富士山登山と麺紀行:「富士山食堂」のかつラーメン
今日は、長年の課題であった富士山に登って来ました。
といっても、もちろんあの日本一の富士山は7月から山開きですからまだ登れません。
かといって、散歩圏内にあるこのお富士山古墳のことでもありませんけどね。
群馬県桐生市相生町にある富士山(ふじやま)です。
たまに外国人旅行者があの日本一の富士山と間違えて来ちゃう、なんて冗談みたいな噂のある山です。
先ずはサーモン号で上毛電鉄「富士山下駅」まで行って、ここに駐輪させてもらいます。
オレンジで囲った部分に「ここは群馬県桐生市です」なんてわざわざ書いてあるので、
やはり本当に日本一の富士山と間違えて来ちゃう人がいる(いた)んですかねぇ。
もっとも、ここまで来ちゃったらもうどうしようもないので、笑いに変えるしかないですよね(笑)
駐輪したところから振り返れば、登山口があります。
見にくいけど、ピンク矢印の看板に「富士山入口」と書いてあります。
登山道というよりもお寺や神社の階段ってな感じですが、
進むと少し山道っぽくはなっていきます。
まぁでも、普通のスニーカーでも十分に登れる感じです。
ちょいと開けたところに出て、謎の蔵(?)みたいなものがあり、
ここが山頂かなと一瞬思いましたが、さらに細い道がなだらかに続くので登りきると……
石祠(せきし:石のほこら)があり、ここがどうやら山頂のようです。
富士山登山達成!標高160m、駅からだと標高差40m、およそ5分で登れました(笑)
ちなみに、登りも降りも誰とも会いませんでした。まぁ、そうだよね。
そうそう、いちおう断っておくと、ボクも日本一の富士山には登ってご来光を拝んだことはあります。
ただ、酸欠と寒さでかなりグロッキーだったのでもうコリゴリって感じで二度と登りたくないです。
というようなことは、この時の記事の最後でも少し触れましたね。
さて、超簡単な登山でしたけど、ここまで約18kmバイクを漕いできたので腹は減ってますから
麺紀行と行きましょう。
その名も「三代目 富士山食堂」です。もちろん「ふじやましょくどう」と読みます。
創業80年だそうで、本当に3代に渡ってやっているお店とのことです。
ただ、富士山のすぐ麓というほどでもなく、ひもかわで有名な「ふる川暮六つ」の近くですね。
でも、こちらの店はどうやら桐生市名物でもひもかわではなくソースかつ丼がウリのようです。
さらに、エビ、チキンなどの揚げ物の丼物や定食が主体のようなのですが、
ちゃんと麺紀行用(?)に各種ラーメンなどもメニューにあります。
というわけで、ジャジャーン!「かつラーメン」990円です。
かつも麺も食べたい、でもご飯までは要らないというボクにうってつけのメニューですね。
麺は太麺/細麺が選べますが、太麺でお願いしました。
ラーメン自体はお蕎麦屋さんで出てきそうな和風ラーメンです。
和風出汁がよく効いていてすっきり円やかでとってみ優しい味わい。
麺は中細の手打ち縮れ麺でやや硬めでコシがあって食感を愉しめるボク好みのものです。
一方のかつ、出汁を吸っている衣と上面のまだサクサクした衣の対比が面白く
肉はやや硬めで噛み応えがあるけど噛めば噛むほど肉の旨みがじわじわ出てくる感じ。
さらに、食べ進んで、全体がスープに浸りきって衣もしんなりし肉にも出汁の旨みが浸みると
これはこれで、これまた美味い。
しかも、同時にかつの油がスープに浸みだして、こちらもまったり感が増して美味しい。
かつもラーメンも徐々に味変していくけど、そのどの段階でも本当に美味しくて感心しちゃいます。
ラーメンの麺量もそれなりにあって、かつもあるのでそこそこボリュームはあるのですが、
決して、ボリュームだけをウリにしたようなメニューではなくて、
とても品のある美味しい一杯となっていました。大大満足ですね(*^_^*)
さてさて、お腹もいっぱいになりましたけど、このまま帰るのもアレ(?)なので、
富士山の東、渡良瀬川の対岸にある丸山にも登ってみましょう。
山頂と思しき場所には石祠がちょっと離れて2つありました。
山頂の標高は174mとのことなので、富士山よりちょこっとだけ高いんですね。
ただ、見晴らしはききませんので実感は何もないですが……
ここも登るのはかなり簡単ですが案内標識などは一切なく途中で道が枝分かれしているので
スマホのグーグルマップ頼りで登りました。
といっても経路案内はしてくれないので、あくまでも自分の位置確認用という使い方ですが。
そのグーグルマップではここは丸山砦跡ということになっています。
なんでも桐生国綱が杓子山城(桐生城)の支城として築いた砦ということだそうです。
遺構らしきものはまったく見当たりませんし、どの程度の大きさの砦だったのか分かりませんが、
なんとなく砦というより狼煙台みたいな感じだったのでしょうかねぇ。知らんけど(汗)
| 固定リンク
コメント