ペヤング「煮干し油そば」を実食
まるか食品・ペヤングの12月4日新発売の新作カップ麺「やきそば 煮干し 油そば」です。
ペヤングには珍しく「旨味濃厚後がけ煮干し粉末付き」と能書きが書いてあります。
食の駅で税込213円で買ってきました。
“やきそば”なのに“油そば”なので、「どっちなんだい」ときんに君に言いたくもなりますが、
まぁカップ麺だと湯切りして掛けるのをソースと呼ぶのかタレと呼ぶのかの違いはあっても
実質的には焼きそばも油そばもまぜそばも汁無しラーメンも同じようなものですからね。
それでも、ペヤングはいままで日本蕎麦みたいなのやイタリアン・パスタみたいなのでも
“やきそば”のれんはそのままでしたし、
一方であまり油そばとかまぜそばとかの名称は無かったので少し珍しいのかなと感じましたね。
ボクが知る限りでは“油そば”となっていたのは、こちらの
昨年11月7日発売の「豚バラ入り 油そば」くらいですかね。
これも買って食べたのですけど、何故か記事にはしていませんでしたし、味はもう忘れました(汗)
それと、大昔の2011年に「焼きラーメン」がありましたけどね。
さて、今回の煮干し油そばです。作って食べてみましょう。
先入れ乾燥かやく、後入れ液体ソース(油そばなのにタレじゃなくてやきそばソースと書いてある)、
そして後入れの調味料=魚介粉末の3つの別添袋入りです。
ただ、やきそばソースと書いてあっても、中身はドロドロしたタレと言いたくなるものでした。
あと、麺はいつものでしょう。熱湯3分で湯切りもいつも通りでしょう。
完成です。可愛いナルトがあるのが唯一の油そばらしいところですかね。
それより、砂をかけたような魚粉が特徴的で、香りももろ魚くささですね。
もちろん、この香りも煮干しの旨味も嫌いではないのですが、
魚粉となるとラーメンでもザラつきがあったりするのは少し抵抗があるですよね。
特に焼きそば(油そば)となると余計にそのザラつきと口の中水分を持ってかれる感じが嫌なのよね。
で、実際に食べてみると、意外や意外にその魚粉のザラつきはほとんど感じません。
魚粉の粒子がかなり細かいのと、ドロドロした粘度が高く油っこいタレが魚粉を包み込んでいるので
ザラつきを感じないのかもしれませんね。
ただ、その分麺同士がタレの粘度で全体にベターとして塊りになりやすくて
たぶんそのせいでしょうけど麺そのものも柔らかくでグチュグチュした食感となってしまってました。
本来はもう少し太麺にするかストレートにするかしないと合わないのでしょうが、
そこはペヤングですから麺はいつものままで押し通した結果がコレということなのでしょう。
湯戻し時間を2分とか1分半とかにするとまた違ったものに感じたかもしれませんけど。
ということもあり、全体的に濃厚だけど単調な味わいと食感となっていて、
ペヤングらしい具の多さも感じられなくて、ちょっと残念な一杯という感じでした。
というか、そもそもからしてペヤングらしい突き抜けたハチャメチャぶりがないのよね。そこが残念。
とはいえ、前作の「豚骨醤油」はハチャメチャさはないけど普通にメッチャ美味しかったんだけどね。
| 固定リンク
コメント