カップ麺:明星「博多のうどん ウエスト監修 ごぼう天うどん」
明星食品・明星・地元で愛される推しチェーン(というのがシリーズ名なのかよくわかりませんが)
「博多のうどん ウエスト監修 ごぼう天うどん ワカメ入り! 福岡発!こだわりのだしとつるっとなめらか麺」です。
前回紹介の「日向夏香る 博多風 ごぼう天うどん」も同じ博多ごぼう天うどんですが、
それをスマーク伊勢崎のKALDIで見つけて買ってみた直後に
同じスマーク伊勢崎内でKALDIの隣にあるスーパー・ヤオコーでこれを見つけたので
対決というわけでもないのですが、税別248円で買ってきてみました。
そして、こちらは本社が東京都にある大手メーカーの明星食品のものとなってます。
さらには、工場は埼玉県比企郡嵐山町(ひきぐんらんざんまち)ですから、ここちら比較的近いです。
少なくとも博多との距離感ではご近所さんですかね(笑)
そんな関東の企業である明星食品ですが、博多のうどんを商品化するということで、
この場合は博多のお店であるウエストの監修にて商品化をしたということでしょうか。
どちらから持ちかけた話とかは分かるはずもないし、
そもそもボクはウエストというお店を知りませんしね。
まっ、ともかく作って食べてみましょう。
具もスープの素も麺といっしょに全部あらかじめ入っていて、ただ熱湯を入れるだけです。
太め(あまり太くは見えませんが)のうどん麺ということで湯戻し時間は5分。
縦型カップで開口面積が少ないためもあって具だくさん感があります。
実際にもごぼう天ぷらの他ネギ、ワカメがたくさん入ってます。
ごぼう天ぷらはかき揚げではなくごぼう単体の天ぷらですね。
「つるつとなめらか麺」ってな謳い文句が踊ってましたけど……おぉ、偽りなしでした。
見た目はよくあるさほど太くなく平たく折り畳まれたような縮れのカップうどんの麺ですけど
確かに麺肌がつるつる。コシはまぁまぁだけど、啜ると縮れでピロピロとした食感を楽しめます。
カップうどんでこれだけの食感を楽しめる麺はあまりなかったと思うのですが、
よくみりゃこれノンフライ麺のようですね。
カップ麺のうどん麺って個人的には懐疑的でしたけど、これなら歓迎ですかね。
スープというか汁の味わいはかなり濃厚。
旨味もつよいけど塩味も脂味も濃くて、結構後味が残る感じ。
でも、このくらい濃くても麺とのバランスはちょうどいいくらい。
麺肌がつるつるなのであまり汁と絡まないからでしょうけど、
逆に言えば最後に汁だけ飲み干そうとするとちょっときついかなとも……
前回の「日向夏……」は油分を柑橘系の酸味で中和しつつキレを出してくれましたけど
本商品はそういったものもないので油分がそのまままとわりつく感じ。
本来の博多ごぼう天とはそういうものかもしれませんけどね。
ちなみに、具は見た目通りに豊富でごぼうの繊維質の歯応えもばっちりでした。
というわけで、うどん麺は開眼の食感で驚かされましたし、それだけでこの価格も納得ですが、
欲を言えば「日向夏……」の汁の味わいでこの明星の麺の組み合わせを試してみたいかな。
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