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萩原朔太郎記念館、前橋文学館と岡本太郎「太陽の鐘」

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前橋の「大川屋本店」で蕎麦を食べた後は、
そこから100mもない近くにある「萩原朔太郎像」というのを見に行ってみました。

萩原朔太郎(はぎわらさくたろう)は明治19年、現・前橋市生まれの詩人だそうです。
没年は大戦中の1942年で、55歳で亡くなっています。
ボクが生まれるずーと前に亡くなっているし、まったくといっていいほど知らない人でしたけど(汗)

ただ、その萩原朔太郎が生まれた時には既に近くに大川屋が営業していたわけですから
それはそれで凄いことだと改めて感じさせられますね。

そして、この像の向こうに見えるビルディングが「水と緑と詩のまち 前橋文学館」となっています。
萩原朔太郎に関する資料館みたいなものなのかと思いましたけど、
正直言って、ボクは詩を鑑賞できるような高尚な感性は持ち合わせていないので
たぶんチンプンカンプンだろうからスルーしようと当初から思っていたんですが……

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「世界が魔女の森になるまで」なんて言葉とポスターの感じが妙に興味をそそられてしまったので
なんだかよく分からないけどどうせここまで来たついでにと思って、入ってみることにしました。

どうやら常設の「朔太郎展示室」と、企画展の「世界が魔女の森になるまで 川口晴美展」と
「“詩”をいきるひとたちへ 萩原朔太郎賞歴代受賞作展」というのが同時開催されているようです。
入館料は500円となっていました。

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「朔太郎展示室」はこんな感じで、関連の図書もここでゆっくり読むことができるようになってます。
けど、さすがに無職のボクでもそこまで暇ではないので……

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「世界が魔女の森になるまで」の川口晴美も詩人ということでした。
面白いのは、左画像のピンク矢印のようにいわゆるガチャガチャが何台も置いてあり、
好きなものを選んで1回だけガチャガチャをやることができます。

小銭を入れるのではなく、入館受付時にプラスチック製コインを1枚だけもらえる仕組みです。
で、適当に選んで出てきたのは真ん中画像の小さなカンバッヂでした。

作品展示は基本は詩なのですが、ちょっとアートっぽい作品に仕立ててあるものもあります。
右画像はその一例ですね。

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「“詩”をいきる」の方も詩の作品展で、こちらは壁一面に各作品が貼りだされていて、
同時にモニターで朗読しているのを鑑賞することができるようになっています。
のんびり1日かけて、それらの詩を堪能するくらいの気長さがないと楽しめませんかね。

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企画展とは別でしょうが、いたるところに詩が書かれていて読んでいくのは骨が折れますが、
その詩をもとにしたようなアート作品などがあって、それはそれで直感的に愉しめますね。

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4階には何もありませんと事前説明されてましたけど、覘いてみたら妙なモノがありました。
何だろう? なんて思いながらもなかなか想像力を掻きたてられてワクワクしちゃいますな。
一昨日の「なむはむだはむ展」と似たような匂いも感じますし(笑)

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ちなみに、この前橋文学館にはカフェも併設されているようですが、ぐんまちゃんがいました。
って、着ぐるみではなくてぬいぐるみですけどね(笑)

 

さて、前橋文学館を出て、その前の広瀬川にかかる朔太郎橋を渡ると「萩原朔太郎記念館」です。
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元は少し離れたところにあった朔太郎ゆかりの建物、書斎、離れ座敷、土蔵を移設したものです。
建物だけでなくニャンコやワンコのオブジェもあって癒されます。
先ほどの文学館の受付でお願いすれば、建物の中も見学できるみたいでしたけど、まぁいいかな。

 

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朔太郎橋の100mほど下流側にある展望橋からの光景。
桜の木があって景色が良いとの情報もあったのだが、工事中でまったく風情もありませんな。残念。
で、それは目的ではなく、この近くに岡本太郎の「太陽の鐘」があるはずなんだけど……

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木と雑草の中に埋もれるようにありました。
有名な「太陽の塔」にも使われている顔のモチーフがこの鐘にも使われているのですが、
それが草木に隠れてはっきり見えないのはちと歯がゆいですなぁ。
仕方ないので裏側のTAROのサインだけ写真撮影してきました。

川岸の工事が終わったらここもきちんと整備されることを期待しておきましょう。

 

本日のおまけ画像
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ブリッツェンならぬ、ブリブリ・ブリスターフェンダー!

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