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株式会社SUBARUの新社長は大崎氏(驚)

5年前のこの記事で、株式会社SUBARUの社長が吉永泰之氏から中村知美氏へと交代になると
2018年3月に(実際の交代は4月から)書いたわけですが、
今度はその中村知美氏から大崎篤氏へと社長交代するというニュースが少し前にアナウンスされました。

いやー、率直な感想としては、「えっ、大崎さんってあの大崎さん、ホント!?」って感じですね。

もっとも、ボクは大崎氏と一緒に仕事したことはほぼないので、
そんなに大崎氏の人となりを分かっているわけでもなんでもないんですけどね。

5年前の記事に書いたように、現社長の中村氏も一緒に仕事をしたことは皆無でしたけど、
一度だけひょんなことから呑み会で一緒になって盛り上がってたことはあり、
なんとなくこんな人なのかなぁというイメージだけは持っていましたけどね。

 

で、新社長の大崎氏ですが、一時期、商品企画部にいたので、顔を合わせる機会は少しありました。
でも、同じ部署とか同じプロジェクトで一緒に仕事をしたことはありませんでした。
というか、商品企画でどの車種を受け持っていたのかいまや思い出せないくらい印象はなかったです(汗)

ただ、市場導入イベントだかなんだかの出張で、同席することが何回かあって、
その流れで出張先の居酒屋などで一緒に呑む機会も3、4回ほどあったと記憶しています。

中村氏との呑み会は会社の知り合いつながりの呑み会であっても
職場の呑み会とかプロジェクトメンバーの呑み会とか出張先での呑み会でもなく
完全にプライベートとして私的なつながりの呑み会だったのですが、

大崎氏との呑み会は半ば仕事の延長としての出張先での夕食兼呑み会という感じの違いがあります。
といっても、別にいやいや付き合いでご一緒したというわけでもないのですが……
過去に撮影し画像を見返してみたら、大崎氏が写っているのがありましたので載せておきましょう。

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真ん中の画像では右端に写っている方が大崎氏です。
これはこの時の大磯の焼きそばタワーですね。

いつの宴会の席だか記憶ないですが、そこでの大崎氏の次のような言葉がすごく印象に残ってます。
「プレゼンなんちゅうのは、『言語明瞭・意味不明』なのが一番なんだよw」って。
彼は長らく労働組合の幹部などをやっていて、そこでのプレゼンとか演説とかいうのは、
ハッキリと言葉(単語)を発して、でも内容は明瞭でなく曖昧なことばかり言うのが良いんだと。

まぁ政治家の国会答弁なんかもこういう傾向が強いですから、
一理あるのかもしれませんし、処世術としてはそれもありなのかもしれませんが、
エンジニアとしては意味不明な発言をしていてはまともな製品・真面目な製品はできませんから、
少なくともエンジニアの言葉としてはそれに賛同することはできかねます。

まっ、ボクも大人ですから、その場ではただゲラゲラ笑ってましたけど。。。

それでも、たとえ呑み会の席だとしても、笑いをとる話だったとしても、
平気でそんなことを言い切るような人が社長の器なのかどうか、
やはり少し疑問があるし、大丈夫かなぁとも思っちゃいますね。

もしかしたら、この数年間で徹底的に帝王学みたいなのを叩きこまれて
社長に相応しい経営手腕や人徳を備えているのかもしれませんし、それなら安心ですけど。

とは書いたものの、もうボクは会社としてのスバルとは無縁ですから
会社がどうなろうと直接的な関係はないんですけどね。
気持ち的にはやはり好調を維持して欲しいとか、逆に不祥事はやめて欲しいとかありますが。

 

さて、社長だけでなく4月からの役員人事もいろいろと変わるみたいですが、
ボク自身はもう関係ないし、誰が出世しているのかとかも大して興味はないのですが、
今のスバルの(自動車部門の)技術部門にはボクの同期入社の人が2人も役員をしています。

他にも本社部門とかあまり同期を意識していない人も役員をしており
まぁおそらくスバルでは新入社員が最多だった年で同期の役員が多いのは当たり前とも言えますが、
技術部門のこの2人の役員は同じ職場だったこともあるよく知っている方たちです。
というか、先日逢ったI瀬教授と合わせてこの3人が公私含めて最も接点が多かった3人です。

接点がとても多かったので、見返せば彼らの写真もいくらでも出てきますが
まぁ比較的近くでは、この時の技師会の宴会で乾杯しているところに2人とも写っています。

乾杯時の右端に写っているのが専務執行委員になる藤貫氏で、
その隣が常務執行委員になる綿引氏ですね。

 

