[昨日]日光観光、いや今市観光の最後は「宇都宮市水道資料館」
昨日はこの記事のようにラリっ娘で日光までドライブ&麺紀行してきたわけですし、
「今市用水円筒分水井(ぶんすいせい)」などを見て回ったのですが、
蕎麦屋の「報徳庵」で麺紀行した後も日光市というか旧今市市内をいろいろと巡ってきました。
で、途中の話はまた別記事にするつもりなのですが(もりだくさんで整理が追い付かないけど)、
最後にまた「今市用水円筒分水井」の近くというか杉並木公園の近くまで戻って来ました。
「宇都宮市上下水道局水道資料館」ってのがグーグルマップに表示されてるんで
水道資料館ってどんなモノ展示してんだ? そもそも今市なのに宇都宮ってイマイチ分かんないし(笑)
という感じでなんだか気になったので、寄ってみようということなんです。
が、これまた場所がいまいちよく分からない。というか、入り口とか分からない。
近くと思われる公営パーキングにラリっ娘を停めて、歩いて捜索することにします。
たぶん、水色矢印で示したピンク色っぽい屋根の建物がそれらしいんですけどね。
フェンスの奥にも門があって、確かに「宇都宮市水道 今市浄水場」なんて書いてありますから
たぶんここで合ってそうなんですけど、フェンスが張り巡らされていて入れない。
唯一入り口らしきところはこの工事車両が出入りしているようなところのみ。
そこにいる工事用の警備員の方に訊いてみると、
関係者以外は入れないけどインターホンがあるからそれで局員の方に尋ねてみたら? と。
で、インターホン越しに「資料館って見学できるんですか?」と訊くと、OKとのことでした。
結局、この局員のオジサン(ボクより若そうですが)がずーと案内してくれました。
※どうやら本来は事前に電話予約(土日休み)が必要ということになっていたようですorz
ここは大正初期に作られた浄水場で、この趣のある建物はその時に管理事務所として建てられたもので、
その後に資料館として使われているとのことです。
で、なんで旧今市市(日光市瀬川)にあるのに宇都宮市ってなっているのかというと、
ここから分水されて、ここで浄水して、宇都宮市まで水道を通しているからなのだそうです。
つまり大正初期にほとんど人海戦術でここ今市から宇都宮まで水道管を通したわけです。大変。
で、その当時の水道メーター、ベンチュリー計、水道管やその継手などなどが展示されてます。
また、当時の水道管敷設工事に使用された測量機器やら携帯電話機やらもあるし、
浄水用で使われる塩素を扱うための防護マスクなどの様々なものも展示されています。
思ったよりか見どころ満載だったのですが、
局員の方の迷惑になりそうな気がして早々に切り上げてきてしまったので少し心残りが。。。
それでも、無料でこれだけ楽しめたので、諦めずに見に行って正解でしたね。
なお、ここから歩いてすぐのところに「重連水車」というのもあったみたい。
また機会があったら見にいってみようかな。
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