麺紀行:「うどん舞鶴」から「手打ちそば舞鶴」に鞍替え&移転
先日、散歩していたら以前はとんかつ屋さん(「とん起」)だったテナント店が
「手打ちそば」の看板を掲げていたので、ランチタイムに麺紀行してみることにしました。
久しぶりにハリくんでの出撃です。
前回ハリくんを動かしたのは8月のこの時でしたから3ヶ月以上も乗りませんでした。
それが何か悪さをしたのかどうか分かりませんが、最初、2速にシフトアップしないんですよ。
本来なら15km/hを超える頃に2速に自動シフトアップするはずなんですが1速のまま、
なので22km/hくらいでケイデンス100rpmを越えてしまいまぁせわしない。
スタートから2kmくらい走ったところで特に何したわけでもないのに直りましたけど。
まぁ、やはりハリくんの2速オートマ機構は信頼性に問題がありですなぁ。
「手打ちそば 舞鶴」です。場所は粕川が県道前橋館林線と交差するところ。
なので、自宅からだとほぼ粕川サイクリングロードを下っていくだけです。
ところで、この“舞鶴”って名前、そしてこの看板の色合いや書体、
なんだかこちらの「うどん舞鶴」に似ている気がしますが……
「うどん舞鶴」も粕川の近くでしたけど、それはサイクリングロードを上流に行ったところでした。
で、訊けばその「うどん舞鶴」の店をたたんで、
今度は蕎麦屋としてこの「手打ちそば舞鶴」を始めたとのことでした。
「うどん舞鶴」もオープンしたのはこの記事のように昨年10月中旬ですから
1年あまりで移転というのも少し短いという感じですかね。
「うどん舞鶴」の時も最初はうどんだけだったのが、今春にはそばも選べたりして変化があり、
まぁいろいろと試行錯誤しているのか、様々な事情があったのかもしれませんね。
そういえば、今春の時は若夫婦風の従業員がいたような感じでしたけど、
この「手打ちそば舞鶴」ではボクくらいの歳のおじさんひとりでやってるようですし、
店のサイズもかなりこじんまりしています。やはり様々な事情があるんでしょう(汗)
ちなみに、
「うどん舞鶴」の方、確認しに行ってみたら、もちろんやってません。
けど、何故か蛍光灯は点いています。
店舗兼住居という形の建物ですから、まだ住んでいるのかもしれませんね。
となると、新しいお店が出来るという可能性もあまり期待できませんが。。。
さてさて、「手打ちそば舞鶴」です。
うどんはなく基本は蕎麦のみ。丼物が少しありますが。
「肉汁そば」900円を注文。そばは冷たく、肉汁は温かです。
キャンペーン期間中ということで海老天1本をサービスでいただきました。
なお、お茶or水、そば湯などはセルフサービスとなっています。
たぶん下げ膳もセルフみたいでした。ワンオペですからね。
で、蕎麦は綺麗に揃った細麺です。
あまりに揃ってるのでトコロテン方式の機械打ちかと思ったくらいです。
ただ、長さは不揃いな感じなのでそれではなさそうです。
でも、折り畳みの痕がないみたいなので手切りではなくロール式のカッターで切ってるのかな。
ところで、“手打ち”って謳えるのはどこまでなんでしょうかねぇ。
練り(捏ね)、延し、切りすべてを人の手でやったのが手打ちとは限らないんですかね。
あるいは、その店でなく外部の製麺業者が人の手でやったのならそれも手打ちなんですかねぇ。
まっ、定義とかはともかく美味しいかどうかが問題なんですけどね。
その意味ではこの蕎麦は見た目は繊細でエッジ感もありそうなんだけど
実際には少し柔らかくてエッジ感もなくコシも強くなく啜り心地は凡庸な感じ。
蕎麦の風味も特にこれといった特徴もない感じ。
ただし、つけ汁は肉の旨味・脂分だけでなく、ネギやゴボウなどの野菜、
しめじやエノキなどのキノコ類など具だくさんでそれらの旨味が複雑に折り合ってとても美味しい。
その意味では単にざる蕎麦を頼まなくて大正解でした。
まっ、蕎麦でなくてもうどんでもいいじゃんと言えばその通りかもしれませんが(汗)
というわけで、海老天サービスがなくともコスパに納得レベルですが、
サービスがあってさらに嬉しいというランチになりました。
今度は長く続くといいですね。
| 固定リンク
コメント