麺紀行:前橋の「アンドレカンドレ」の「透明醤油ラーメン」
本日もポタリング&麺紀行と行きましょう。
行く先は前橋市、プジョチャリでの出撃です。
「ANDORE KANDORE(アンドレカンドレ)」という変わった名前のラーメン屋さん。
群馬日産(GNホールディングス)の本社、日産前橋城東店の斜向かいにあります。
変わった名前なのでどんな意味かと調べてみると、「井上陽水のデビュー当時の芸名」と出てくる。
へぇ~ですし、“芸名”っていうのも芸人だったんかよと突っ込みたくなるけど
歌手というよりもちょっと変なクセのある歌を歌ってたみたいなので、それで“芸名”なのかな。
意味は、韓国語で「ベロンベロン(に酔う)」とか紹介されてたりしたけど、
正確には「コンドレマンドレ(コンドゥレ・マンドゥレ)」がその「ベロンベロンに酔う」の意味で、
そこから発想して「アンドレカンドレ」の芸名に決めたということのようです。
「コンドレマンドレ」からどうすると「アンドレカンドレ」になるのかも謎ですが、
なんにしても「アンドレカンドレ」に意味はなさそうですし、
そうなるとこの店の名前の由来も井上陽水からみということになるんでしょうかねぇ。
仮にそうだとしても、店長さんと井上陽水ネタで盛りあがるほど井上陽水に関する知識はないので、
わざわざそのことを尋ねる勇気もなく、いろいろと妄想だけに留めさせていただきました。
メニューはシンプルで透明醤油/たまり醤油の2種にトッピング違いが3種。
ただし、麺は細麺と縮れ麺が選べて、その組み合わせの中から選びます。
なお、食券自販機スタイルではないのですが、前払い制となっています。
「透明醤油ラーメン」900円を注文。麺はちぢれ麺を選択。
スープはメニュー名通りに底まで透き通るほどの透明度。
実際はシュンとした切立どんぶり形状、というかラッパ状に反っているどんぶり形状もあって
麺などに遮られて底までは見えないんですけどね。
醤油のコクなどもあまり感じられないので、メニュー名を知らされずに食べたら塩ラーメンと思うかな。
ただ、透明であっさり系に見えるけど油滴はかなり浮いていて口当たりは結構まったり。
でも、柚子ががっつり効かせてあって脂のくどさは皆無でキレがある。
麺は加水多めで縮れのあるものですが、そこそこの細麺。
細いのにコシが強い。麺肌つるつるで啜ると縮れの分だけ麺が暴れてトゥルトゥルッとした食感。
こりゃぁ美味い。スープとの絡みも味のバランスもバッチリ。
他に極太メンマは甘めの味付け、ワンタンの餡は肉々しく肉汁も美味い。
あとは海苔、三つ葉、そして磯海苔かと思いきや黒い小さな葉のついた野菜? ブラッククローバーか?
もちろん、スープまで完飲。
ただ、ラッパ状どんぶりなのでスープの量は非常に少なく、あまり飲んだ気にはなりませんでしたが。
それでも麺の量とワンタンもあるのでちゃんと満腹になり、大変美味しい一杯でした(*^_^*)v
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