麺紀行:「ヴォレ・シーニュ」@県庁31階のラングスティーヌ?
「群馬アーキテクチュアアワード」パネル展示@群馬県庁をざっと見た後は麺紀行といきます。
県庁の31階にある「欧州料理レストラン ヴォレ・シーニュ(Voler Cygne)」というお店です。
本当は先月の「ぐんまフランス祭」の後にここで麺紀行しようかなと予定していたんですが、
何故か謎の「上州太田焼きそば会」に行ってしまったので、課題となっていた店なんですよ。
ただ、よくよく考えたら本日は世間では俗にいうクリスマスなんでしたね(笑)
群馬県で一番高い建物である県庁の31階にあり展望もよいレストランとなると
(ちなみに、県庁は33階建だけど33階は機械室、32階は展望ホールなど)
昨夜のクリスマスイブほどでなくとも独身ぼっちのおじさんにはきつい状況かも、
と一瞬ひるみましたけど、大丈夫そうでした(汗) クリスチャンじゃないし。
ところで、店名の「Voler Cygne」って何語でどんな意味なんですかね。
調べてみると、どうやらフランス語で「飛んでる白鳥」ってな意味合いみたい、たぶん。
群馬県で一番高層階にあるレストランなので、そんな意味の店名なんですかねぇ。
それにしてもフランス語ということはフレンチレストランなんでしょうか。
ただ、メニューにはパスタ類もあるのでイタリアンっぽさもあるし、麺紀行にもなりますね。
「ラングスティーヌのトマトクリームスパゲッティ」2760円です。
サラダ、ドリンク(ホット紅茶を選択)も付いてきますけど、すごく高い!
ただ、他にも5種類のパスタメニューがあり、それらはセットで1760円なので、少し高め程度で、
このメニューだけがさらに1000円も高い特別メニューになってます。でも「おすすめ」だって(呆)
で、ラングスティーヌ(Langoustines)って何?
これもフランス語で手長海老(アカザエビ)のことだそうです。
イタリア語ならスカンピ(Skampi)なんだそうですが、そりゃ美味しそうな響きじゃないね(笑)
このパスタ、まずもってそのエビの香りがそうとうに強い。
エビ臭というよりエビのミソ臭、というかカニミソとの区別があまりつきませんが。
パスタソースの味わいもそのエビミソの旨味にクリームやチーズなどもあり、かなりまったり濃厚。
でもトマトの酸味がじんわり効いているので後味は上品。
スパゲティは何故か表面が非常にツルツル。
ここまでツルツルのパスタってあんまりない感じだけど、濃厚ソースとの相性は悪くないですね。
ただ、食感的にはちょっと戸惑いを感じてしまいました。こういうのもアリなんでしょうけど。
そして、肝心の、具材としてのラングスティーヌですが、甘エビに近い味わいで美味しい。
美味しいけど、可食部分はあまり多くはないので、少し物足りない気がしますね。
食べるの面倒くさいし(汗) これでプラス1000円は割高だなと思うけど、
エビミソがソースに入っているということと、香りにも貢献しているということなんですかね。
ただ、率直にいってボクには高級過ぎてありがたみが分からんというか、
庶民感覚ではやはりランチに3000円近くというのは高過ぎるなぁと感じてしまいます。
庶民感覚というより貧乏性なだけなんですけどね(汗)
| 固定リンク
コメント