カップ麺:寿がきや♥ペヤングの「そばきや」
最近はカップ麺の新商品情報をすべて欠かさずに目を通すなんてことはなく
(コロナ禍で麺紀行が制限されていた時はカップ麺の情報はほぼ確認してましたけど)
たまたま店頭で見かけて気になったら買う程度なのですが、
それでも地元企業のまるか食品・ペヤングの新商品情報だけは欠かさずに押さえるようしてます。
しかし、先日「ヒストリア前橋」 を観に行った帰り、
JR前橋駅で時間があったのでヒマつぶしで駅構内のニューデイズに立ち寄ったら……
こんなのを発見! どうみてもペヤングの新商品、だけどこんなのが出るのなんて知らんかったぞ!
ペヤングの公式ホームページでも何のアナウンスもされてなかったはずだが……
もっともペヤング(まるか食品)の場合、
昨年も「炎のネギ辛やきそば」が一時期公式HPから抹殺というか手違いで非表示になってたり、
最近も新商品の発売順と「お知らせ」ニュース発信の順番とかかなりごちゃごちゃしてたりするので、
そんな手違いか何かで、ボクの知らないあいだに新商品が発売されてるのかなとも思ったのですが……
これはまるか食品・ペヤングから販売されてるのでなく、あくまでも寿がきや食品の商品なんですね。
だから、まるか食品の公式HPで新商品としてアナウンスされてないわけです。
ただ、もうひと目みて分かるようにパッケージサイズからして製造しているのはまるか食品そのものです。
なんらかの形でまるか食品からもニュース発信すればいいのになとは思いますけどねぇ。
また、寿がきや食品とまるか食品の共同事業ということですが、
なんとなく企画・開発は寿がきや食品主導で、まるか食品が製造委託を請け負ったという形ですかね。
まるか食品の方から寿がきや食品に働きかけたというのは考えにくい感じですから。
寿がきや食品のカップ麺では「富山ブラック風 油そば」など汁無しのものもあるにはありますが、
それでも基本は汁有りカップラーメンで汁無しのはその亜流みたいな感じなのでイマイチで、
だから製造はまるか食品に任せたということですかね。勝手な想像でしかないけれど。
ちなみに、調べたら4月22日新発売だそうです。なお、税込246円で購入。
あっ本商品は「寿がきや×ペヤング スガキヤ♥ペヤングまさかのコラボ
そばきや スガキヤラーメンがやきそばになったよ! 和風とんこつ味 名古屋の味 別添 かくし味付」。
やたらと文字が多いのもペヤングらしくはないですかね(笑)
いちおう、寿がきや食品について補足すれば愛知県豊明市に本社がありますが、
最近になって群馬県高崎市にも工場ができています。
また、スガキヤ(寿がきや)ラーメンは昭和23年に名古屋市栄に1号店がオープンしたラーメンチェーン。
今はスガキコシステムズが運営となっていますが寿がきや食品とはルーツは一緒です。
ただ、愛知県生まれ、愛知県育ちのボクですが、あまりスガキヤとは縁が薄かったので、
スガキヤラーメンを食べても懐かしいとかソウルフードだとかの感覚にはなりませんけどね。
なお、寿がきや食品のカップラーメンとして「スガキヤラーメン」はこの時に食べたのが最後かな。
実店舗でのスガキヤラーメンとなると学生時代に食べたことがあったかどうかというくらいですかねぇ。
というくらいなので、その味を焼きそばで再現したと言われてもピンと来ないでしょうけど、
とにもかくにも作って食べてみましょう。
先入れ乾燥かやく、後入れ液体ソース、そして「かくし味」と書かれたふりかけの3つの別添袋入り。
かやくもソースも袋にはしっかりと「ペヤング」の文字が書いてあります。
かやくは以前の「帰ってきた!豚骨醤油」の使い回しのような気もしますがどうでしょうか。
麺はいつもの、いやペヤングとしていつものでしょう。熱湯3分で湯切り。
失敗作のペヤング「細麺 豚骨」の1分湯切り麺でなくてひと安心です(笑)
完成です。具はベーコンみたいな味付豚肉、メンマ、ねぎとなっていてけっこう具だくさん。
「かくし味」のふりかけは胡椒かなと思いきや魚粉でした。
それにしても、香りを嗅いだら……あぁこれこれスガキヤだわぁと反応してしまいました。
スガキヤラーメンの味をあまり覚えていないみたいに書いてたのに、
どこかで脳のニューロンには記憶されていたんでしょうかねぇ。
匂いにはそういう記憶を引き出すというか手繰り寄せるきっかけになりやすいのかも。
味わいは豚骨でそれなりにオイリーな割にはあまりくどさがなく食べやすい。
でも、とってもクリーミーな舌触りが味わえます。スープがないのに不思議です。
そういう意味では、いままでのペヤングの豚骨味焼きそばの中ではもっとも豚骨らしいし
塩味など控えめで豚骨の良さをストレートに感じられる一杯になってます。
こりゃぁやっぱりペヤングの実力というより寿がきやの実力と言わざるを得ないのかもね。
| 固定リンク
コメント