40年近く使い続けたヘアドライヤーを買い替えてみた
3年ほど前に自宅のご長寿家電を紹介したこちらの記事にも書いたように
そのご長寿家電のひとつにヘアドライヤーがありました。
実家暮らしだった大学生までは自分専用のドライヤーなんて持ってなかったので、
おそらく社会人になって独り暮らし(会社の寮での2人部屋生活からでしたが)を始めた
1986年に購入したのだと思いますが、もう購入時の記憶はまったくありません。
コイズミ Jumine1000 (JD-1050) ってな製品ですが、
さすがに古すぎてネットでググってもなんの痕跡も得られない代物です。
まぁ、ドライヤーなんて髪の毛が乾けばそれでいいし、
短髪くせ毛のボクにとってはどんなドライヤーでも乾かすのに苦労もないので、
古いドライヤーでもなんの不満もなく使い続けられていたのですが……
とうとうあちこちが崩壊しはじめてきました。
床に落としたりしてぶつけた記憶もないのですが、プラスチックの経年劣化なのか
赤矢印の持ち手の付け根部分が割れてきてしまいましたし、
その持ち手のヒンジをロックする内部部分も壊れてるようでグラグラになってしまってます。
これでもなんとか使えないことはないし、自宅の脱衣場で使う分には持ち手をたたむ必要もないので
開いてる状態で接着剤かなにかで固定してしまえば普通に使えるので、
ちょっと修繕して、それをブログ記事にしてやろうかなと目論んでいたんですが。。。
先日、ひさしぶりに温泉施設の「ゆま~る」へ行った時に、
風呂上りに備え付けのドライヤー(以前のとは違ってたと思いますが)を使ってみて仰天。
風量というか風のパワーがものすごく強くて熱くないのにすぐに乾くし気持ちいい。
えっ、最近のドライヤーってこんなに凄いの? という感じでちょっとしたカルチャーショック状態。
こんなに気持ちいいのなら、無理に古いドライヤーを修理して使わずに買い替えるのもアリかなと。
いちおう、古いドライヤーも再度確認して、後ろの吸入口などを清掃したりしてみましたが、
それで風量が増えるなんてことはありませんでした。
モーターの経年劣化も少しはあるでしょうけど、たぶんもともとがこのレベルの性能だったのでしょう。
というわけで、ホームセンターのカインズでいろいろと物色してきました。
めっちゃ高級・高機能・高性能なドライヤーを買いたいわけでもないので家電量販店には行きません。
ですが、ドライヤー販売コーナーって電源に繋がってなくて、試用できないようになってるんですね。
まぁ、変な輩がスイッチオンのまま放置したりすると危険だから仕方ないんでしょうけど。
なので、別のAV機器コーナーまで持って行って、そこの電源タップに差し込んで試用してみました。
といっても主なチェック点は風量、正確には単位時間当たりの空気の体積量ですかね(笑)
スペックで記載されているものも多いので、それを体感で確かめるというぐらいですが。
で、これを買ってきました。
「テスコム プロテクトイオン ヘアードライヤー TID2400」というもので、税込4480円でした。
肝心の風量のスペックは2.3[㎥/分]となっています。
3000円以下のだと1.2~1.5[㎥/分]くらいで、体感的には少し物足りない感じでしたし、
同じ価格帯でも他の製品はだいたい1.7[㎥/分]くらいまでだったので、少し突出してます。
逆に、この上位機種の TID3500 だと 2.5[㎥/分]とさらに強力ですが、7980円にもなります。
1万円以上もするものは論外ですが、やはり5千円以下くらいに収めたいという気持ちもあり、
こちらの2.3[㎥/分] でも十分に強力で、十分に満足できると判断しました。
本製品には、他に「プロテクトイオン」と称する美髪にうんぬんの機能もありますが、
まぁボクには関係ありませんし、実感することもないでしょう。
それよりも、全体が黒っぽくてシックなのがいい感じです。
それと、クール/ホット切替えの専用スイッチがあるのが、何気に使いやすいですね。
というのも、個人的にはセットとかで使わないので風量MAXでのホットとその後のクールだけで十分。
なので、スライド式の切替えスイッチの途中にクール送風があるのは少し面倒なんですよね。
というわけで、これでまたあと40年くらいはヘアドライヤーを買わなくて済みますかね。
って、どんだけ長生きする気だよと言われそうですし、
その前にとっくに髪の毛なくなってんじゃねぇ、とも言われちゃいそうですが(爆)
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