麺紀行:前橋最古ラーメン店「来々軒支店」の「チャシウワンタンメン」
本日も天気予報では35℃超えの猛暑日予報。
それでも35℃超えは午後3時以降にやっと超える程度なので
先日までの体温超えの日々に比べればかなりマシな感じですし、
実際に朝からもジリジリした暑さではないし空気も比較的カラッとしてるので、
これは久々にポタリング&麺紀行と行きましょうかね。
そんなにガッツリ走る気はないけどサーモン号で出撃します。
前橋にある「来々軒支店」。5年以上前に来たラーメン屋「五鉄」のすぐ近く。
左画像は大通り(県民会館通り)沿いにある南向きの入り口。
お店はL字型の建物になっているようで、東向きにも右画像(帰り際に撮影)の入り口があります。
どちらが表玄関なのか裏口なのかよー分かりません。
この店は昭和6年創業、今年で創業93年になり、前橋市内では最古のラーメン店となるそうです。
でも、支店となってるので、ならば本店はどこに? となるのですが、
どうやら前橋市千代田町にあったそうですが、昭和30年代には閉店してしまったらしいです。
11:30から開店とのことですが、11:43に到着。
南側の入り口から入店したらすでに満席。
店員さんに案内されて東側の入り口脇に並べられた椅子でしばらく待つことになりました。
ということは東側の入り口の方が表になるのか?
まっ、店内の配置とかの関係もあるし、駐車場からの動線との関係もあるんでしょうけどね。
この時点ですでに2組4名の着席待ちもいましたから、
開店すぐに満席になってさらに着席待ちの行列もできるほどなので、
もしかしたら開店前から行列ができていたのかもしれないですな。
で、待つこと約20分でやっと着席。
そして注文してから待つこと約20分でやっと着丼。
「チャシウワンタンメン」820円。チャーシューじゃなくて「チャシウ」です(笑)
どんぶりはやや小ぶりですが、下から麺、ワンタン、チャシウと積み重なっており、
その間にネギ、メンマ、小松菜が添えられていて、凝縮感が凄い、密度が凄い。
麺は青竹手打ち自家製麺とのことですが、いわゆる佐野ラーメンのような麺ではなく、
加水はやや少なめでこれまた密度感のあるギュウと締まった感じの食感の中太麺。
ビロビロ食感はないけどモチーとしたコシ感があります。
それでいて昔ながらの中華麺ってな風味も有していてなかなか面白い。
スープはこれまた昔ながらの鶏ガラ中華スープ醤油味……と思いきや、鶏ガラでなく豚骨だしだそう。
確かに鶏ガラではないけど、かといって白濁豚骨でもないし、とってもマイルドな味わい。
マイルドなんだけど塩味は強め。でもこれまたマイルドな塩味。尖ってないし胡椒は皆無。
実に不思議な美味しさ。油滴もほとんどないくらいあっさりだけど、何故かまったりした味わい。
ワンタンも皮から自家製のようですが、それが大量、10個くらいも入っているし、
これまた自家製のチャーシュー、いやチャシウもたっぷり。
スープまでもちろん完飲して、これで820円とは美味さもコスパも最強ですな(*^^)v
13:00頃閉店と書いてあるけど、12:20頃にはもう「本日終了」の表示となってました。
つまり、ボクだ食べ始める前にはもう「本日終了」とな。超時短営業ですね。
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