトの中で
本のタイトルにもなっている「ドーナツを穴だけ残して食べる方法は?」という問いを題材にして
大阪大学の様々な分野の教員らにそれぞれの意見を寄せてもらい編集したもの(2014年)であり、
それを文庫化(2019年)したのが本書であるということです。

「おわりに」に「1日もあれば読めてしまう」と書かれていますが400ページ近くあるので
平均的なペース(600字/分)で読み続ければ確かに7時間ほどで読めるのかもしれませんが
難解なところもあるしそんなに集中力は持続しませんのでそれなりに日数を要しましたね。

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新書「でたらめの科学」を読了

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朝日新書「でたらめの科学 サイコロから量子コンピューターまで」勝田敏彦著を読みました。
科学とあるのでボクみたいなでらためな性格とかの意味ではないことは分かりますが
エントロピーとか量子力学の話かなとも思いましたがそれらとまったく無関係でもないですが
帯にも大きく書いてあるように“乱数”についての話となっています。

ただ、著者は数学者とかではなく朝日新聞社の記者(科学医療部次長)だそうです。
途中で世論調査に乱数を使うことなどが出てくるのでそれつながりで取材して書いたのかと思いきや
きっかけはグーグルが2019年に発表した量子コンピューターによる「量子超越」だったそうです。

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