ダバァペヤングを彷彿とさせるベトナム製カップ焼きそばを発見
先日、ジョイホンパーク吉岡に行った時、こんなモノを見つけたので面白半分で買ってしまいました。
おそらく「SAIGON VE WONG CO.,LTD.」というところが製造メーカーで
「A-One(エーワン)」というのがブランド銘だと思いますが、商品名は
「肉燥炒麵 MÌ XÀO THỊT XÀO FRIED NOODLES PORK FLAVOR ベトナム塩やきそばポーク味」。
チャイニーズ(漢字)、ベトナム語、英語、日本語の商品名が羅列してあるだけでしょう。
日本語の商品名は日本の輸入会社の「フジフードサービス」が名付けたものでしょうが、
漢字、英語の表記もあるのはチャイナや英語圏にも輸出されているからなのか
もともとベトナム国内でもそれらの言語・表記が併用されているからなのかよく分かりませんが。
でも、フランス統治だった歴史もあるのにフランス語表記はないんですね。複雑だ。
で、フジフードサービスによると、このポーク味以外にもシュリンプ味も輸入してるみたいですし、
SAIGON VE WONG CO.,LTD.によると、他にもミックスフード味というのもあるみたいですね。
ちなみに、これは税別218円とそれなりの値段がしました。
まぁ、輸送コストや関税(?)もかかってるでしょうし、物珍しさゆえの上乗せ価格なんでしょうかね。
ところで、ベトナム料理というとフォーやブンなどの米麺のイメージが強いのですが、
こちらは小麦麺となっていますし、以前に小麦麺のngon ngonのカップラーメンを食べてますね。
ちょっとどんな味わいなのか想像ができませんが、激辛ではなさそうなので安心して食べてみましょう。
スチロール製のカップ容器ですが蓋はプラスチック製で、サイズ・形状からはペヤングを彷彿としますし、
パーシャルオープンなどの湯切りシステムもないので、昔のダバァペヤングを思い出します。
ピンクの丸の部分2ヶ所には「Soup exit」と書かれているので、ここが湯切り孔なのでしょう。
と思いきや、蓋を裏返してみると、ピンク矢印の1ヶ所にだけ半円の切り込みが入れらていて、
どうやらここだけが湯切り孔となっているようです。
こりゃぁ分かりにくいし、ここから湯切りするのはリスキーですね。
まぁ、紙製の蓋を一部だけ剥がしてその隙間から湯切りするよりはマシですけどね。
中には、ビニール袋に入った油揚げ麺、先入れの薬味(かやく)、後入れの粉末ソースの素、オイルパック、
さらに海外製ではよくある折り畳みフォークが入っています。
このパッケージサイズなら折り畳みでなくてもフォークは収まると思いますが、
縦型カップ麺などと共通のものなのでしょうね。ボクは箸で食べますが……
薬味はにんじん、わかめ、キャベツで、オイルパックには調味油以外にもレッドオニオンが入っています。
3分で慎重にダバァにならないように湯切りして完成です。
日本でもありそうな、でもちょって不思議な感じの見た目の焼きそばですね。
それ以上にやはり独特なエスニックな香りがします。なんとも表現に困りますが。
麺はかなりの細麺ですがモショモショ、モゾモゾした食感が結構好みだったりします。
湯戻しが甘いような硬さではなくて細いけどコシみたいなものが感じられます。
タピオカでんぷん入り麺ということのようで、この食感はそれによるものなのですかね。
味付はどこかで食べたような味わいというか、日本でもありそうな塩焼きそばですが、
香りが独特なので、異国情緒感も持ち合わせていて、なかなか美味しいです。
微かにチリパウダーの辛さもありますが塩味も控えめでいろんな旨味もしっかり感じられます。
麺量76gとかなり少なめなのが難点ですが、
物珍しさの部分を評価するなら十分に納得できる一杯でした。
どうせなら、今度はペヤングからこの風味のコピー品でも出して欲しいかな(爆)
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