カップ麺:ペヤングでないわけでもない「あさりバター醤油味」
先日はスマーク伊勢崎でバンクシー版画展なんぞを覘いてきたわけですが
メインの目的はペヤングの新作「肉海鮮やきそば」が5月13日発売との情報から
スマーク伊勢崎内の「食の駅(ファームドゥ)」なら売ってるだろうと買いにいったことなのでした。
んが、売ってなかったorz
ならば、ダメ元だし最近覘いてなかった同じスマーク伊勢崎内のヴィレッジヴァンガードへ。
そこでもお探しの「肉海鮮やきそば」はなかったのですが、見たことのないペヤング商品を発見!
まるか食品、いや販売は「ユアサ・フナショク株式会社」になっていますが、
ペヤングやきそば「あさりバター醤油味 浜で焼いた香ばしい旨味!」です。
ヴィレヴァンで税込231円。
先日の寿がきや♥ペヤングの「そばきや」の記事でも書いたように
いちおうペヤングの新作はまるか食品・ペヤングのホームページで定期的にチェックしているのですが、
こんな商品が発売されていたなんてまったくもってノーマークでした。
その「そばきや」も公式ホームページではスルーされてなんの情報もなかったわけですが、
こちらはいちおう曲がりなりにも「ペヤング」ブランドを掲げているのにスルーとはこれいかに。
どうやら4月8日発売とのことなので、もう1ヶ月以上前だし、「そばきや」(4月22日)よりも前ですが、
いままでスーパーやコンビニなのでも見かけなかったので、不思議な感じです。
そもそも、販売者の「ユアサ・フナショク株式会社」って何? ってところですが、
帰宅してから調べてみると、千葉県船橋市で1937年創業の肥料・雑穀等販売の湯浅商店が発端。
企業理念で「地域密着型企業」が掲げられているので、千葉県限定かそれに近い形での販売なのかな。
商品名やパッケージデザインでそれらは謳われていませんが、千葉県の形だけは緑色で描かれてるし。
そして、本商品は千葉県の海沿いで食べられる「あさりの浜焼き」の味わいを再現したものとのこと。
確かに、ハマグリはBBQなどでもそのまま焼いてバター醤油で食べたりしますけど、
アサリとなるとあまりそんなイメージはないですから、千葉県特有の食べ方なのかもしれませんね。
もっともアサリといってもそれなりにサイズの大きなアサリなんでしょうけど。
それで、アサリを使ったカップラーメンはたまに見かけますけど、焼きそばというと珍しいかな。
もちろん、浜焼きなので焼きそばにつながってくるんでしょうけどね。
ただ、ペヤングとしては焼きそばよりパスタ味でしたけど「ボンゴレ風」で使ってましたね。
では、作って食べてみましょう。
先入れの乾燥かやく、後入れの液体ソースの2つの別添袋入りで、ペヤングらしく具だくさん。
いつもの麺で熱湯3分湯切りです。
はい完成。思ったよりもアサリ感が少ないかな。
「ボンゴレ風」よりアサリの具は少ないし、それよりもネギの緑が多いっていう見た目。
香りはバターに香ばしい醤油の感じがよく出てます。焼いても焦がしてもないのにね。
食べてみると、バターのこってり感はあんまりなくてサラサラすっきり。
味付けも醤油のコクはあるけど比較的すっきり。
だけど、アサリらしいかすかな渋味を伴った旨味がしっかり出ています。
明らかにアサリの具からそれが出ているというよりも、ソースの味付けでそうなってる。
それぞれも素材の香りや味わいとは違ったところからそれらが感じられるのは少し違和感だけど
そんなことを気にせず全体を捉えて味わえば、とっても調和が取れていて、とっても美味しい。
ネギ好きなボクですけど、ネギよりアサリをもっと多くしてくれたらなお良かったんですけどね。
というわけで、もう少しで見逃してしまったかも知れない商品でしたけど、
ほとんど偶然にも近い形でありつけることが出来て、しかも美味しかったので、めでたしめでたしです。
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