リビングのテーブル兼デスクを新調してみた
自宅のリビングダイニング(キッチン)ではこんな感じで横棚付のパソコンデスクというような机で
パソコン作業からTV視聴や食事までほとんどをこなしています。
食事もここでするので、この記事のタイトルではデスク兼テーブルと書きましたけど、
デスクとテーブルって明確な区別があるんですかねぇ。
で、暇なので(笑)調べてみると、基本は1人で使うのはデスク、多人数で使うのはテーブルなんだそう。
でも、食卓は1人で食べていてもテーブルでいいんだそうです。
まぁ、そういうことならテーブル兼デスクと表現しても間違いではないということでしょう。
ただ、以降は面倒なのでデスクとだけ書いていきますけどね(汗)
さて、この家に引っ越してきた時は壁に向かって座る形で
上の画像とは90°違う向きにデスクを設置していたのですが、
この時、つまり2014年秋にはこの形に落ち着いています。
で、このデスク自体はいつ買ったのかというと、この家に引っ越してくる前のことで、
このブログではなぜか記事にもしていないので詳細不明で記憶も定かでないのですが、
通販での購入履歴をみると2011年2月に購入していたようです。
メーカー不明・チャイナ製の型番FBP-1260Rで税別・送料込7600円の格安品です。
それまでは、脚がX字型になっているガス圧昇降式テーブルを使ってました。
もちろん、それもテーブル兼デスクとして使用していたのですが、
「テーブル」として売られていたものだと思います。
たしか、カヤバだかショーワだか何かのガスダンパーが使われていたと思いますし、
天板は無垢の一枚板で出来ていて、そこそこ高価なモノだった気がします。
社員寮を追い出されて、アパート暮らしになった時に勢いで買ったんでしょう。
それを処分してまでパソコン用とも言えるデスクを買ったのは、
おそらくその1ヵ月ほど前にパソコン(SONY VAIO-L)を新調したので
スペースの影響かなにかでデスクが欲しくなったのですかね。
なのに、当時、このブログで記事にしなかったのはどうしてだかよく分かりませんし、
記事にしていたら備忘録として有効だったのになぁと思うわけですが、
その後に例の東日本大震災があったので、うやむやになってしまったのかもしれません。
まぁ、なにはともあれ、その後も伊勢崎に引っ越してきてからもそのデスクを使いづけていたわけです。
もっとも、デスクなんて何十年も使い続けられるものという認識がありますから、
2011年からたかだか12年使ったくらいでは問題なんてあるわけはないと思うでしょ。
それが、すっとこどっこい。もう何年も前から問題があって騙し騙し使っている状態だったのですよ。
左画像の赤矢印の部分に黒いダクトテープが貼ってあります。
もちろん、ボクが貼ったのですが。
どうしてか、天板の前端の部分の化粧板がめくれあがってきてしまい
天板自体も中身がグズグズの状態になってしまっているからです。
肘が当たってチクチクするからダクトテープで暫定処置をして誤魔化していたわけです。
それに、ここ最近になってこのようになってしまったのではなく、実はもう早期リタイアする前から
つまりもう6,7年以上前からこんなことになってしまってたんですよ。
なので、何度もダクトテープを貼り換えたり、重ね貼りしたりして今に至ってるわけです。
なんでこんなになってしまったのか!?
