ベルク冷凍麺:「坂戸つけめん」って何? 埼玉栗家ってどこ?
最寄りスーパーのベルクの冷凍食品コーナーで目にとまりました。
「くらしにベルクkurabelc毎日のくらしをおいしく応援 坂戸つけめん 埼玉栗家
甘じょっぱい味のつけ汁と細切りのナルトが特徴です。」
1食分、税別299円。
坂戸はそんなに遠くもないし友人もいますし何度も行ったこともありますが
「坂戸つけめん」? 初耳です。
麺好きなボクですが、つけ麺、まぜそば、汁なし麺、冷やし中華は積極的には食べないけど
(でも、蕎麦やうどんはざるやせいろで食べるのがほとんどなのですが)
ちょいとどんなものなのか興味本位で買って食べてみましょうかね。
ところで「栗家」ってその「坂戸つけめん」の発祥店とか有名店とかなんでしょうか?
と、調べてみると……どうやら(ベルク)のプロジェクトリーダーの方の名前だそうです(笑)
そんな人知らんし、知っても意味ないし。。。まぁ、洒落だと解釈しておきましょう。
それでも、いちおう坂戸市内には何店か「坂戸つけめん」を提供しているお店はあるみたいです。
いまいちはっきりした情報は得られてませんが、
どうも「びんびん豚 坂戸店」という店が発祥みたいでここ数年の話のようですね。
そして、埼玉県鶴ヶ島に本社をおくベルクが同じお隣の坂戸市のB級グルメ(?)を商品化するのは
ある意味では自然なことではありますが、では、どこで造っているのかと確認してみると、、、
なんと兵庫県揖保郡太子町の辻麺業株式会社というところです。
揖保郡なのでそうめんの揖保乃糸を連想してしまいますし、
実際に辻麺業でも素麺(乾麺)も製造してますが、他にも様々な製麺をしている会社のようです。
でも、従業員45名となっているのでそんな大きな会社でもないでしょう。
冷凍麺なので鮮度うんぬんはないでしょうけど、それでも輸送コストはそれなりにかかるでしょうし、
どうして埼玉県で開発して北関東で販売するのにわざわざ兵庫で造ることになったんですかねぇ。
と詮索しても答えは分からないですから、ともかく調理して食べてみましょう。
麺とナルトが一体化して冷凍されているので、それを茹でるか電子レンジでチンするかして解凍します。
ボクはレンチン(500Wで5分)しました。熱湯で茹でる場合は1分半となっています。
その後、ザルに入れて流水・冷水で冷やすだけ。そして、つけ汁は水で希釈するだけ。
完成です。
細切りのナルトが彩りになってますけど、ナルトというとボクはどうしても渦巻きイメージなので、
細切りにするなら別にナルトじゃなくてカマボコでいいじゃないのと思ってしまいますね。
まぁナルトとカマボコの微妙な違いがよく分かっていないのですが(汗)
麺は角断面で少し縮れのある中太のもので、そこそこコシ感もあり啜り心地も良いものです。
とはいっても特段に凄い!と思わせるものがあるわけではないですが、
冷凍麺というハンデもあるのだとしたら、なかなかのものとも言えますかね。
細切りナルトとの組み合わせという点ではやはり麺はもう少しモチッとしたコシ感が欲しいかな。
ただ、細切りになっているので麺とナルトがバラバラにならずにバランスよく食べられるのは良い所。
つけ汁は確かに甘じょっぱい。予想より甘さは控えめでキレもあって美味しいです。
クセになる味でもないけど、妙なクセがなく食べやすいし飽きもこない味ですね。
麺量は300gとかなりボリュームがありますので、その点ではコスパ抜群な商品でした。
と、それなりに好印象でしたけど、だからといって
実店舗の「坂戸つけめん」を食べにいこうとはなかなかならないですかねぇ。
何かの機会があったら、そしてふと思い出したなら食べることになるかもしれませんが。。。
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