読書

ボクの読書記録です。ただし早期リタイア以降。

新書「群島の文明と大陸の文明」を読了

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PHP新書の「群島の文明と大陸の文明」小倉紀蔵著を読みました。
タイトル通り群島=日本と大陸=チャイナ(の内陸部)の文明・文化について比較している内容です。
ただ、中身は意外と日本と半島=韓国との比較も多く含まれています。
とは言え、半島は群島的であるけれど大陸の影響を強く受けているというスタンスでの比較ですが。

著者は京都大学教授とのことですが専門は東アジア哲学ということらしく
文明といっても中でも朱子学、儒教、仏教など宗教的なものの見方が多い印象でした。

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文庫「伝説の『武器・防具』がよくわかる本」を読了

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PHP文庫の「伝説の『武器・防具』がよくわかる本」佐藤俊之監修 造事務所編著を読みました。
まぁイラスト豊富な本なので読んだというより眺めたといった方が正確かもしれませんが。
内容的には古今東西の神話・伝説・伝記・逸話に出てくるような空想の武器や防具から
実際に現存している武器や防具までをイラストとともに紹介しているものになります。
ただ、武器といっても重火器や化学兵器や最新のデジタル機器などは含まれてません。

剣・刀・長柄武器(槍、薙刀など)・打撃武器・射程武器(弓矢など)・防具(甲冑、鎧など)に分類され
それらの伝説の武器や防具の固有名詞の紹介とともにそれぞれの一般的な種類も紹介されてます。

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文庫「ペンギンが教えてくれた物理のはなし」を読了

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前々回と、前回に続いてまたも河出文庫の本となりましたが偶然です。
出版社にこだわりも何もありませんから(汗)
ペンギンが教えてくれた物理のはなし」渡辺佑基著を読みました。

著者は国立極地研究所の准教授でバイオロギングの手法で生物の生態を調査している人です。
バイオロギングとは野生動物に小型の記録計を取り付けて運動・行動を記録することです。
ですから、何もペンギンと会話ができて物理について教えてもらったわけではありません。
それどころか、ペンギンだけでなくアザラシやサメやクジラやウミガメや
あるいは様々な鳥類なども登場してきます。

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文庫「女の子は本当にピンクが好きなのか」を読了

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河出文庫の「女の子は本当にピンクが好きなのか」堀越英美著を読みました。
著者は色の研究者とか脳や認知や児童心理の専門家とかではなく
ライターであり普通(?)の二児(姉妹)の母親という方のようです。

そして、この本ではただ単に「女の子がピンクが好きなのかどうか」
あるいは帯に書いてあるように「生まれつきなのか社会によるものか」ということだけでなく
社会におけるジェンダー差別、とりわけ日本社会でのジェンダー格差などに迫るという
意外にも(そう思って読み出さなかったので)社会派の内容となっていました。

ちなみに、この本は2016年2月刊行の同タイトルの単行本に加筆修正して文庫化して
2019年10月に発行されたものです。
5年近く前でもさほど内容的に古臭くなっているわけではないでしょう。

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文庫「日航123便 墜落の新事実」を読了

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河出文庫「日航123便 墜落の新事実 目撃証言から真相に迫る
  元日本航空客室乗務員青山透子著を読みました。

裏表紙に森永卓郎氏が書いた文庫解説の一部が抜粋されて掲載されています。
(以下引用、改行位置変更)

一九八五年八月十二日、日航ジャンボ機が御巣鷹の尾根に墜落した。だが、この事故にはいまだ
解明を拒む、不審な謎が多すぎる。追尾が目撃された二機の戦闘機、胴体下部に見えた物体は何
か、墜落現場特定の遅れ、事故原因の意図的な漏洩…。一つ一つ丁寧な解明をこころみ、事件性
を示唆してベストセラーとなった、話題のノンフィクション、ついに文庫化。   (引用終わり)

