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カップラーメン?:サッポロ一番「シャンゴ風」と「ベスビオ」

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サンヨー食品・なぜかこれもサッポロ一番の「ご当地熱愛麺 群馬編」の
「昭和43年創業高崎パスタの名店 イタリアンレストラン シャンゴ監修」の
左:「シャンゴ風濃厚ミートソース味ラーメン」と
右:「ベスビオ辛口魚介トマト味ラーメン」です。

どちらも11月25日新発売商品で、スーパーのとりせんで各128円で購入しました。

また、「シャンゴ風」には「本製品はシャンゴの人気メニュー『シャンゴ風』のソースの味わいを
 イメージしたカップめんです。カツ具材は使用していません。」との但し書きがあり、
一方、「ベスビオ」には「本製品はシャンゴの人気メニュー『ベスビオ』のソースの味わいを
 イメージしたカップめんです。辛味成分が強いので、小さなお子様や辛みの苦手な方の喫食には
 十分注意ください。」との但し書き・注意書きがあります。

シャンゴは高崎市をはじめ群馬県内に7店舗あるご当地イタリアンレストランですが、
そのシャンゴを知らない人にとっては「シャンゴ風」とか「ベスビオ」って何?でしょうし、
ましてや「カツ具材は……」と聞いてもカップ麺でイタリアンでカツ?って混乱の極みでしょうね(笑)

その「シャンゴ風(パスタ)」はボクは7年ほど前のこの時に食べてますし、
「ベスビオ」は2年前のこの時に食べてます。
それに昨年には前橋市のハンプティーダンプティーが販売している
「シャンゴ風」と「ベスビオ」のシャンゴ・レトルトパスタソースも食べてますね。

ただし、こちらはパスタではなくあくまでもラーメンということなので
さてさてどんな味に仕上がっているんでしょうかね。

 

では、早速2つとも作って食べてみましょう。
左が「シャンゴ風」、右が「ベスビオ」ということですが、もちろん順番に食べています。
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どちらも麺も具もスープの素もみんな一緒くたに入っていてただ熱湯を注いで3分待つだけです。

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はい完成です。
ただし底の方にスープの素がどろりと溜まるようでかなりしつこく混ぜる必要があります。
でないと、なんか薄~い味だなとなりますし、よくかき混ぜるとスープにとろみが出てきます。

麺は共通ですかね。パスタとはまるっきり違いますがプクッとした歯応えで啜り心地も良いです。

 

「シャンゴ風」は甘い味付けなのはその通りですけど、思ったほど甘ったるくないし後味も残らない。
シャンゴ風の片鱗はちゃんとあるけどきちんとラーメンとして成立する味わいになっていて
ゲテモノ感はないですね。完全にイタリアンでもなくでも中華でもなくそれでいて中途半端でもない。

シャンゴ風パスタに幼少期からソウルフードとして馴染んできた人にとっては違うとなるでしょうけど
正直なところ個人的にはシャンゴ風パスタは面白さはあっても舌鼓を打つほどの美味さでもないので、
それを忠実に再現するより、このようにラーメンとして新しいチャレンジをしてるのは歓迎かな。

とはいえ、やはりカツはあった方がシャンゴ風らしさがより出ると思うので
ペヤングやきそばソースカツ」でも入れれば面白いかもね。
ペヤング「秩父わらじかつ」の二番煎じになっちゃうけど。

 

一方「ベスビオ」はもちろん辛いです。まぁお店のベスビオと同程度の辛さ。なので激辛ではない。
ただし、これはスープとして飲むのでその時は辛さが増して感じるかな。
一気にゴクゴクスープは飲めないけど、辛さの引きも早いので休憩しながら飲めば問題ないくらい。

それよりも、ただ辛いだけでなく魚介の旨みも感じるし、それ以上にトマトの酸味がしっかり。
これってもしかしたらお店のベスビオ以上に味わい深くて美味しいんじゃないかとも。
なお、具はエビではなくエビ風味卵白加工品となっています。
それでも食感はともかく具だくさんで美味しい味付けとなってますけどね。

 

というわけで、どちらもちゃんとシャンゴらしさがありながらもラーメンとしても成立していて
とても納得のカップ麺となっていました。

惜しいのは群馬県発祥のサンヨー食品で群馬県のシャンゴの味として商品化しているのに
「サッポロ一番」ブランドをいまだに引きずっていることだけですかね。
先日紹介のサッポロ一番「ぐんまちゃん」も同様なんですけど。

「グンマ一番」とかにしろよ、って。魅力度ランキングでは「グンマ41番」ですけどねぇ(爆)

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