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カップ麺:ニュータッチ「さいたま市岩槻オランダ軒 新潟長岡生姜醤油ラーメン」

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先日紹介のACeCOOK「埼玉中華そば 深緑」を探して最終的にスーパーヤオコーで発見したのですが、
その時にもうひとつ何だコレ? ってな感じでノーマークだったのに見つけたのがコレです。

ヤマダイ・ニュータッチの「さいたま市東岩槻の名店 新潟長岡生姜醤油ラーメン オランダ軒」です。
「奥深い生姜の香りにキレのある醤油スープ!」だそうです。

ヤマダイの凄麺シリーズなどは全国各地(関西以西はあまりないけど、先日熊本マー油が出ました)の
ご当地ラーメンなどでも、特定のお店のコラボというか宣伝のようなスタイルはとっておらず、
あくまでもヤマダイ自身がご当地ラーメンを研究して開発するというスタイルだったのですが、
これは突然に特定のお店とのコラボ商品となっていて、まずそれに驚きました。

なので興味本位で買ったわけです。税別で248円。
買ってきてから調べてみると、ヤオコー限定販売というこれまた珍しいスタイルでした。
発売時期は2022年9月ということですから、もうずいぶんと経ってますね。

それにしても、“さいたま市岩槻”なのに、“新潟長岡”? さらには“オランダ”って、節操もないですなぁ。
まぁ、それぞれ理由があって、あるいは経緯があるんでしょうけど
それを調べたところで、へぇーだけで終わっちゃうでしょうから、詮索はやめておきましょう(笑)

ただ、このお店、オランダ(阿蘭陀)軒も食べログ評点では3.93と
前回の深緑と同じくらいの異常とも感じられるほどの高評価店ですね。
なので、このカップ麺でも異常なほど美味しかったら実店舗にも行ってみたくなりますかねぇ。

もっとも、自宅から岩槻までだとクルマで70km以上となるし
この店には駐車場がないようですから、まぁよほどのことがない限り行かないでしょうけど。

 

という点も含めて、作って食べて行きましょう。
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先入れの乾燥かやくが2袋、後入れの液体スープ1袋と計3袋の別添袋が入っています。
乾燥かやくはチャーシューだけが別になっている構成です。
ノンフライ太麺ということなので湯戻し時間は5分と長くなっています。

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見た目はちょっと色が濃いめなものの昔ながらの中華そばって感じがありますが、
スープから立ち上がる香りはかなり動物的で野性的な香りと生姜とニンニクの香りで強烈です。

スープをひと口啜ると、うわっというほどの生姜の刺激に襲われます。
ポークの旨み、醤油の塩味とコク、ニンニクの刺激も強いけど、それを全部生姜でまとめてる感じ。
それなりに美味しいけど、それよりも個性的で、その個性である必要性が分かりづらいですかね。
もちろん、生姜の刺激が大好きな人には大歓迎でしょうけど、個人的にはそうではないのでね。

麺はヤマダイらしい、ノンフライ麺らしい本格的な食感と味わいのあるものです。
具のチャーシューはやはり必要性を感じませんが、
他のメンマ、ほうれん草、ねぎ、なるとはバランスよく、特にメンマは長さや食感などよかったです。

 

全体的には生姜の主張が強すぎな以外は上手くまとまった一杯ですが、
おそらく実店舗のもこの程度の生姜の主張が強いのでしょうから、
まぁ無理して並んでまでも実店舗に行かなくてもいいでしょう、とボクは思いました。

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