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単行本「100年デフレ」(2003年発行)を読了

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日本経済新聞社の「100年デフレ 21世紀はバブル多発型物価下落の時代」水野和夫著を読みました。
元・図書館にあったものをタダで貰ってきた本ですので2003年発行とやや古くなっています。
前回読んだのがサブプライムローン問題直後・リーマンショック直前の経済についてでしたが
今回はそれよりも前の日本のバブル崩壊から平成デフレの1990年代を中心に
経済および社会について書かれている内容です。
ただ、歴史の振り返りなどもありますから16世紀あたりのデフレくらいまで遡ってますが。

総ページで400ページ近くもあり、専門用語も多く、数式も出てくるような
ちょっと小難しい内容の本ですが、内容的には面白くてなんとか読み切りました。

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新書「金融権力 ―グローバル経済とリスク・ビジネス」を読了

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岩波新書の「金融権力――グローバル経済とリスク・ビジネス」本山美彦著を読みました。
なお著者の本山氏は京都大学名誉教授の経済学者ということだそうです。

経済についての本ですが、2008年3月に書かれたものですから少々古い内容となっています。
2007年のサブプライムローン問題からの金融危機・経済危機についてを主に論じていて
この後に起きたのリーマンショックまでの途中経過の時点で書かれた本ということになります。

サブプライムローン問題もリーマンショックももう既に過去の出来事となっていて
今やアフター・コロナの世界がどうなるかということが経済では主題になってくるのかと思いますが、
それでもリーマンショックのような危機が将来的に再発しないとは言い切れないでしょうし
金融権力はますます絶大となっていると感じますから今さらながらでも読んでおく意味はあるでしょう。

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新書「欲望の名画」中野京子著を読了

新型コロナ騒動で美術館にも随分足が遠のいてしまっているのでこんな本でも読んでみました(笑)
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文春新書の「欲望の名画」中野京子著です。
中野京子著の本は昨年の春にも読んでますね。

この本も名画の解説という形をとっているのですが、はじめににこう書いてます。(以下引用)

   導入の扉ページには絵画の一部分を窓から覗くような形で拡大掲載し、それに関す
る説明を短文にまとめました。ここにはできるだけ画家名も作品名も記さず、読者に「こ
れは何だろう」「誰の絵だろう」「どんなシーンの一部だろう」と、いろいろ考える愉しみ
を感じていただきたいと思ったのです。                  (引用終わり)

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単行本「官邸ポリス」幕蓮著を読了

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講談社の「官邸ポリス 総理を支配する闇の集団」幕蓮(まくれん)著を読みました。
ハードカバーで300ページ弱の単行本(四六版)のそれなりにしっかりした本です。
この「内閣情報調査室」という新書を読んだ時にそこにも出てきた本で
面白そうだなと興味が湧いたのでネット通販で買ってみたものです。

官邸ポリスとはその内閣情報調査室の中にある架空というか仮称の組織を指しています。
その意味では、前回紹介の公安調査庁と合せて日本の情報機関に関する本が続いたことになります。
もっともこちらは小説という形にはなっていますが、告発ということになっていて
さらに帯に書いてあるように「本書の92%は現実である」が真実であるならば
ほぼ事実が書かれているということになるのでしょうね。
もっとも何をもって92%と細かい数字で言えるかは不思議なところで
むしろ9割がたは現実と書かれている方がボクには信憑性があるなと感じますけどね。

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新書「公安調査庁」手嶋龍一 佐藤優を読了

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中公新書ラクレの「公安調査庁 情報コミュニティーの新たな地殻変動」手嶋龍一 佐藤優 を読みました。
帯には何となくどこかで見たような顔が映ってますが、お二人のことを知っていたわけではないです。
手嶋龍一は外交ジャーナリスト・作家で、佐藤優は作家・元外務省主任分析官だそうで、
この二人が対談しているのを文字起こししたのがこの本になります。
ただし、まえがきは手嶋龍一が、あとがきは佐藤優が書いています。

内容はタイトルの通りで日本の情報機関のひとつである公安調査庁についてですが
以前に内閣情報調査室については少しだけ理解したので今度は公安調査庁をという形です。
ただ、公安調査庁を主に扱っていますが日本や世界の情報機関も総括的に出てきますし
過去の具体的な出来事の裏話的な内容もあるのでおもしろく読むことができました。

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