高額カップ麺:ACeCOOKの「ワンタン麺の最高峰 八雲の一杯」
エースコック・ACeCOOKの2月13日新発売の
「ワンタン麺の最高峰の店 東京池尻大橋 八雲の一杯 たっぷりワンタン ワンタン麺白醤油味」です。
何が商品名で何が店名で何がメニュー名なのかごちゃごちゃでよく分かりませんが、
「ワンタン麺の最高峰の店」というのは自称なのでしょうね(笑)
先日紹介のファミマル「桐麺」を買いに行った時に、
同じくファミリーマートで税込343円とかなりの高額で買ってきました。
ただし、こちらはファミリーマート限定とかではありませんが、
とはいえ近所のスーパーマーケットでは安売りしていませんでしたけど。
さすがに実売300円をはるかに超えるカップ麺となると今までほとんどないし少し躊躇しますね。
ただ、ボクの記録がある中だけですが、これ以上のは同じACeCOOKの「具なし 一蘭」490円と
神室のめぐみの「いぶりがっこラーメン」540円、それとベヤング「皿うどん」385円ですかね。
いぶりがっこはまぁマイナー商品でそれ故に高いのは理解できましたが、
一蘭はやはりどこかぼったくられているというか、具なしで高額なのを話題にするあざとさを感じたし、
皿うどんについては面白さを狙ったけど企画倒れのようなものを感じてしまったわけですが、
果たして今回のこの高額カップ麺はその値段に見合うだけの価値を見出せるでしょうか。
それとも、単に値上げラッシュに乗っかった、あるいはインフレ先取りのカップ麺なんでしょうか?
先入れの乾燥かやくが2袋と後入れの液体スープの計3つの別添袋入りです。
乾燥かやくは2種類ですが、両方にワンタンが入っていて、
それ以外の具のネギとメンマはピンク色の袋の方だけに入っているという
かなりトリッキーな袋詰めとなっています。
以前に発売したもののワンタンの使いまわしとかではないでしょうから
ひと袋に詰められる分量とかの制約があるためにこうなったのでしょうかねぇ。
それから麺はノンフライ麺は細麺ですが湯戻し時間は5分と長くなっています。
高額カップ麺らしいビジュアルではありませんが、なんとなく高貴な雰囲気はありますね。
なぜか細かな泡が表面に浮いていますが、スープ自体は黄金色に透き通っています。
麺は極細の縮れの少ない丸断面のものですが、硬さは普通でゴワゴワ感はなくしなやかです。
細麺でもコシ感はあり啜り心地と喉越しのよい食感ですし歯応えも味わえます。
さらに、小麦の風味もちゃんと感じられて、カップ麺の領域を超えて実店舗でも納得レベルです。
スープも味わい深くてかつ自然な美味しさです。
ワンタンは皮のツルツル感は良いものの餡は少し硬くジューシーさは不足気味ですが味わいはいいです。
というわけで、もしこれが実店舗でちゃんとした器に入れられて提供されたとしても不満はありませんし、
それが700円くらい、つまりこのカップ麺の2倍ほどであっても納得のレベルです。
まぁ、実店舗だと人件費や賃料などがかかるから高くなるのは当然なんですが、
それでも350円以下でこのクオリティなら納得というか大満足の一杯ですね。
だからといって、また幾つか買い置きしようとは考えないですけどね。
その辺の消費者心理っておもしろいですよねぇ。他の人がどうかは分かりませんけど。。。
ぜんぜん関係ないけど、おまけ
スーパーベルクで見つけたヤマザキ・ランチパックの「スタカレー風味 チーズ入り」
スタカレーはスタミナカレーの略で埼玉県のB級グルメですが、
カレーとは名ばかりで中華あんかけのようなものを白ごはんと一緒に食べるものです。
本場は「娘娘(ニャンニャン)」などのお店で提供されているようでボクは未体験ですが、
近所の焼きそば屋「ほその」でそれらしいものをこの時に食べたことがあります。
ただ、こちらのランチパックはチーズ入りということもあってなんだか洋風、
あるいは全体的に甘い味付けで菓子パンみたいな感じに仕上がっていました。
それよりもあまりにも餡というか具が少なすぎて、かつ偏って入ってない部分もあったりして、
少々寂しい思いになってしまいました。残念。
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