[一昨日]クラシックカー in 桐生(前編)、今年の目玉はスバルA-5
一昨日、11月5日のことですが、この麺紀行の記事でも少し触れたように
クラシックカーフェスティバル in 桐生@群馬大学理工学部桐生キャンパスを見てきました。
昨年はコロナ禍鎮静後の3年ぶりの開催でしたけど、それ以前も含めて毎年恒例となってます。
なお、その日は月頭日曜日なので前サンこと前橋サンデーミーティングの開催日でもあり、
最初に前サンを軽く覘いてから桐生市へとハシゴすることも頭をよぎりましたが、
もう慌ただしくするのも欲張りするのもよした方がいいかなと思い、
ちょいと早めにじゅごんで桐生市に向かいました。
狙い通り駐輪もすんなり。
ですが、今年は臨時駐車場が多かったからなのか、その後も車の渋滞など酷くなかったみたいですが。
いちおう公式な開催開始時刻より10分前に到着したのですけど、もう始まってる感じですね。
ゲートオープンとかあるわけではないので、もっと早く来てもいいのかも。
そして、タイトルにも書いたように今年の(個人的な)目玉はこのスバルA-5です。
このスバルA-5というのは、量産化されることのなかった試作車であり、
なので本来「スバル」という名前もなく正確には「富士重工の開発符号A-5の試作車」ですね。
水平対向4気筒エンジン縦置きのFF車ですから、そのまま量産化にはつながらなかったとはいえ、
これが後のスバル1000(&ff-1)→レオーネ→レガシィへと続く礎となったと言えます。
ただ、エンジンもミッションもサス等もモノとしては全く別物として設計されてますけどね。
また、もちろん試作車が個人所有されているわけでないので、スバル所有で、スバルからの出展です。
まぁ昔はいい加減だったのでそれに近い話や競技マシンなどは流出して個人所有だったりしますが(汗)
なお、これも正確にはスバルの子会社のSTC(スバルテクノ株式会社)が管理し、そこからの出展です。
まぁ、ボクはこの試作車そのものはSKC(スバル研究実験センター)の倉庫に保管されてるのを
さんざん(というのは大袈裟だけど)見ていたので今さらというところもないわけではないですが、
何よりほぼ地元とも言える群馬県桐生市で毎年盛況を博しているこのクラシックカーイベントに
スバルそのものが貴重で希少なクルマの出展を協力してやり出したということが嬉しいんですよね。
しかも、そのSTCの社員さん数名が説明員スタッフとして対応してくれているというありがたさ。
というよりも、顔染みの先輩&後輩さんたちなので、まぁ嬉し楽しいことしきりです。
いやね、本当は役職定年後にSTiではなくSTC(当時はFTS)に出向となって
これらのスバル歴代車・記念車などの修理・管理・展示などをやらして貰えるのなら
早期リタイアなんてしてなかったところなんですけどねぇ。
で、そのSTCの方と与太話をしていたら、過去にも一度スバルP-1をここ桐生に出店してたんですね。
2014年の時だったそうで、ボクは秋磐梯オフとバッティングしちゃったので来なかった時でした。
その前後の2013年の時、2015年の時とかはちゃんと覘いていたんですけど。
そして、次回は日本初のモノコック&RR(フレームレスリアーエンジン)バスの「ふじ号」でも
出展してよなんてことを提案していたら、
今は外観のみレストア完了して矢島のビジターセンターの一番奥に横付けして展示されていて
そうそう簡単には外に出せない状態となってしまっているとのことです。うーん残念。
一度、レストア後の「ふじ号」を拝みに行きたいところですけど、
矢島のビジターセンターってどうやら10名以上で予約しないと見学できないみたいですからねぇ。
さて、スバルA-5だけで長々と綴ってしまいましたが、他のも観ていきましょう。
左:スバル・レオーネ。初代ですけどビッグマイナーチェンジ後の後期型。
右:スバル・レオーネ。2代目のエステートバン。これは昨年も見かけた個体ですね。
本音としてはここにスバル1000かff-1が1台展示されていて欲しかった。
で、この2台、スバルからの出展ではなく、いちおう個人の出展となってますが、
2台とも同じオーナーさん(出展情報では親子それぞれとなってましたが)。
実はよく知っている元会社の先輩でありラジコン仲間でもあった若〇さんの息子さんでした。
太田市でスーパーカブ専門店の「ガレージ521」をやっていて、
スワップミート@道の駅おおたにも出店している方で、断片的な情報はいろいろ聞いていたのですが、
この時にすべてが繋がりましたし、その方とも初めてお会いすることができました。
あっ、もちろん若〇さん(親父さんの方)にも久しぶりに会っていろいろ話をすることができましたけど。
そうそう、久しぶりに会ったと言えば、またスバルA-5のところに戻っちゃうのですが、
STCの方と話をしていた時、その場に来たおっちゃんが突然ボクの名前を出したようで、
「そこに居るじゃん!」ってな展開になって、なんとなく見覚えのあるようなないような方が……
あっ2年ほど前にスーパーのベルクの駐車場で見かけて長々とクルマ談議をしてしまった
あのスバルff-1のオーナーさんでした。奇遇ですなぁ(笑)
スバル360とスバルR-2はここでは常連ですかね。
それぞれの個体もどこかで見かけたようなものが多かった気がします。
それにしても、子どもたちの写生大会の対象としては大人気みたい。やっぱり可愛いクルマがいいよね。
と、まだまだ他にも紹介しておきたいクルマ(でも一部)があるのですが
記事が異様に長々となってしまうので、ここらで一旦ひと区切りとさせていただき、
また改めて別記事として続きを書いていこうと思います。
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コメント
今年はあるかと期待した矢島工場の感謝祭がなかったので、群馬行きを断念しました。でも、こっちにいけば良かったんですね。
A-5は佐野で開催されたファンミーティングで一度だけ観たことありますが、せっかくスバルさんが展示してくれたならもう一度観たかったです。
コロナ禍から何年もスバルの集まりに行ってないので、寂しくて仕方ありません。次の機会はいつ来るのやら。
投稿: ぶらっと | 2023-11-07 23:47
>ぶらっとさん
矢島工場感謝祭は再開されませんでしたねぇ。
いろいろと事情はあるんでしょうけど少し寂しいですね。
工場祭は準備とかいろいろ大変でしょうから中止だとしても
社員駐車場など場所だけ確保してスバルオーナーたちが勝手に集まる場を
提供してもらうだけでも意義があるとは思いますけどね。
投稿: JET | 2023-11-08 05:28