カップ麺:NISSIN「AFURI柚子塩ラーメン」は実店舗を彷彿させる味
日清食品・NISSINの「澄みわたる黄金色のスープ AFURI柚子塩らーめん」です。
「全粒粉入り麺/炙りチャシュー 鶏油のコクと魚介の旨み 爽やかな柚子香る 店主こだわりの逸品」
だそうです。5月22日新発売の商品です。
先日、ACeCOOKの「道の駅もてぎ監修ゆず塩らーめん」を食べてかなり美味しかったし、
これも見た目からして美味しそうじゃんと思ったので、食べてみたいと探し回ったのですが、
結局スーパーマーケットでは見つけられずにセブンイレブンで税別328円と高値で購入しました。
で、「AFURI(阿夫利)」って都内中心に全国に十数店舗、海外にも十数店舗をかまえる
ラーメンチェーン店なんですね。
まぁ、これを食べて美味しくてもわざわざ都内まで出かけないかな、なんて思ってたのですが、
なんとボクは8年ほど前のこの時にAFURI恵比寿店に行ってましたし、
そこでこのカップ麺と同じ「柚子塩らーめん」を食べていました。
もっともその時の味はほとんど覚えていませんので、このブログの記事が唯一の頼りですけどね(汗)
でもその記事によるとかなり美味しくボク好みだったみたいですが、
当時の価格980円でさえ高いなぁと感じていたようですね。
それが今ではどうやら1290円もするようなので
それを考えるとカップ麺でも高値なのは納得せずとも致しかたなしという感じですかね。
先入れの乾燥かやくが2袋、後入れの液体スープの計3袋の別添袋が入っています。
かやくは透明袋には味付豚肉とメンマ、緑色の袋にはねぎとゆず皮が入っています。
麺は全粒粉入りのノンフライ麺となっていて、その影響か細麺なのに湯戻し4分と長めです。
完成です。謳い文句に違わない「澄みわたる黄金色のスープ」ですし
柚子の香りもしっかり広がってきます。
スープをひと口飲みますと、身体にすーと入ってくるような自然な旨味と柚子の酸味・渋味で旨い!
香りづけだけでなく柚子らしい渋味が旨みをひきたて、酸味がキレを出してます。
それでも、先日の道の駅もてぎのゆず塩らーめんよりは酸味は控えめで柚子は完全には主張してない。
この塩梅(あんばい)、いや塩柚(あんゆう?)がちょうど良いと言ったらいいのかな(笑)
麺は縮れの少ない丸断面の極細麺で、
それでも全粒粉入りでノンフライ麺らしいしなやかなコシ感とプクッとした歯応えが感じられて
これまたすばらしい食感があり、しっかりとして味わいも感じられます。
麺が素晴らしいだけに、逆に麺量65gはやや少なめに感じられてしまいますかね。
具の味付豚肉はサイコロ状になっていますけど、下手にペラペラのチャーシューではないので、
しっかりした噛み応えがあって、噛めば噛むほど肉々しい旨み(実際は味付けした味)が味わえ、
カップ麺としてはこういうのが好ましいよなと思えるものです。
まぁ、縦型のカップラーメンやカップ焼きそばではこのようなサイコロ肉や団子肉はよくありますけど、
どんぶり型の高額カップラーメンだとついつい実店舗のチャーシューの真似事になっちゃって
でもそれとは似て非なるペラペラチャーシューになっちゃうのは最悪ですから。
メンマは個人的にはもう少し長い方が食感を愉しめるし、ねぎはこれまたもう少したくさん欲しいですが、
それでも全体的にはスープ、麺、具材がバランス良くかつハイレベルに融合していて、
この価格でも十分に納得&満足できる一杯となっていました。
これなら、わざわざ手間暇かけて遠出することなく、カップ麺だけで満足できますかね。
となるとお店の思惑からは外れてしまうかもしれませんけど(笑)
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