チェーンチェッカーを購入したので、早速測ってみた
少し前のこの時に記事にした、コメットさんことフジ・コメットのチェーンが伸びてる気がした件、
走行距離数から勘案してチェーンの交換をしても良かったのですが、
本当にチェーンが伸びているのかどうか、あるいはどの程度伸びているのかなど
実際に測ってみたくなったので、先ずはチェーンチェッカーなるものを購入してみました。
チェーンチェッカーには大きく分けて2種類あって、
ひとつは定められた伸び率以上の状態を検査する検査ゲージと呼べるだけのモノで
(ゲージという言葉でもダイアルゲージやエアゲージなどでも使うのでややこしいですが)、
もうひとつはどの程度の伸び率かを測定できるメジャーと呼べるモノです。
当然ながら前者の検査ゲージ的なモノの方が圧倒的に安価に購入できることになります。
ただ、いずれも超高精度で測るわけではないし、伸びてればチェーン交換するだけのことなのですが、
まぁなんとなく数値が測れる方が面白そうだからというだけのことで、
ボクは後者のメジャー的なチェーンチェッカーを購入することにしました。
パークツールのCC-2 チェーンチェッカーという商品です。
通販・楽天さんで送料・税込で4356円もしました。
作りからするとそんなに高いモノのような感じではありませんが、
それなりに精度・剛性が必要なんでしょうし、大量に売れるものでもないでしょうから、
まぁ仕方ないですかね。
画像の裏側の水色矢印の2ヶ所にピンが立っていて、
それらをチェーンのローラー間に差し込んで、黒い扇状のスイングアームをピンク矢印の方に押せば、
覗き穴に伸び率が表示されるという具合です。
まっ、測れるといっても目盛は0.25/0.5/0.75/1.0%と0.25刻みでしかないので、
あとは中間を適当に気持ちを込めて読むだけのことですけどね。
で、ネットで調べると1ヶ所だけ測るのではなく、4ヶ所ほどは測った方が良いとのことです。
また、どれだけ伸びてたら要交換なのかも明確な基準はないようで、
0.5%で交換とするものがある一方で、1.0%で交換とするものもありますが、
概ね0.75%で交換というのが一般的な見解のようです。
このチェーンチェッカーにも0.75%でリプレイスと書いてあります。
面白いのは、新品のチェーンでも0.25~0.5%の伸びがあると書いてあることですね。
新品チェーンでもその程度の精度というかガタがあるということなのでしょう。
そうそう、チェーンが伸びるといっても、実際に金属が伸びるのではなく
各部が擦り減ってガタが増えるということなんですよね。
では、実際にコメットさんのチェーンを測ってみましょう!
あやや、0.75%ジャストというところですな。やっぱり要交換ですか。
ちなみに、コメットさんの走行距離は約5300kmですが、
このオレンジのチェーンに換えたのは納車されてしばらく経ったこの時ですから
このチェーンでの走行距離は約5000kmということになります。
でも、1.0%とかどうしようもないほど伸び切ってはいないとも言えるので、
チェーンリングやスプロケットまで悪影響が出ているわけではなさそうで、
そういう点ではちょっとひと安心です。
では、他のバイクのチェーンはどうでしょうか。ついでに全部測っちゃいましょう。
もっともベルトドライブのストライヴォとストライデュは関係ないし、
A’-bikeはチェーンの規格が違うので測れませんし、どうでもいいですけどね(笑)
以下、走行距離の大きい順にチェーン伸び率(走行距離概算)を記していきます。
ただし、プジョチャリについてはサイコンなしで無記録の時期があったので推定値ですが。
サーモン号 0.3%(6500km) すごく意外な結果。最初からタイトだった?
プジョチャリ 0.7%(6000km) 予想より少なかったかな。若い頃ガシガシ踏んでたけど。
ルイルイ 0.8%(4200km) これも要交換ですな(T_T)
タイレル君 0.8%(4100km) ありゃ、これも要交換(T_T)
フー太郎 0.6%(2500km) まだ大丈夫
オルオル 0.5%(1900km)
ニャンコ 0.5%(1100km)
ハリくん 0.5%( 500km)
バースくん 0.5%( 400km)
というわけで、コメットさん、ルイルイ、タイレル君の3台については
チェーンの交換を考えなければなりませんね。
むしろ、コメットさんより、最近の走行頻度が高いルイルイ、タイレル君の
チェーン交換の方が優先事項なのかもしれませんな。
P.S.
チェーンチェッカーを買った後に知ってしまった残念な事実。
そうか、ノギスで測ればそれで済むことだったのね。
そりゃそうだ。ガーン!
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