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じゅごんで前橋へ麺紀行:「武夲庵」の美味しい蕎麦

本日はちょいと野暮用で先月行ったばかりのけやきウォーク前橋へ行ってきました。
それについては改めて別記事とさせていただきますが、
その前に同じ前橋市内で麺紀行と行きましょう。
天気予報では午後から風が強くなりそうだったので、じゅごんでの出撃です。

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以前から看板と駐車場から蕎麦屋さんがあるらしいことは認識しており、でも
お店自体が見当たらないことと何となく街中にある定食屋に近いお店かなと決めつけていたのですが、
けやきウォークの近くで麺紀行できるところとして探していたら
食べログ評点3.63点とかなりの高評価であることを今さらながら気づいて、行ってみました。

看板は「武夲庵」と大に十の“夲”と見慣れない漢字が使われていますが、
ネット上では「武本庵(たけもとあん)」となっているようです。
“夲”は“本”とはもともとは別字だけど、“本”の俗字や異字体として使われているんだとか。

で、お店というより完全に民家というか個人宅というところですね。
表札も掲げてあり、「竹本」さんのようです(汗)

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玄関で靴を脱いで上がります。座敷席のみのようです。
ちょいと変わった室内ですが、他に客もいないということもあり何故か落ち着く空間。

 

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蕎麦茶には蕎麦殻ではなくて蕎麦の実がそのまま入っています。
美味しいし、蕎麦の実なのでそのまま食べられんですね。
よくよく考えたら市販の蕎麦茶でも食べられるんだ。今度やってみよう。

そして、なにやら蕎麦の食べ方のウンチクが書かれています。
まぁボクはわさびも薬味もそば汁の中には入れずに、箸休め的につまみながら口にしますが、
蕎麦にわさびを付けてからそば汁に浸して食すというのはやらないですね。

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で、注文したのは「野菜天せいろ」1300円。
そば猪口もそば徳利もとても小さくて可愛い。
そば汁は鰹出汁の香り旨味が非常に濃い、返しもやや濃いめ。

蕎麦は白っぽくて所々に星が見えます。そして、長くて非常に細い。繊細です。
食感も繊細。硬めでモゾモゾ・モショモショの啜り心地を堪能できます。
そして、蕎麦の味も個性的。いわゆる蕎麦のえぐみが独特。

実は、えぐみっての定義がよく分かってなかったりするのですが、
五味のうちでもないので曖昧なのも無理からぬことなんでしょうが、
苦味と渋味(これも五味じゃないけど)と旨味が複雑に混ざったようなものなんでしょうが、
そのうちの苦味だけを完全に取り除いたようなのがこの蕎麦の風味という感じ。

ちなみに、わさびを蕎麦に付けて食べる食べ方もやってみましたけど、
それはそれで面白さもあるのですが、この独特のえぐみが感じにくくなるのでボク的にはなしかな。
定期的にわさびを少し口にて、鼻を通りを良くしてから、蕎麦は蕎麦として味わうのが好き。

 

天ぷらも食べやすいサイズになっていて、またさらっとした油で揚がっていて美味しい。
そば湯は最初はサラサラタイプかと思いきや最後はトロットロの白濁タイプでした。
これまたその変化、そば汁との希釈の変化などを楽しみながら飲むことができて
最後の最後まで堪能することができました。

というわけで、食べログ高評価に違わず本当に隠れ家的に超美味しいお蕎麦屋さんでした(*^_^*)v

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