カップ麺:ペヤング「超超超大盛 四種四昧 ご当地シリーズ」
まるか食品・ペヤングやきそばの
「超超超大盛(当社比) 4種の味が楽しめる 四種四昧 SHISYUYONMAI ご当地シリーズ
東海編 東北編 中国編 関東編」です。
6月17日コンビニ先行発売、6月24日一般発売ということで、
一般発売後に近くのスーパーのとりせんで税別698円で買ってきました。
ちなみに、メーカー希望小売価格は税別800円で、コンビニではこの価格での販売なのでしょう。
ペヤングの超超超大盛では今年の4月にこの「四種四昧」が発売されてましたが
今回の商品はその続編みたいなものでしょうかね。
「ご当地シリーズ」と書いてありますが、特にシリーズ化されているわけではなく、
この商品自体で4種のご当地焼きそばがシリーズ完結されているという形になってます。
商品企画の発想としては、以前の「超大盛 東西」の発展版と言えるのかもしれません。
そして、パッケージデザイン的には単に「東海・東北・中国・関東」とだけしか書いていませんが、
まるか食品の公式ホームページでは、東海地方の「富士宮やきそば」、東北地方の「横手やきそば」、
関東地方の「上州太田やきそば」、中国地方の「ひるぜんやきそば」と明かされています。
全国各地には他にもご当地焼きそばはあるかと思いますが、
いちおう富士宮・横手・上州太田が日本三大焼きそばと言われていますし、
ひるぜんやきそばはかつてB-1グランプリを獲ったりしているのでこの4種にしたのでしょう。
もっとも、日本三大焼きそばは第三者が認めたものではなく
単に富士宮・横手・太田が三者で口をそろえて言い出しただけみたいで、
言ったもん勝ちみたいなところもあるかと思いますけど……
それにしても、パッケージデザインにはちょっと突っ込みどころ満載な感じですかねぇ。
だって、東海編には名古屋城っぽいのが描かれていて富士宮とはかけ離れているし、
(そもそも静岡県は確かに東海地方だけど、富士宮市は大井川より東なので違和感あるし)
東北編の湖っぽいのはどこの湖って感じとなまはげは横手より男鹿半島・男鹿市イメージだし、
中国編の桃太郎伝説は瀬戸内海寄りで蒜山高原とは違うし、厳島神社に至っては広島だし、
関東編のだるまも太田市というより高崎市周辺のイメージですからねぇ。
まぁ、でもそこはペヤングですから単なるノリでやってるだけだと解釈しますかね。
ただ、単なるノリでやってるだけなので、おそらく味の作り込みも単にノリのレベルかなと。
少なくともペヤングは今までご当地焼きそばの味を真剣に再現しようとしたカップ焼きそばは
開発してきてないと記憶しているので、これもまぁノリで食べ比べるというくらいですかね。
でも、逆に言えば、今まで開発したペヤングのソースをただ4種類寄せ集めただけではないのも確かで
その意味では新商品ラッシュの最中に新たに4種類もののソース開発をしたのは大したものとも言え、
商品開発の方々にはご苦労様ですとねぎらいの言葉が必要なのかもしれませんが(笑)
さて、能書きというかイチャモン付けるのはこのくらいにして、作っていきましょう。
先入れの乾燥かやく(キャベツと鶏肉)と4種類の液体ソースという構成。
もちろん麺はいつものが4玉で、熱湯3分で湯切り。
かやくは超超超大盛としては少なめ。というか超大盛のを流用してるっぽいので半分の量かも。
面白いのは、調理方法として4種のソースの投入順序と投入場所が指定されていること。
別にどの順で4つのどこに液体ソースをかけようが勝手なはずなんですけどねぇ。
それはそうと、ところで、今回は一気に作っても一度に食べ切れませんし、
4種の混ぜ合せで微妙な味のグラデーションを味わうわけでもないでしょうから、
1種類づつ作って順番に食べていくことにします。
そのために、以前に食べた「いかにんじん」のスチロール器を洗って保管していたのを利用し、
乾燥かやくは目分量で4等分して、湯切りはザルを使用して調理しました。
ペヤングは全般に油が軽いからなのか、器の内面コーティングが良いからなのかよく分かりませが、
水洗いだけでも器が綺麗になり臭い残りも少ないのでこの方法でも問題ありませんね。
パッケージデザインと同じというか、指定された調理方法のように4種を並べてあります。
つまり、左上が東海・富士宮、右上が東北・横手、左下が中国・ひるぜん、右下が関東・上州太田。
先ずは富士宮。正直あれって感じ。油が重いので麺が負けてて、全体にどよーんとした味わい。
次は横手。少しシャビシャビ感があるけど好みだし麺とのバランス良好。スパイシーで美味しい。
ひるぜんはジンギスカン由来の味噌だれでクセがあるけど個性的でまずまず美味しい。
最後は太田。太田焼きそばは特に定義はないけど、やはり岩崎屋に寄せてる感じで黒っぽい。
でも、そこは意地があったのかペヤング流のスパイシーさも感じ麺との相性もよくそこそこ美味しい。
というわけで、特に対決とか順位を付けるものではないのですが、
個人的には東北、関東、中国、東海という順になりましたね。
東北・横手やきそばはかなり美味しかったので、これ単体で商品化して欲しいかも。
出来れば目玉焼きも欲しいけど、カップ麺では難しいでしょうね。
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