カップ麺:ペヤング×ベルク限定「台湾まぜそば」
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「やきそば 台湾まぜそば」。
7月8日に新発売。もちろんベルク限定販売で、最寄のベルクで税別159円で購入。
ペヤング×ベルクのコラボ商品としては以前に「秩父わらじかつ」と「かつ重風」が販売されていて
これはベルク1号店が埼玉県の秩父発祥ということからの企画なんでしょうけど
(ただ、かつはスナック菓子の「ソースカツ」の流用っぽくて妙な企画と思えましたし、
しかも売れ残ってるのかいまだにベルクの店内には陳列されてたりしますが……)
今回の台湾まぜそばはベルクとどういう関係にあるのか、あるいは関係ないのか、謎ですねぇ。
台湾まぜそばと言えば、台湾ラーメンと同じく、台湾には存在してない名古屋飯なんですが、
台湾ラーメンは概して激辛、台湾まぜそばは激辛まで行かずにピリ辛・旨辛という認識ですかね。
台湾まぜそばは名古屋の「麺屋はなび」が発祥らしいですが、
当然ながらボクはその店どころか他の店でも台湾まぜそばを食したことはないので
もっぱら台湾まぜそばを標榜するカップ麺などでの経験しかないのですけどね。
そのカップ麺で台湾まぜそばが流行ったのはボクの認識では2015年くらいで
例えばサッポロ一番のこちらのはもろ「麺屋はなび」監修のものでしたし、
そこから立て続けにマルちゃんのこちらのまで4つの台湾まぜそばカップ麺を食べています。
また、比較的最近でも汁なしラーメンという扱いでしたけどKALDIのこちらのを食べてますし、
そのどれもが激辛とまでいかずにピリ辛・旨辛っていうレベルでしたので
台湾まぜそばとはその程度の辛さのものなのでしょう。
けれども、なんせ痛覚異常者集団のペヤングのことですから油断は禁物ですな。
いちおう、パッケージングでは注意書きなどは書かれていませんが、
いままでもペヤングではしれっとかなり辛い商品を展開していますからねぇ。
つい先日の「スパイシーカレーヌードル」もしれっとかなり辛かったし。
では、用心しながら(用心してもどうしようもないけど)作って食べてみましょう。
先入れ乾燥かやく、後入れ液体ソースというシンプルな構成。
かやくは袋にパンパンになるほど大量のニラと味付き挽き肉が入っていて嬉しい限りです。
おかげで(?)袋の綴じ代のところにニラが挟まってるのがもったいない気がしますが(ピンク矢印)。
それでも、ペヤングの新作商品としては比較的安めの実売価格ですから
なのにこれだけの具だくさんというのは良い意味でのペヤングらしさというところです。
麺はいつものでしょう。熱湯3分で湯切りです。
熱湯を注ぐとニラのアリシン由来と思しき辛みというか刺激臭がほどよく漂います。
湯戻しで嵩増しする具材ではないし麺の下に隠れてしまったものも多いですが
具だくさん感が少し薄れてしまったのががっかりですかね。
見た目は真っ赤でもないので激辛ではないみたいでひと安心。
ですが、やっぱり辛い! ピリ辛・旨辛の範疇ではなくしっかり明確に辛い!
耐えられる程度の辛さだけど別に耐えれたから偉いわけでもなんでもないし歓迎すべき辛さでもない。
ニラ由来のほどよい辛さはこの唐辛子系の辛さに駆逐されてしまい味わいもなくなってるし。
台湾まぜそばはタレが辛いのではなく台湾ミンチと呼ばれる方に唐辛子・鷹の爪で辛みがあるらしいが
こちらのは挽き肉には辛みはなく、あくまでもソースでかなりの辛みが付けられているようです。
しかも、台湾まぜそばの定番の卵黄もないので辛みを円やかにする要素もない。
なので、旨味の奥に辛さがあるとか、その辛さで旨味を引き立てているというより、ただ辛いだけ。
ちなみに、台湾まぜそばは魚粉も入れるみたいだけど、そのような旨味もあまり感じないかな。
そもそも、ペヤングの細麺ではこのような濃厚な味わいを基本とする味付けにはそぐわないと思う。
なので、余計に辛さだけを際立たせないとならなくなってしまってるのかもしれないです。
まぁ、まぜそばっていうのはだいたい太麺で成立するものなので、
そもそもペヤングの麺の使い回しではうまくいかないんじゃないでしょうかねぇ。
じゃぁ、なんでベルクはペヤングとこんなコラボ商品を企画したのか?
という最初の疑問に戻ってしまいますね。
それでも、この商品開発では痛覚異常者でもっと辛くしたいペヤング(まるか食品)と
まともな痛覚を持っていて台湾まぜそばらしい旨辛にしたいベルク側との激しいやり取りがあったのか?
なんてことを妄想しながらビールで辛さを中和しながら食べるのも悪くはないかもしれませんな(笑)
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