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カップ麺:凄麺じゃないニュータッチ「大阪かすうどん」

前回記事の「八王子ラーメン」に続いてニュータッチの凄麺でないシリーズ(?)のカップ麺ですが、
今回のはラーメンではなくうどんです。
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ヤマダイ・ニュータッチの「大阪かすうどん 『かす』入り揚げ玉!」
さらに、「『かす(油かす)』とは、牛の腸をじっくりと油で揚げたものです。」となってます。
これも、スーパーのベイシアで税込149円とそこそこの安値で売ってたので
前回紹介の八王子ラーメンと一緒に買ってきました。

また、これも「食から日本を考える。NIPPON FOOD SHIFT」というシリーズになっていて
「国内産とろろ昆布使用 麺には国内産小麦100%使用」ということが謳われています。
そして、これも「八王子ラーメン」と一緒で1月22日新発売ということです。

それにしても、「かすうどん」と聞いて、
あぁ天かすが入ってる関東だと「たぬきうどん」ね、と早合点してしまったボクなんですが、
それは関西では「天かすうどん」や「はいからうどん」(?)と呼ばれ「かすうどん」とは別物なんですね(驚)

ということで、ボクは生まれてこのかた「かすうどん」というものを経験したことも見たこともないので
再現性がどうのこうのについては何も語れませんが、とりあえず食べてみましょうかね。

 

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先入れの乾燥かやくと後入れの液体スープの2種の別添袋が入っています。
右画像の水色矢印のように乾燥かやく内には正方形の謎の具が入っていましたが、
どうやらこれがとろろ昆布のようですね。

うどん麺ということで湯戻し時間は5分と長めとなっていますが、油揚げうどんとしては普通ですかね。

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完成です。とろろ昆布がいい具合に溶けて(崩れて)いるし、カマボコが彩りのアクセントになってます。
一方で、“かす”についてはあまりパッとした感じではなく、天かすと一緒やんってのが第一印象。

食べてみると、スープはけっこう濃厚。まったりした“かす”の脂感にまみれる感じ。
実際に粒々となってる“かす”の具もスープとともに口の中に入ってくるわけだが
これがまたさらにまったりした脂の旨味とともに弾力のある歯応えがあり美味しい。

そこにとろろ昆布も含めて口にすると今度は微妙にヌルッとした食感に昆布の旨味が感じられて美味い。
この“かす”ととろろ昆布の旨味と食感の対比が面白いし相乗効果を出しているのがいいところ。

で、うどん麺についてですが、カップ麺によくある平打ちの縮れの強い麺ですが、
それにしてもきしめんかよといいたくなるくらいに平たく、折り畳んだように縮れが強い麺になっていて、
それ故にスカスカ感はないけど、啜るとペタペタペタンてな感じで笑っちゃうほど面白い食感です。

面白いけど、いい気になって啜るとテーブルの四方八方にスープを撥ね散らかしてしまいますけどね(笑)

 

なんにせよ、美味しいし、面白いし、こってりで食った感もしっかりあるので満足感が高い一杯でした。
もっとも、本来の“かす”はこれとはずいぶんと違ったものじゃないのかなと想像するんですけどね。

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