深谷の「割烹楓」までポタリング&麺紀行、と誠之堂・清風亭を見学
本日も天気がよく風も穏やかなので絶好のポタリング日和。
ということで、プジョチャリで埼玉県深谷市まで麺紀行を兼ねてサイクリングロード主体のポタリング。
「割烹 楓(かえで)」という日本食屋さんです。
左画像の左端にフロアガイドみたいなのが描かれていますが、
大宴会場・小宴会場・新館×2・さらに2階にも2間もあるという広くて複雑なお店です。
なんでも200席以上あって100人での宴会も可能なのだそうです。
このお店はたしか昨年の秋にタクウマで煮ぼうとうが美味しい店として紹介されていて、
それでボクは候補店に入れていたのですが、先月にはケンミンSHOWでも取り上げられて
その時はカレー焼きそばが美味しいというか変りメニューとして紹介されてました。
今回はむしろカレー焼きそばの方に興味があったのでそれ狙いで出向いたわけです。
まぁ、深谷の煮ぼうとうは先月「麺屋忠兵衛」で食べたし、それを越えられなさそうですしね(汗)
「 カレー焼きそば Bセット(サラダ、ミニ丼、ドリンク付)」1200円です。
ミニ丼は「ネギのかき揚げ丼」を、ドリンクはホット紅茶を選択。
オレンジジュースやマンゴージュースっぽく見えるものはサラダ用のドレッシングです。
それにしてもなかなか個性的な焼きそばです。
目玉焼きは普通で、じゃが芋入りは北関東ではたまにあるけど、青のりではなく刻み海苔、
なんと言っても紅生姜ではなく福神漬けとらっきょじゃなくてネギの酢漬けの付け合せが付きます。
カレーだから福神漬けやらっきょならぬネギの酢漬けなんですかね。
香りは完全にカレー。カレーライスというよりドライカレーのような香味です。
が、味はカレーのスパイシーさはまったくなし。辛くもないです。ソース味に近い。
カレー粉をふりかけて香味を付けているようで、それ故に麺肌が少しパサつく感じ。
さらに、じゃが芋が口の中の水分を吸い取っていくのでボクには少し苦手な部類の焼きそばです。
ただ、ネギの酢漬けが紅生姜以上に効果的で、これをひとかけら食べると口の中に唾液が湧いてきます。
もっとも、このネギ、太さからすると深谷ねぎではないと思うんですが、どうなんでしょう?
この焼きそば単品だと650円となりますので、まぁ興味本位としても納得できるレベルでしょう。
なお、ネギのかき揚げ丼はミニというにはややボリュームがありますが、
肝心のかき揚げにはネギらしさがあまり感じられなかったのが残念なところです。
なので、焼きそば単品にしておくべきだったかなと少し悔いが残りました。
おまけというわけでもないですが……
「割烹 楓」のすぐ近くにある「誠之堂・清風亭」を見学してきました。
この画像に映っているのは大寄公民館の建物ですが、
この裏手にその「誠之堂・清風亭」があり、公民館で手続をしないと見学できないようです。
手続といっても、日付とどこから来たかを記入するだけですが。
こちらが「誠之堂(せいしどう)」。大正5年に渋沢栄一の喜寿(77歳)を記念して建てられた。
つまり、これもいちおう渋沢栄一ゆかりの文化財(国指定重要文化財)となっています。
建物の内外ともいろいろと見どころはありますが、まぁ全体的にはこんな感じです。
右のは暖炉の上にある渋沢栄一の胸像レリーフなんですが、
顔だけヌオッと3Dになっているのでなんだか不気味な感じですかね(笑)
こちらは「清風亭(せいふうてい)」。
大正15年に建てられたもので、渋沢栄一とは直接関係ない(みたいです)が、
元々はどちらも東京都世田谷区の同じ敷地内に建てたものをここに移築したものとのこと。
こちらは埼玉県指定有形文化財となっています。
南欧(スペイン)風でリゾート気分に浸れそうですね。
大正ロマン真っ盛りな感じですかねぇ、なんて分かったような口を利くものではないですが、
第一次世界大戦直後の大正5年の「誠之堂」とは雰囲気が全然違うのも面白いところですかね。
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