カップ麺:ヤマダイ・ニュータッチ「茨城スタミナラーメン」
ヤマダイ・ニュータッチ・凄麺「茨城スタミナラーメン 極太麺に絡む甘辛のとろみスープ」です。
先日、デレビ番組の「カンブリア宮殿」でヤマダイ・凄麺が取り上げられてましたね。
だから早速……というわけでもなく、実はコレ、約1ヶ月も前にこちらのイオン上里へ行った時に見つけ、
税別238円で買ってきて、食べていたものなんですが、なかなか記事にせずにそのままなんでした。
しかも、最近になって(といっても確か2週間以上前ですが)ベイシアで税込236円で売っていたし……
ちなみに、本商品は3月3日新発売となっています。
それはそうと、凄麺シリーズなのでご当地ラーメンなのでしょうけど、“茨城スタミナラーメン”、初耳(汗)
そんなご当地ラーメンがあったのですね、同じ北関東に住んでいながらまったく知りませんでした。
もっとも、群馬はもちろん栃木や埼玉は近県という感じで馴染みもありますが
茨城というとあまり親近感もなくよく知らないというのが本音ではありますけどね。
直接関係ないけど、いまだに「イバラキ」は違和感しかなく「イバラギ」と言っちゃいますし(笑)
PCタイプ入力でもボクはかな入力派なんですが、「イハ゛ラキ」と入力すれば事足りるはずなのに、
わざわざ「イハ゛ラキ゛」と1打余分にタイピングしてしまいますしね。
まっ、かな入力しているのは頭に浮かんだ言葉をそのままタイピングしたいからなので
「イバラギ」と言っちゃう時点でそのまんまタイピングしちゃうわけですけど。
それで、調べてみると茨城スタミナラーメンは茨城県ひたちなか市のご当地ラーメンということで、
レバーやキャベツやカボチャの甘辛い餡が特徴なのだそうで、
元々は1970年頃から「大進」というお店で提供されていたものが発祥とされてますが
いわゆるご当地ラーメンとして宣伝されるようになったのは最近のことなんですかねぇ。
面白いのは「冷やし」と称して冷水で〆た麺の上に熱々の餡をかけたものもあるそうです。
それは確かに珍しいというか熱いのか冷たいのかわけわからんけど
本商品はその「冷やし」ではなくある意味で普通に近いラーメンみたいです。
そう、スタミナラーメンって、茨城に限らず日本あちこちにありがちで、
実店舗で食べてはいないけど「埼玉スタミナラーメン娘娘」、「奈良天理スタミナラーメン」、
「岐阜スタミナ味噌ラーメン」などがありましたし、他にもありそうですしね。
まぁ、何をもってスタミナと称するかはたんなるイメージでしかないから言ったもん勝ちだしね(笑)
あと、よく分からないのは茨城には水戸スタミナラーメンというのもあるそうで、
そちらもこの茨城スタミナラーメンに括られるのかあるいは別物なのか? ややこしいな。
では、作って食べてみましょう。
先入れ乾燥かやく、後入れ粉末スープと液体スープの3つの別添袋入りです。
凄麺らしくノンフライ(蒸しじゃなくて茹で上げ)太麺なので湯戻し時間は5分と長め。
完成ですが、さすがに餡のとろみはまぁカップ麺のレベルにとどまってるかな。
麺も本場のはもっと太麺なのでしょうけど、それでもカップ麺としては十分に太麺で、
それでいてカップうどんにありがちなスカスカ感は皆無でコシや麺肌のつるり感はさすが凄麺。
スープの味付けは思った以上に辛味がしっかりありますが、もちろん激辛ではないし、
餡自体が甘味があってコーティングされているので確かに甘辛・旨辛という味わいで美味しいです。
ただ、甘いカボチャの具は最後まで馴染めなかったですね。
あと、特徴もひとつとされているレバーはなく、スープの味わいでもその痕跡は感じられませんでした。
つまり、これ単体で味わうと“スタミナ”の根源というか根拠はどこ? という素朴な疑問も……
まっ、還暦過ぎのオッサンがスタミナつけたいわけでもないので、それはどうでもいいのですが(笑)
ちなみに、蓋裏にはこんなことが書かれていました(他のバージョンもあるようですが)。
そう言えば、ヤマダイは茨城県の企業なのに今まで凄麺には茨城のご当地ラーメン出してなかったのか。
それにしてもカップラーメンで商品化まで5年以上って異常に長いよね(たぶん)。
先述のカンブリア宮殿でもヤマダイは他メーカーにくらべて開発期間は長くて
1~2年、場合によっては3~4年とかも……と社長が語ってましたけど、
(開発期間を構想段階からか企画段階からかどこから起点にするかはいろいろなんでしょうけど)
さすがに5年以上って、今どきのクルマだってそんなにかからないよというくらいですからねぇ。
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