芸術鑑賞の後は藤岡で麺紀行:「手打ち蕎麦 古川」のランチセット
群馬県立近代美術館で「マリノ・マリーニ展」をみたあとは、
その比較的近くの藤岡市のお蕎麦屋さんで麺紀行してきました。
住宅地というか宅地造営中の中にある「手打ち蕎麦 古川」というお店。
2年ほど前に新規オープンしたお店のようです。
なので、小ぶりながらも小奇麗で居心地の良い店内空間となっています。
あまりがっつり食べるつもりはなかったのですが、ランチセットが魅力的だったので、そちらを注文。
前菜四種盛り合わせ、野菜の天ぷら、せいろ蕎麦、ミニデザートがセットになって1,800円。
なんとなくほとんどのお客さんがそのランチセットを頼んでたみたいです。数量限定とのことですが。
で、先ずは前菜。
丁寧に手間ひまかけて作られる感が伝わってくるような繊細なもので、もちろん食べても美味。
カリフラワーとブロッコリーにニンジンと玉ねぎのドレッシングかけて、
そこにアーモンドを添えるなんて凝っているというか洒落てるし。
豆腐カツにくるみ味噌(?)もそう来ますかぁという感じ。
ズッキーニの天ぷらにも意表を突かれましたし、軽くサクッと揚がっているのも素晴らしい。
肝心の蕎麦は細めで長くて驚くほどコシがある。モチッとしてるけどネチョつかずに歯切れも良い。
星はあまりなくて蕎麦の香りも弱めですが、蕎麦k甘味がしっかりして美味しい。
不思議なのは食べ進めていくとだんだんと蕎麦のえぐみが広がってくるようになるところ。
そば汁はとっても円やかで雑味のない出汁の旨味ともろみの旨味でやや濃いめ。
でも塩味控えめで、でもでも不思議とキレがある。
雑味がないので蕎麦の味わいを邪魔しないのがいい。
なのに後からえぐみが広がるのが不思議なんだよね。食べてる方の感度が高まるのか?
蕎麦の量はやや多めで思う存分に堪能することができますし、
前菜、天ぷら、デザート、さらにこれまた美味しいそば湯でお腹いっぱい大満足となりました(*^_^*)v
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