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こども支援プロジェクトの「ぐんまちゃんラーメン」、しょうゆとみそ

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サンヨー食品の「ぐんまちゃん しょうゆラーメン」(右)と「ぐんまちゃん みそラーメン」(左)。
北関東中心の販売らしいですが、特に地域限定、販売店限定とかではないみたい。
7月24日発売の新商品ですが、少なくとも24日夕方時点では埼玉発祥のベルクには売ってなくて
さすが群馬・伊勢崎発祥のベイシアでは大々的に売ってました。各・税込138円。

本商品は「ぐんまちゃん こども支援プロジェクト」の第一弾ということで、
ぐんまちゃんロゴマーク付の商品の売上げの一部が県に寄付され関連施策に充てられるとのこと。
本商品の場合は1個につき3円が寄付されるようになっています。

2個買って、たった6円の寄付ですけど、次世代を担う子どもたちの役に立つのなら応援したいですね。
って綺麗ごとではなく、単に麺好き、そしてぐんまちゃん好きなだけですけどね(笑)

なお、本商品はサンヨー食品が販売元ですが、製造は太平食品工業となっています。
もっとも、太平工業食品はサンヨー食品傘下ですし、いずれにせよ群馬県前橋市の工場で作られてます。

そして、「しょうゆ」の方では、「群馬県醸造正田しょうゆの粉末使用」とのことで、詳しくは
正田醤油株式会社 館林東工場(群馬県館林市)で醸造されたしょうゆを
 栃木県で粉末化してスープの中のしょうゆに使用しています。」と小さく書かれています。

一方の「みそ」の方では、「ハナマルキ群馬県醸造みその粉末使用」とのことで、詳しくは
ハナマルキ株式会社 大利根工場(群馬県邑楽郡)で醸造されたみそを
 茨城県で粉末化してスープの中のみそに使用しています。」と同じく小さく書かれています。

地元企業の原料を使って、またアピールするのは良いと思いますが、
どういうわけで群馬県内でなくそれぞれ栃木県と茨城県で粉末化しているのか謎ですかね。
まさか、北関東3県の魅力度ランキングワースト組で結束したというわけでもないでしょうし(笑)
まぁ、ハナマルキの工場が群馬県邑楽郡大泉町のあるってのは初めて知りましたけど。

ところで、これまでぐんまちゃんを使ったカップ麺というと、
同じ群馬県内でも玉村町にあるマイナーな大黒食品・DAIKOKUのカップ麺、
こちらのカップラーメン&カップうどん、それしてこちらのカップ焼きそばがありました。

正直なところ、大黒食品ではいろんな面で少し実力不足感がありましたけど、
今度はサンヨー食品ですから美味しさだけでなく販売・流通面でも「ぐんまパワー」
(※アニメ「ぐんまちゃん」の中でぐんまちゃんが発するフレーズ)を発揮してほしいところです。
にしては、北関東中心の販売にとどまるところが寂しい気もしますが。。。

 

さて、作って食べてみましょう。
なお、冒頭の画像では左に「みそ」、右に「しょうゆ」と並べてしまいましたけど、
以降は左に「しょうゆ」、右に「みそ」と並べて進めさせていただきます。
※ボクの中では醤油味が王道・基本で、塩味・味噌味はサブ的位置づけになるので、
 先ずは「しょうゆ」から紹介といきたいのです。
 だったら冒頭の画像では逆に並べればということですが、その通りで、失敗しましたorz

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どちらも別添袋なしで、ただ熱湯を注いで3分待つだけで完成です。簡単。

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しょうゆではナルトがやたらと目立ちますね。なんか可愛い。でも味付肉も結構入ってます。
みそでも味付肉が目立ちますが味噌らしくコーンも目立ちますかね。他はどちらもネギが入ってます。

麺は見たところどちらも同じような中細縮れ麺という感じです。香りはどちらも特に特徴なしです。
食べても最近のサンヨー食品の麺らしい滑らかな麺肌による啜り心地とプクプクッとした歯応えで
きちんと麺の食感を味わえるようなものになってます。

味付はどちらも普通に美味しいです。地味に美味しいといってもいいです。
つまり、最近に多い、食べた瞬間からパンチを繰り出してくるような濃厚さや刺激はないですが、
普通に地味に旨味を感じるし、しょうゆは醤油らしいコクと微かな酸味と苦味を感じるし、
一方のみそは味噌らしいコクと発酵の酸味と微かな甘味を感じることができます。

敢えて難点を言えば、ネギ好きとしてはネギがもう少したくさん欲しかったくらいですかね。
あと、みそは少し後味が残るのが気になりましたけど、嫌な後味でもなかったので無問題です。

 

というわけで、ぐんまちゃんに癒されて、寄付もできて、美味しくて、
2個も食べれば満腹となり、大満足となりました(*^^)v

ところで、本商品にはどちらにも次のような但し書きが書いてあります。
※この製品は『利用許諾申請』に基づき、ぐんまちゃん等のイラストの使用の許諾を
 群馬県から受けていますが、群馬県やぐんまちゃん等が食品、原料及び製品の安全性や質を
 保証するものではありませんのでご了承ください。

こんな当たり前のことすら但し書きが必要な世の中になってしまってるんですね(嘆)
誰が不味かったとか火傷しそうになったとかで ぐんまちゃんを訴えるとかいうんでしょうかねぇ。

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