交通事故後? 確かに危険で謎の交差点。と逆走チャリ動画
今朝、といっても早朝ではなく9時過ぎですが、いつものように近所を散歩していると……
ワンボックスのパトカー発見。隣にはしゃがみこんでいる男性も。
どうやら右画像の交差点で交通事故でもあったんですかねぇ。
赤矢印には黄色のウインドブレーカーを着た警察官の方も見えますし。
ここの交差点って意外と危ないところなんですよね。
向こう側から来ると左側(左画像では向かって右側)が死角になって見えないんですよ。
ボクも昨年の秋に飛びだしてきた自転車とぶつかりそうになってヒヤリハットになりました。
こちらも自転車でそんなに速度も出してなかったし、
路面表示の「飛び出し注意」もあるので少しは注意していたけど、
クルマで少し飛ばしていると事故になっちゃってもおかしくないですからねぇ。
その時のドラレコの動画がコレです。
左から来たチャリは右折していくつもりだったのか、
逆走・右折小回りまではいってないものの左端に寄っていたわけでなくやや中央寄りに走ってくるので、
余計に発見が遅れたというところもあります。
なんにしても、こっちの道路に「飛び出し注意」と書くのも分かるけど
まずは飛び出す方をやめてもらうようにしないと事故は減らないんじゃないかと思っちゃいますよねぇ。
じゃぁ、交差道路の左側、飛び出してきた側はどうなっているんでしょうか?
なんと、一時停止にはなってないんですよね。停止線らしきものはありますが。
また、確かに「一時停止」と書かれたオレンジ色の看板はあるにはありますが、
これは法定外表示であって、法的な拘束力はまったくありません。
つまり、一時停止義務はありませんし、事故での過失割合もほぼ関係なしです。
路面にも「止まれ」ではなく単に「交差点注意」と書かれています。
ちなみに、左側部分が工事中になっているのと、たまたま陽の加減で影ができて分かりづらいですが、
道路の幅員は影の部分くらいまでで、その左の側溝の蓋まで道路に含めるかどうか微妙な感じです。
工事中なのでその関係で一時停止の標識が一時的に取り払われたのかと思いきや、
グーグル・ストリートビューでの以前の光景はこんな感じで、
一時停止の(正式な)標識も法定外表示も路面表示も一切ありません。
でも、反対側には今でもちゃんと一時停止の標識があります。路面表示はほぼ消えかけてますが。
ところで、上のヒヤリハット動画。もし仮に事故になっていたら過失割合はどうなるのでしょうか。
というか、どちらが優先なのか、一時停止標識がないとなると分からなくなってしまいます。
優先道路を示す標識はもちろんありませんし、センターラインもないから、
明確にこちらが優先道路であるとは言い切れません。
道路の幅員には違いがありますが、それでもどちらもセンターラインのない道路ですから、
優先道路うんぬんは言い切れないかもしれません。
となると、左方優先の原則だけが残ります。
この左方優先ってのを理解してない人、いや覚えていない人が大半なんじゃないかと思いますが、
優先道路が明確でない場合は、自分の左側から交差点に入る車が優先という法律です。
こうなると、上のヒヤリハット動画の場合、もし仮に事故になっていたら
ひっとしたら相手側よりこちらの過失割合が大きくなってしまうのかもしれないですね。
いやー、事故にならずに済んでよかったです。クワバラクワバラ。
まぁ、でも、この左方優先ってのは、
左側通行の日本では左側から来る車両の視認性がよいので確認して譲るという理屈です。
なのに、上のヒヤリハット動画では左から飛び出してきたチャリは左端に寄って走ってないので、
せっかくの左側から来る車両の視認性のよさが台無しになっています。
ここをどう勘案するかで過失割合も変わってくる可能性もあります。
逆走・右折小回りの危険性はこういうところにあるわけですね。
さて、本日の交通事故後らしき場所の目撃の話には続きがありました。
ボディカメラで少し離れたところから撮影した動画なので見づらくて恐縮ですが、
さきほどの交差点、黄色のウインドブレーカーを着た警察官が立っているところに、
よろよろと爺さんが運転する自転車が右側・逆走して右折小回りして行きます。
交通取り締まりの警察官ではないのは分かりますけど、ひと言注意した方がいいですよねぇ。
きちんと2段階右折を教えないと危険ですし、本人のためになりませんから。
もしかしたら、この警察官自身が危険性を認識していないのかもしれませんが(汗)
それはそうと、最近は逆走チャリ動画集は面倒くさいのでもうやらないことにしているのですが、
それでも先日、ちょっと頑なに逆走を押し通そうとする逆走チャリと対面しました。
なんでしょう。この頑なな態度。お前が避けろと云わんばかりの態度。唖然としましたよ。
ここは自転車を除く車両は一方通行となっていますが、自転車は相互通行可能です。
それに、たとえ一方通行だからといって自転車が右側通行して良いという法律は存在しませんし。
そして、どんな場合でも車両がすれ違う時は、左側通行、つまり相手を右に見てすれ違いです。
これが日本の交通の大原則です。
まぁ、相手が子供やボケ老人なら仕方ないし言ってもムダなんですが、
大の大人がそんな大原則すら分かっていないというのは情けないですな。
でも、もしかするとこの人、本当に分かってないというか勘違いしている可能性もありますねぇ。
この橋の部分はボクの走っている方からすると、左側の路側帯だけ一部緑色ペイントが施されています。
これの意図ははっきり分かりませんが、幅員が狭く両側に十分な幅の路側帯を設けられないので、
片側は路側帯でなく左側だけかろうじて人ひとりが歩ける路側帯にしたので、
歩行者はこちらを通ってください的な意味合いで緑色ペイントにしたのでしょう。
ところが、この逆走チャリの人は、もしかしたらこの緑色ペイント部分を
自転車ナビというか自転車走行レーンとかと勘違いしているのかもしれないですねぇ。
それこそとんだ大バカ野郎というわけですが、世の中、この程度のバカは沢山いるんでしょうねぇ(呆)
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