ルイルイの伸びたチェーンを新品に交換。だけど……
この記事に書いたように、チェーンチェッカーを購入して
手持ちのバイク(自転車)のチェーンの伸び率をすべて測ってみたら、
ルイルイ、タイレル君、コメットさんの3台が伸び率0.75%を超えていて
そろそろ交換時期になっていることが判明しました。
その中でもルイルイは伸び率0.8%ほどで、かつ日常使用頻度も多いので、
チェーン交換の最優先バイクという位置づけになりますから、
早速、新品チェーンを通販で購入して、準備しましょう。
ところで、自転車用のチェーンはA’-bikeみたいな超特殊なモノを除くと、
チェーンのピッチやローラー径などの規格は同一のモノですが、
幅については変速段数などによって細かく分かれていて結構ややこしいです。
ルイルイは7段変速となっています。
とりあえず、信頼の(?)シマノのチェーンから選ぶとすると、
シマノでは6~8速用のチェーンとして販売されていますが、
それにはCN-HG71とCN-HG40の2種類が展開されています。
なんとなく数字が大きい方が凄いと直感してしまいがちですし、
実際にHG71の方がHG40の倍近い価格なのでHG71の方が高級品みたいですが、
具体的には何が違うのでしょうか?
見た目は色合いがHG71の方が少し渋くてダークな感じなのですが、
HG71はピンの表面処理がクロマイジングリンクピンというものだそうで、
これを聞いてもピンと来ませんが(汗)、どうやらHG71の方がサビに強いらしいです。
軽いとか摩擦抵抗が少ないとか伸びにくいとか、そのような性能差はないようです。
ルイルイは雨ざらしというわけではなくいちおう屋根のある場所に駐輪していますけど、
それでもその他のバイクは全て室内保管してますから、
サビの心配という点ではルイルイはやや不利な状況にあります。
それにルイルイはお買い物用バイクなので、少々の小雨の時でも出かけることもありますから
その点でも一番サビやすいとも言えます。まっ、清掃や注油は気が向いたらやってますけど。
なので、ここは高くてもサビに強いHG71の方を奮発しておく意味がありそうです。
というわけで、CN-HG71(116L)を楽天通販で税込・送料込2439円で購入しました。
善は急げなので、早速交換してしまいましょう!
チェーンカッターで古いチェーンを切って、長さを合わせましょうか……
上の汚れて錆びて黒っぽいのが今までのチェーン、下のシルバーに輝くのが新品のチェーンですが、
もちろん、こんなに今までのは伸びてま~す、の写真ではありません。
新品チェーンのコマ数が足りずに短いんです。ありゃりゃぁ~(-_-メ)
これでは交換できませんがな。ガーン!
新品チェーンは116Lつまり116コマで、これより長いモノは見た限り売っていませんでした。
普通に市販されてるんだから大抵のバイクはこれで足りるんだろうと高をくくってたんですが、
なんとルイルイは126コマも必要で、全然足りないということをここに来て思い知らされました。
ルイルイはミニベロだからか、それとも荷台を長くしているからなのか、
なんにせよチェーンステーが長めで、それ故にチェーンも長くなっているということなんですかねぇ。
なんにしても、この日は新品交換は出来ずに、古いチェーンに戻すハメになってしまいました。
まぁ、ちゃんと下調べもせずに適当に購入して、
そのまま古いチェーンを切ってしまった軽率なボクが悪いのであって、情けない限りですが。。。
結局、また同じチェーンを同じ楽天の店で再購入しました。
10コマ分とかで売ってればそれを買ったんですけどねぇ。
それに、新品チェーンにはコネクティングピンが1個付属してくるのですが、
古いチェーンを元に戻すのに、そのコネクティングピンを使ってしまったので、
コネクティングピンだけの3個セットも購入です。
そのコネクティングピンが487円もしますので、合計で5365円も部品代がかかることに(T_T)
というわけで、なんとか新品交換完了です。
もちろん、新しいチェーンを装着前にドライブラインは清掃してから組み付けて、
チェーンルブも塗布して、動作チェックも済ませました。
なお、新品チェーンをチェーンチェッカーで測ってみると、伸び率0.5%でした。
こんなもんなんですね、新品の精度も。
それでも、走らせるとなんだか滑らかになったような……プラシーボ効果かな(笑)
まっ、でも、これでまた5年くらいは大丈夫かな、過去実績からすればですが。
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