ルイルイのスキンサイドタイヤをなんちゃってゴムコーティング
お買い物自転車のルイルイに装着していたタイヤですが、
先日報告のようにフロントタイヤに続いてリアタイヤもサイドカーカスが劣化してオシャカになり、
結局のところスキンサイドのタイヤが紫外線やオゾンなどで2年半でダメになることが分かり、
これではお買い物自転車としては失格なわけですが、
とりあえず手持ちのタイヤは同じスキンサイドのものしかなかったのでそれに交換したわけです。
ですから、また2,3年でそのタイヤもダメになってしまうでしょうけど、
その時までにスキンサイドではないサイドまで真っ黒なタイヤを用意しておいて交換すればいいでしょう。
とは思いますが、それでも、今履いているスキンサイドのタイヤをもう少し長持ちさせる手はないかなと、
保護剤みたいなものは売ってないのかなとネットで探してみることにしました。
クルマ用だと保護剤みたいなものはあります。
ただ、艶出しワックスだと逆にゴムの劣化を早めるので(水性なら大丈夫?)逆効果ですが。
探すと自転車タイヤ用でも保護剤が見つかりましたが、それらはあくまでもゴムの劣化を予防するもので、
ゴム部分以外、つまりスキンサイドの部分には使用できない/使用しても意味がないものばかりです。
なんか代用できるものはないかなぁと探してみると……
こんなのはどうかな?
ロックタイトの「黒ゴム接着剤」というものです。
ゴム同士の接着剤ではありますが肉盛り補修にも使えるとあるし、
接着後(つまり硬化後)もゴムの柔らかさとあるので使えるんじゃないかなと。
ホームセンターのカインズで税込980円で買ってきました。
まぁ、クツ底修理剤のシューグーなどでも少し硬いけど代用できなくはなさそうだし、
以前の白タイヤだったらシューグーを使ったかもしれませんけどね。
ただし、ユカタメイクというところから水性の白い液体ゴムも売っているようなので
通販でそれを入手するという手もありますかね。
で、チューブから直接スキンサイド部分に液体ゴムを出して付属のプラスチックヘラで適当に均して、
それをチマチマと繰り返してタイヤのサイド全体を真っ黒のゴムコートにしてみました。
こんな感じです。近くで見たら凸凹というかざらざらですが、まぁ気にしないことにします。
1チューブで内容量100gとなってますが、ざっと半分くらい使いました。
なので、1本あたり25gほど使った、つまりそれだけ重くなったということでしょう。
有機溶剤が入っているので揮発分もあるからもう少し軽いかもしれません。
元々のこのパナレーサーHP406タイヤは1本380gということになっており
重量増は1割以下なのでそれほど大きな影響はないでしょう。たぶん。
実際に走ってみると、乗り心地というか衝撃吸収性は違いがわかりませんでしたが、
漕ぎ出しはやや軽快さがスポイルされているような気がしないではないかな。
まぁ逆プラシーボ(ノーシーボ)効果かもしれませんが、どのみち大きな問題ではありません。
さてさて、これによって劣化が抑えられてタイヤが長持ちするでしょうか、
それともこれがあだとなって逆に劣化を早めてしまうことになるでしょうか。
まずは様子見ですかね。
いずれにしても早めに補修用タイヤを購入しておきますかね。
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