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北海道限定カップ麺:ACeCOOK「大吉」とマルちゃん「山菜そば」

前回紹介のセコマ「山わさび塩焼そば」と同じく
近所のスーパー・ベイシアの北海道フェアで売っていた北海道限定のカップ麺、2種類です。

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左:Cook happiness ACeCOOKの「焼豚入りしょうゆラーメン Since1978 大吉 」138円。
右:東洋水産・マルちゃんの「乱切り山菜そば 利尻昆布使用 だし香る旨いつゆ」170円。

どちらも北海道限定ですが、「大吉」は大阪府の製造、「山菜そば」は北海道工場での製造です。
いずれにしても、こんな北海道限定のカップ麺は初めてですし、存在すらいままで知りませんでした。

「山菜そば」は2016年から販売らしいですが、「大吉」は1978年から販売されてるようなので、
以前に何回も北海道へ長期出張していてもスーパーやコンビニで売っているのに遭遇しませんでしたよ。
それに「山菜そば」の方はいちおう北海道利尻昆布使用ということで北海道感がありますが
「大吉」の方は特に北海道の食材を使ってるわけでもなく、北海道限定の理由が知りたくなりますね。
「旭川動物園」のQUOカードが当たるというのが北海道つながりのところなんですかね。

 

先ずはその「大吉」です。
北海道のラーメンというと旭川の醤油、函館の塩、札幌の味噌が3大ラーメンでしょうけど、
これは醤油味ということなので旭川ラーメンっぽい仕上がりになっているのでしょうか。
旭川ラーメンは結構ボクの好みのラーメンですから、期待して作って食べてみましょう。

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先入れの乾燥かやく、同じく先入れの粉末スープの素の2つの別添袋が入っています。
いちおう、調理方法としてはかやく、スープの順に書かれていますが、
まぁその順番にはあまり拘らなくてもいいんでしょうね。
熱湯3分で混ぜて完成です。

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具は叉焼、玉子、ねぎ、なるととまぁ普通かな。
玉子が玉子焼きを切ったようになっていて、一瞬お揚げに見えるところが特徴かも。

食べると、麺は丸断面のプクッとした食感のもので啜り心地は結構いいです。
ただ、無茶苦茶胡椒が効いています。
ボクはほとんどの場合、卓上胡椒があっても追い胡椒はしない派ですけど、
最初からこんなに胡椒が強いラーメンはそれを売りにしている特別なラーメン以外では初めてです。

少なくとも北海道で食べた醤油ラーメンでこんなに胡椒が強く主張してくるラーメンは初めてです。
ってことは、当然ながら期待していた旭川ラーメンとはまったく異なるものでした。
旭川ラーメンはもっと油分が多くてそれが旨みにも繋がってますけど、こちらは味は淡泊です。

というわけで、こちらはちょっと期待ハズレの商品でした。

 

では、「山菜そば」はどうでしょうか。
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こちらも先入れの粉末スープと乾燥かやくの2つの別添袋入りですが、
それとは別に乾燥のお揚げは麺と一緒に予め器に入っています。
そして、いちおうこちらの調理方法では粉末スープ、かやくの順に入れるとあります。
やや太めの蕎麦麺ですが、湯戻し時間は3分と標準的です。

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まずまずの具だくさん感があります。
お揚げ、小えび天ぷらの他に山菜としてぜんまい、しいたけ、わらびが入っています。
まぁ、しいたけが山菜なのかどうか微妙ですけど。

麺は当然ながら蕎麦粉よりも小麦粉が多いよくある油揚げ麺ですが、
それなりに少しは蕎麦らしさが味わえます。
ただ、どこが乱切りなのかはさっぱり分かりませんでしたけど。

また、つゆの旨みもしっかりあって、さすが利尻昆布出汁。
なんて分かった気になってるだけかもしれませんけど、納得の味となっています。

山菜の量はもう少し欲しかった気がしますが、お揚げがいい仕事してくれていて、
北海道感もあって満足の一杯でした。

 

とはいえ、いずれもやきそば弁当のようにどうしてこれが北海道限定で他で売ってくれないの、
というような妬みの感情は湧いてきませんでしたので、ある意味では幸福な結果になりましたな。

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