藤貫氏とボクは入社してすぐの工場現場実習の作業場で組となったことで知り合います。
塗装工程ですが、ホワイトボディーを電着塗装(どぶ漬け塗装)した直後の
ゴミ取り(塗装面をヤスリで整える)を左右に分かれてやる作業なのですが、
その時に相方になったのが藤貫氏だということです。

でも、何故かボクの側だけ、同時に電着塗装したボディ内に置かれた重いバンパービームなどを
不安定に吊るされたボディから降ろして脇の棚に立てかけるという作業をやらされてました。
どうみても左右に分かれてもこちらの作業量が多くて肉体的にも辛い作業でしたね。

別に彼が何か計ってそんな作業負荷格差が生じたわけでもないのでしょうけど、
どうも彼はこういうところ、つまりなんか上手いことやって切り抜けるようなところがあります(笑)

それはさておき、藤貫氏は芝浦工大時代に操縦安定性の研究で有名な安部正人教授の研究室にいて、
そんな操安性の話なども頻繁にするようになり、
工場実習だけでなく寮生活含めて私生活でも付き合いが深くなっていきました。

工場実習後に職場配属となった時は何故か彼は外装設計部でボクは実験でもヘンテコ部署となり、
それぞれ不本意なところではありましたが、その後も付き合いは続き、
スバル・ジャスティに乗り(ボクは学生時代からですが)、同時期に同じ店からMTBを買い、
一緒にポタリングもし、エアガン&ガスガンに夢中になり、
社員寮では毎晩、どちらかの部屋でだべっているという関係でした。

その後、ボクがヘンテコ部署から紆余曲折あり操安乗の実験部署に異動した数年後に、
彼も異動希望が叶って同じ操安乗の実験部署に異動してきて、同じ職場で働くことになります。
担当車種が違っていたりして同時に同じ仕事をしたことはないですけど
まぁすぐそばで似たような仕事をしていたのは確かですね。

そこからは彼の方が処世術に優れて出世していって、
一方のボクは上司にたてついてばかりで出世はしなかったという違いはありますけどね(汗)

 

一方の綿引氏は新人配属先がボクとは隣同士の部署だったことからよく顔を合わせるようになり、
彼も入社前からスバリストであり(というかバスマニアですが)気が合ってよく話すようになり、
そのうちに帰宅時に毎日のように一緒に夕食を食べに外食するようになります。

また、経緯は定かではありませんが、ラジコンを同時期にやりだして(ボクは学生時代もやってたが)、
最初はタミヤのタムテックという1/24のラジコンを寮内のPタイル床の場所でやっていて、
その後はホビーショップ・アザミにて1/10のツーリングカー・レースに移行して、
1992年からMSC-CLUBとして年間シリーズ戦でほぼ毎月ラジコンをやってた仲になります。

そのMSC-CLUBの初代・運営委員長が綿引氏で、
彼が結婚してラジコンどころじゃなくなってしまったので仕方なくボクが2代目委員長になっただけで、
やはり彼はそういうのを企画したり人を呼び集めて運営していくという才能に長けていて
それ故に企業内でもそのような才能を発揮できていて出世していったのかもしれないですね。

他にもモーターショーやホビーショーに一緒に行ったりPDラリー(懐かしい)をやったりしてましたね。

仕事においても、ボクが操安乗の実験にいた頃、そう79Vの操安乗をやっている頃には
同じ課のI担当に異動してきて79Vのトラクションコントロールなど電子デバイス開発に携わり、
また、その後に実験総括部においてもそれぞれ担当車種は別々でしたけど
30名もいない総括部でしたからまぁ同じひとつの組織内で仕事をしていたということになります。

 

ちょっと負け惜しみに聞こえるかもしれませんが、ボク自身はあまり出世欲はなかったし、
スバル車の開発に直にエンジニアとして携わりたかっただけで、
出世して管理職となり役員となると、主に扱う対象がクルマから人・組織・企業そのものになり、
それよりも言いたいこともズバズバ言えなくなってくるのが嫌だったしね。

だから、自分が出世できなかったことに引け目も悔しさもありませんし、
逆に出世していった彼ら2人に対しては、大変でしょうけど頑張って欲しいと思います。

それに、最も付き合いが深かった同期2人が役員をやっているというのは、
その長い公私含めた付き合いの中でボクも少しは影響を与えることができたかもと思うと
なんだか勝手に誇らしい気にもなってくるというものですからね。

それでも数年後に社長になったなんていうニュースを耳にしたら、「エェッ!」となるかもですが(笑)

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