[昨日]「日光市歴史民俗資料館」は「二宮尊徳記念館」でもあった
さて、昨日はラリっ娘で日光市までドライブ&麺紀行ということで、
「今市用水円筒分水井」を見たり蕎麦屋「報徳庵」で麺紀行したり、
その後は東武・下今市駅の「SL記念館」と「転車台」を見学したりしたわけですが、
それからさらに「日光市歴史民俗資料館」も覘いてみることにしました。
さらにさらにその後はまた「宇都宮市水道資料館」なんぞも見学してきたので
まぁ盛りだくさんというかちょいと欲張り過ぎて消化不良気味になってしまったんですけどね。
まぁでも、ボクは各地の歴史民俗資料館って滅茶苦茶凄いものがあるわけでもないけど
なんとなくその地域の特色とかがでていて、大抵は無料でのんびり見学できるので好きなんですよね。
伊勢崎市内だと赤堀歴史民俗資料館は企画展など含めて何度も行ってますし、
他にも今年は高崎市歴史民俗資料館、荒川歴史民俗資料館、にも行きましたし、
それ以前でも粕川歴史民俗資料館、水上歴史民俗資料館、本庄歴史民俗資料館にも行きました。
どこもちょっと古ぼけた建物で少し雑然と展示されてる感じで、そこがまたいい感じなのでしたが……
あらら、ここ「日光市歴史民俗資料館」はでーんと大きく立派でモダンな建物で
今まで行った歴史民俗資料館とはちょっと格が違うぞってな感じです。
あとで調べてみたら、まだオープンして5年くらいしか経ってないんですね。
でも、特に観光地・日光にかこつけて観光客、特に外国人観光客を当て込んだ展示でもなさそうだし、
入場も無料だし、ほとんど入場者もいなくて閑散としてますけどね。
ただし、タイトルにも書いたように、ここは歴史民俗資料館と同時に「二宮尊徳記念館」も兼ねてました。
というより、どちらかというと「二宮尊徳記念館」の方がメインとも言えるような構成になってます。
で、二宮尊徳って誰だっけ(笑) 小学校の校庭の隅によくある(ボクが通った愛知の小学校にもあったな)
薪を背負って本を読みながら歩いているあの二宮金次郎像の人ですね。
小学生のころはどんな人かもまったく知らなかったし気にもしなかったし、
大人になった今でも二宮尊徳のことはあまり詳しく知りませんでしたけどね(恥)
二宮尊徳(「そんとく」ではなく本当は「たかのり」なんだそうですが)は
江戸時代後期・小田原生まれですが、晩年は日光市の報徳役所にて没したとのことで、
それでこの地に「二宮尊徳記念館」が建てられたということだそうです。
そして、その二宮尊徳の思想や方法論のことを“報徳”と呼んでいるのだとのこと。
あぁ、この日の麺紀行した「報徳庵」ってそこから名付けられた店名なのでしょうかねぇ。
となると、なんだかここで伏線回収した感じですかね(笑)
まぁでも確かに、「報徳庵」つながりで「今市用水円筒分水井」も上から見えたし、
そこで麺紀行したからこそSL大樹の発車も見ることができたし、なんとなく報徳つながりですかね。
といっても二宮尊徳とはまるっきり関係ないですけど(笑)
で、二宮尊徳に関する展示物やその他日光市の歴史民俗に関する展示物も
あまりここで紹介することもないでしょう。興味のある方は行ってもらえばいいわけですし。
ですが、1点だけ紹介。
戊辰戦争の頃に使われた銃です。が見どころはその下に敷かれたまな板みたいな杉の板。
日光杉並木の杉の木を伐採した際に、その木の中から弾頭が出てきたものがコレだそうです。
戊辰戦争の時にここ日光でも幕府軍・維新軍の壮絶な戦いがあったらしくこの痕跡だろうとのこと。
こういうこの地域ならではの歴史が日本史全体に繋がっているのが面白いですねぇ。
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