« 咳は止まねど麺紀行:本庄市の「六助うどん」のカレーうどん | トップページ | 新書「『今どきの若者』のリアル」を読了 »

カップ麺:ペヤングが細麺に再チャレンジ! 今度はまともか?

B240223_01 
まるか食品・ペヤングやきそばの「カタ極 細麺 旨味が絡み合う細さ! 豚骨 熱湯60秒」です。
ペヤングにしては文字数の多い商品ですが、中身は“細”と“豚骨”というだけのことですね。
2月19日新発売とのことで、食の駅にて税込213円で買ってきました。

ペヤングとしては珍しく麺がいつもの使い回しでなく専用ということのようですが、
実は2年ほど前にも「九州豚骨」というので細麺・1分湯戻しというのがありましたので
そのリニューアル版と言えなくもない商品です。

というかその時のはただ細麺なだけでモショモショ感なく重たい油に負けてグチョっとしていて
こりゃぁ大失敗というか世に出すレベルじゃないという感じでしたから、
リニューアルというよりリベンジ、再チャレンジという位置付けになろうかと思います。

ただ、“豚骨味”というところに着目するとそれ以外にもいままで多くの商品化はされてますし、
特に昨年秋の「帰ってきた!豚骨醤油」はいつもの麺のままでもとても美味しく仕上がってました。
さて、本商品では細麺によってさらに美味しくなっているのか、
それとも……なのか、作って食べてみましょう。

 

B240223_10 
先入れの乾燥かやくと後入れの液体ソースの2つの別添袋入りです。
湯戻し時間は1分、いや60秒ということで、かなり慌ただしい。

B240223_11 
あっという間に完成です。
具はペヤングとしては少なめかなとも思いますが、それでもベーコンみたいな豚肉は多め。
他にキクラゲとネギという構成です。

昨年の豚骨ではキクラゲではなくメンマが入ってましたし、
2年前の細麺では高菜と紅生姜が使われていましたね。
ネギはやや細かくて湯切り時に流れ出しやすかったのが残念です。
なお、湯切り孔は横長タイプ、つまりパーシャルオープンは直線カットで製造は赤堀工場でした。

で、湯切りしても麺全体としては直方体を維持してるくらいに固いです。
若干、ところどころ湯戻しが不十分じゃないかと思しき部分は見受けられますが、
食べてみてボソボソ感があるとかの問題はなかったです。

が、やはりモショモショ感とかモゾモゾ感とか細麺、バリカタ麺特有のありがたみは感じませんねぇ。
まぁ、悪くはないというレベル。いつもの麺とは違うけど、別にいつもの麺でも良かったような……
というくらいなので積極的に歓迎はしませんが、かといって失敗作呼ばわりするほどでもないかな。

味付は豚骨感はしっかりしてるけど油はさらっとしていて食べやすいし
おそらくそれが麺の食感の悪さに繋がっていってないんだと思う。
というか、たぶん、麺は以前の細麺とほぼ同じなんじゃないかな。そこに技術革新の後は感じないね。

具の豚肉は昨年の豚骨にも使われていたのと同じものだと思われます。
見た目はベーコンっぽいけど食べるとビーフジャーキーみたいな食感で噛むほどに旨味が出てくる。
もちろん、牛肉の旨味じゃなくて豚肉だし、少し甘じょっぱい味付けが強すぎるけど。

 

というわけで、総評としてはそれなりにまとまりは感じられましたけど、
それでも細麺が圧倒的な魅力とまではいってないので、さらに頑張りましょう!というところですかね。
って、ボクが上から目線で云う資格はありませんけど……(笑)

|

« 咳は止まねど麺紀行:本庄市の「六助うどん」のカレーうどん | トップページ | 新書「『今どきの若者』のリアル」を読了 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 咳は止まねど麺紀行:本庄市の「六助うどん」のカレーうどん | トップページ | 新書「『今どきの若者』のリアル」を読了 »