この端というか角のところを何かでガンガンぶつけたりしていたわけでもないので、
どうやら肘を置いている部分が汗を吸湿してしまいグズグズになってきてしまってるようです。
確かに、夏場など半袖シャツで汗を大量にかいているとここはベタベタになりますから。
それで、タオルなどを肘置き代わりに置くわけですが、それもまたすぐに濡れちゃうわけで……
けれども、それにしても、今まで実家や寮やアパート、学校や会社でいろんな机を使ってきましたが、
こんなに短期間で天板がグズグズになった机ははじめてです。
こんなにもすぐにダメになってしまったのは天板の材質に何か問題があったのでしょうか。
この製品の天板の材質はどうやら合成樹脂パーティクルボードということになっています。
正直なところ、家具や建材の木材加工材料とかってまったく詳しくなくてなんのこっちゃ状態です。
ちょいと調べてみると、パーティクルボードは木片を固めて板にしたもののことのようです。
カラーボックスなどの素材でも使われているような感じですが、
木片ではなく粉にして固めたものとしてMFD(Midium Density Fiberboard、中密度繊維板)もあり
こちらの方がさらに安くて強度も低く湿気にも弱いのだそうです。
つまり、パーティクルボードもまぁまぁ湿気に弱いというわけです。
そして、デスクやテーブルの天板としてはメラミン化粧板というのを使うのが適しているようで、
それならば耐久性・耐水性・耐熱性としてかなり優れた特性が確保されているのだそうです。
じゃぁ、メラミン化粧板って何?ってなりますが、
メラミン樹脂+フェノール樹脂の樹脂含浸紙を何枚も重ねて高温・高圧で成型した板だそうですが、
基材と化粧面と加工方法がごちゃまぜになっていていまいち分類がよくわかりません。
だってメラミン化粧板でも基材はパーティクルボードだったり、
低圧メラミンと高圧メラミンがあったりするようですからねぇ。
まぁ、でも、合成樹脂パーティクルボードと書いてあるからにはメラミン化粧板ではないでしょうし、
表面にポリエステル強化シートが塗装されたりプリント化粧板みたいな安物ということなんでしょう。
だから湿気=汗にも極端に弱くて、端部からグズグズになってしまったんでしょう。たぶん。
やっぱり最低限のところは調べてから購入しないと失敗するということですな。
ちなみに、プラモデル製作用に6年前に購入したこちらの作業机も格安品ですが
いちおう天板はメラミン化粧板ということになっていて、傷つきも含めて今まで問題は生じていません。
で、このまま騙し騙しで使い続けていても特に大きな問題があるわけでもないのです。
特に、最近は夏でも吸汗速乾&冷感の機能的長袖シャツを着ていることが多いので
ベチョベチョやチクチクに悩まされるわけでもないのですが、
ダクトテープがずれてきたりしてやはり気分的にはあまり気持ちのいいものではありません。
そこで、なにかいい方法はないかなぁといろいろと模索してきたわけですが……
天板だけメラミン化粧板に付け替えることを検討したのですが、
この天板、120cm×60cmなので規格品みたいなものですぐに見つかるかと思いきや
意外となかなか手頃なものを見つけることができず、
かといってオーダーメイドで切ってもらうと結構なお値段になるみたいなんですね。
メラミン化粧板はただ切れば良いというものでもないので端末処理含めて面倒なんでしょう。
というわけで、ここ2,3年くらい悩んだ挙句、結局ほとんど似たようなデスクで、
でも天板がメラミン化粧板となっているものを買っちゃいました。
はい、見た目はほぼ同じですかね。チャイナ製なのも同じです。
いちおう、Domy home&Bestier ってなブランドの DMH-T32K という型番のものです。
通販で税込・送料込9800円(今確認したら2000円値上げしていたけど)という安物です。
見た目ほぼ同じですけど、いろいろと違いはありまして、
脇の棚板がスチール製パンチングメタルだったのがパーティクルボード製になってます。
おそらくこの部分はメラミン加工はされていないのでしょうし、だからコストダウンでしょう。
それよりも全体のサイズがそこそこ大きく違います。
天板横幅120cm→104cm、天板奥行き60cm→55cmと少しずつ小さくなってますが、
全高122cmは不変ながらも天板上面高さは73cm→75cmと少し高くなっています。
天板サイズが小さくなったのはマイナスとも言えますが、それでも別に窮屈な感じはないですし、
むしろ自宅に設置した状態ではエルゴヒューマンのOAチェアの出し入れが今までギリギリだったため
こちらの方が掃除したりバランスボールに入れ替えたりするのが楽になったのでプラス面が大きいです。
また、この本に書いてあったように端座をするためにエルゴヒューマン・チェアの高さを上げると
今まではアームレストがデスクの下に入らなかったのですが、
天板高さが上がったことでこの問題も解消されましたし、パソコン画面も見やすくなりました。
むしろ、本音ではさらにあと2~3cmは天板高さを上げたいくらいなんですけどね。
というわけで、こんな感じに落ち着きました。
はてさて、このデスクのメラミン化粧板はどのくらい持ちますかねぇ。
気持ちとしては一生モノであって欲しいんですが。
まぁ、一生モノといってもボクはせいぜいあと2,30年ほどしか生きられないでしょうけど(笑)
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