ボルボの「ドア・オープニング・アラート」を見にいったけど……
先日、何かのテレビ番組中に流れてたボルボ(たぶんXC-60)のCMを何気なく見てたら
停車中にサイクリストが脇を抜ける時にドアを開けようとすると警報がなるみたいな機能を宣伝していて
あぁやっとそんな機能を搭載したクルマが出てきたのかと思ったのですが……
というのも、ボクがまだ現役時代、つまり今から10数年以上も前のことですが、
当時は後側方車両検知警報(隣のレーンに車がいるとドアミラーの端っことかにピカピカ警報されるアレ)が
普及しはじめた頃でしたけど、それが出来るのならセンサとかの追加もなくて
上記のドア開け警報も出来るじゃんと思って、知人に話していたんですよね。
そしたら、VWだかが既にパテント持っていてもうすぐ実用化されるんじゃない?
ってな話だったんですよ。ではスバルは?と訊いたら「えーと、うーん」でしたけど(憐)
もしかしたら欧州市場ではずいぶん前から実用化というか装備されはじめていたのかもしれませんが、
日本ではなかなか実用化されたという話を聞かないなぁと思っていたんですよね。
ボクはこの手の不用意なドア開けで大怪我を負わされたことはありませんが、
それでもあわやというヒヤリハットはこの時などでもしてますから、
たとえ根本的な問題は不用意にドア開けするドライバー(だけでなく同乗者も)に責任があるとはいえ
このような装備が普及されることは有意義であると思ってますが、なかなか普及が進まないなという感じ。
もっともこの機能、ボルボでは「ドア・オープニング・アラート」と呼んでいるようですが、
今回のCX-60が最初ではなくて、2023年11月から発売されているEX-30から搭載済みなんですね。
いやー、そのEX-30はまったくもってスルーしてしまってました。電気自動車に興味ならからなか(汗)
それに、ボルボだけでなくもうすぐ発売されるルノー・キャプチャーにも装備されるらしい。
もしかしたら欧州車ではかなり普及しているけど、日本仕様では今まであまり普及しなかったのかな。
そんなこんな、いろいろと確かめたくて、そして聞きたくて、ボルボ・ディーラーへ。
「ボルボ・カー伊勢崎」です。伊勢崎にもあるんですよね、ボルボ・ディーラー。
結構老舗というか、スバルとボルボが販売提携してた頃に出来たんだと思います。
なので、隣ではないけどスバル・ディーラーとの並びで近くにあります。
もっとも、この通り沿いも自動車ディーラー通りという感じにはなってますけど、会社はボルボだけ。
で、ランちんで行ったら、セールスの方はどこのなんというクルマだかさっぱり分からないようでした。
まぁ、当然でしょうね。
それはいいんですが、肝心の「ドア・オープニング・アラート」についても詳しく知らないとのこと(呆)
最初に対応してくれた女性は「EX-60にも付いているし実車もあるから試してみます?」
と言いだしますが、「どうやって試すんですか?」と訊くと、「うっ、どうしましょう(汗)」って(笑)
結局、だれも体感したこともなく、どんな風に警報が出るのかも知らないとのこと。こりゃだめだ。
日本ではセールスポイントにはならないってことなんですかねぇ。
後で、ネットで調べてみると、動画があって、自転車などが接近している時にドアを開けようとすると、
「ポロンポロン♪」みたいな呑気な警報音が鳴るみたいですね。
ただ、開けようとする前に警報しないと勢いよく開けちゃう人は相変わらずいるだろうし、
この機能をよく分かってない人だと「ポロンポロン♪」ってなんだろうとそのまま開けちゃうだろうし、
もっと直感的にヤバイッと思わせるような警報音が必要だし、
いっそのこと(少なくとも運転席以外は)ドアロックしちゃえばと思うんですけどねぇ。
逆の発想では、ハザードランプ点滅させちゃうのもサイクリストにとっては対処のしようがあるので
助かる場合も出てくるのかも。
もちろん、ドア開けはクルマ側の問題なんだけど、痛いのはサイクリストなので、
少しでも早く察知できればそれだけ避けれる確率も増えますから。
もっとも、なんだかんだともっともらしいことをここで書いておいてなんなのですけど、
当のボクはそんな先進安全機能の付いた最新の新車を買うことはほぼ100%ないんですけどねぇorz
| 固定リンク
コメント