単行本「幸せな虎、そらそうよ」岡田彰布著を読了
ベースボールマガジン社の「幸せな虎、そらそうよ」岡田彰布著を読みました。
前回紹介の「火の玉ストレート」だけでなく
ここのところ阪神タイガース絡みの単行本ばかり読んで記事を書いてますし、
その中にも岡田彰布著の単行本「そら、そうよ」もありましたが、
本書は今年11月30日発行、つまり阪神タイガースが38年ぶりの日本一になった後に発行され、
その内容も今シーズンの阪神タイガースの戦いを振り返ってのものとなっています。
ちなみに、本書はまだ昨年のうちに「火の玉ストレート」を読んでいる最中の
12月12日に発売開始という情報を得ていたので、こりゃその勢いで買って読まにゃいかんなと思い、
この時にスマーク伊勢崎に新しくできた書店・丸善にて買ってきたものです。
まぁでもあまり浮かれたことを書いていると
阪神タイガースファンでない方からの嫉妬とかがあるやもしれないので、
この記事は淡泊に行きますかね(笑)
本書の「はじめに」にはこんなことが書かれています。
(以下引用)
孫ほど年の離れた選手もいるけど、オレの話によく耳を傾けて、やるべきことを理解して
くれた。春、夏、秋と、戦えば戦うほど強くなった。オレの思っている以上の力やったからね。
あれ、こいつら、こんな力あるんやと、何度驚かされたことか。ベンチで笑顔になるのは、そ
んな気持ちの表れよ。期待感のほうが大きかった。そらそうよ。どれくらい公式戦で力を出す
んやろと思ってた。
この本では、そんな若い選手たちにオレが1年を通して伝えてきたことを書いている。
(中略)
さあ、日本一になった。これを黄金期の入り口として、まずは皆さん、喜び合ってください。
(引用終わり)
「1年を通して伝えてきたこと」とあるように、
ここ1年の阪神タイガースに関するニュースに注目して読んできたボクら阪神ファンからすれば
ほとんど知っているというか聞いたことがあるような内容となってました。
また、岡田監督は2024年シーズンも引き続き阪神の指揮をとるわけですから、
阪神のチームにも選手に対する愚痴なども皆無ですし、
他球団のチームや選手に対する言及もほとんどありません。
つまり、この「はじめに」に書いてあるように選手を賛美しているような内容がほとんどです。
まぁ、タイトルからして「幸せな虎、……」ですから、虎ファンにとっては幸せいっぱいの内容ですね。
ということもあるので、余計に内容にまで触れることはやめましょう。
虎ファンだけが幸せになればいいことですから(笑)
そして、本書の最後は次のように締めくくられています。
(以下引用)
タイガースの黄金期はホンマに出来上がる。今回の日本一は、その幕開け。
もっともっと強くなる。
ファンの期待に応えるチームに、タイガースは歩みを止めません。 (引用終わり)
いい切っちゃいましたね、岡田監督。
まぁ、もっと強くなるのは確かな手ごたえがあるのでしょうし、だから黄金期と言えるのでしょう。
ただ、黄金期に入ったからといって優勝し続けられるほど甘くもないのではと、
過去のアレコレなことからどこか懐疑的な気持ちになるのがこれまた阪神ファンのサガなんですが。。。
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