麺紀行:先週&先月オープンの「上州文蔵うどん」
関東でも今日から梅雨入りか、なんて言われてますが、
北関東では本日も薄曇りではあるものの昼間の天気はなんとかもってくれています。
といっても4日間連チャンのポタリング&麺紀行になるから、本日は近場で済ませましょうかね。
というわけで、先週というか先月というか5月30日にオープンとなった
市内のうどん屋さんまで、ハリくんでチャチャッと行ってきました。
場所および建物はこの時の「四季酒菜『蒼の屋』」の跡地となります。
蒼の屋の蕎麦はかなり美味しかった記憶がありますが、あっという間に閉業しちゃい、
その後しばらく空き家になっていたんですが、うどん屋となって再出発ですかね。
コロナ禍で閉業した店にアフターコロナで新たに始める店が出てき始めたということでしょう。
肉つけうどん(並400g)880円に
モテコクーポンで竹輪の磯部揚げ150円相当を無料でつけてもらいました。
うどんは1.5倍、2倍、1kg盛りなどもあります。
やや薄茶色がかっていて艶はそれほどない中太麺です。
モチモチとしたコシはあるけど啜り心地・噛み心地など特別な主張はないですかね。
長さはかなりあるので、息が長く存分に啜りきるのが楽しくなります。
つけ汁は肉の脂だけでなく煮干し系のような匂いがかなり強く
濁り具合からも魚粉でも入れているのかもしれない、癖のある風味のものです。
豚肉はやや硬めで少し煮込んでその脂と旨味が汁によく出ているようで、
それと少しささみのような肉片もありましたけど、定かではありません。
またネギは焦がして入れられているので、その苦味も合わさってさらに癖のある風味です。
竹輪の磯部揚げは海苔の香りがとってもよくて美味しかったのですが、
縦切りされた半身だったのはちょっとやられた感じですかね。
無料なので文句は言えませんが、竹輪は輪っか状になってるからこそ竹輪と呼べると思うので……
さてさて、この「文蔵」という名前。
現役時代の同僚にその名前の方がいて、「ぶんちゃん」と親しく呼んでいたのを思い出します。
というのは、さておいて、伊勢崎市内(伊勢崎市中央町)には、
「めん匠 大手文蔵」という生麺・半生麺の販売所が昔からあります。
ボクも麺には目がないので(笑)、気になっていたけど店内食できる店でないのでスルーしてました。
なお、その隣りの「井上製麺」が製麺工場で、そこで作った麺を「大手文蔵」で販売してるわけです。
この「大手文蔵」と今回麺紀行した「上州文蔵うどん」は関係があるのかないのか、
ちょいと調べても確かな証拠はみつかりませんでしたが、
一番上の右画像の看板を見ると「井上謹製……生麺」と書いてありますから
やはり関係があるとみて間違いなさそうですね。
けれども、最後にレシートをもらったら店の住所は「伊勢崎市本町17-7」となってます。
あれっ、「上州文蔵うどん」の店の場所は伊勢崎市下植木町だし、
「大手文蔵」だとしても伊勢崎市中央町だし……
あぁ、ここはもうひとつ「串焼粂八別亭」という名前もついていたんですね。
となると別亭でない「串焼粂八」というお店がどこかにあるはずです。
で、調べてみると、確かに「本町17-7」にありました。
こちらの「麺屋 五郎蔵」の近く、いちおう伊勢崎の繁華街の場所にあるんですね。
まぁ、ボクは夜に焼き鳥屋で一杯なんてことはほぼしないので知りませんでしたけど。
なんにしても、その串焼きと井上製麺と文蔵がどういうわけで合体したのか
謎というかなんだか複雑な感じではありますかね。
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