麺紀行:葛生を彷徨って、結局「そば処 松」の「素手打ち蕎麦」
佐野市葛生の「あくと冬フェス2023」の後は、麺紀行ということにしたのですが、
当初はフェス会場でキッチンカーなどで食事をしようと目論んでいたので、
特に事前に麺紀行の店を検討していませんでしたから、思いつくままに行ってみましょう。
葛生地区ですから、やっぱり仙波蕎麦ですかねぇ。
そうだ、久しぶりに「そば処 森下」に行ってみましょう。
「そば処 森下」は何回か訪れてますが、最後はこの時のファンヒーター受け渡しオフで、
もう12年も前のことになるんですねぇ。しみじみ(笑)
ナビだと出てきませんので、適当に走らせていくと、通り過ぎてしまいました。
ここからひと山向こうの出流山満願寺地区に行けば有名どころで蕎麦屋はいっぱいありますが、
個人的にはそれほど美味しい蕎麦屋さんはなかった印象しかないし、
というか出流山地区の蕎麦屋も蕎麦自体は仙波地区から調達してるらしいし。。。
というわけで、そこから帰路に着きながら、適当に入れそうな店を探すことに。
でも「竹ノ屋」も「鈴庵」も激混み状態。で断念。
結局、昨年の秋にも訪れた「そば処 松」に再訪することにしました。
なかなか田舎の蕎麦屋に似合わない派手なクルマが停まってますけど、かえってギャップ萌え。
前回は唐辛子そば(合い盛り)なんて変わり蕎麦を食したので、今度は王道の蕎麦にしますかねぇ。
なんて考えていたんですが……
左:お通しの枝豆とセルフサービスのお茶。
中:カモ焼き、500円。
右:「素手打ち蕎麦十割」1000円 を注文しました。
カモ焼きのカモ肉も美味しいんですけど、ネギの方が主役を張ってる感じです。
辛い部分と甘い部分が両方あってホクホクしてて美味しい。
そして、十割蕎麦。
「素手打ち」って何? というところですが、
「本日限定の蕎麦 素手打ちパワー おそらく日本初の蕎麦」
さらに「麺棒をいっさい使わず 素手のみで打つ十割蕎麦 (商標登録済みです)」だそうです。
限定の文字に弱いボクですが、さらに一日2人前の限定ということで、
訊けば、あと1人前は残っているということで、ころっとそれを頼んじゃったというわけです。
それにしても、麺棒を使わず素手だけで打つことにどんなメリットがあるのか分かりませんが。
むしろ、均一に薄く伸すことが難しくなるだけの気がするんですが、やはり限定に弱いので(汗)
もっとぶ厚くて太さもバラバラの蕎麦を予想していたのですが、
太いのは太いんですけどバラツキはあまりなくて田舎そばでありそうなくらいの蕎麦です。
長さはちゃんとありますが、ズズッーと啜って喉越しを味わうという蕎麦でないことは確かで、
やはり歯応えとともに蕎麦の風味を噛みしめるように味わうのが合ってますね。
その蕎麦の風味はえぐみと甘味のバランスがよくて、
そば汁はそれを邪魔しないほどの塩味とかつおぶしの香りと旨味が漂う感じです。
そば猪口が小さいこともあるけど、あまりそば汁に浸けずに食べる方がいいですね。
そば湯もしっかり堪能して、満足・満腹のランチとなりました(*^_^*)
帰路途中、有名な佐野ラーメン屋さん数店の前を通ってきましたけど、
どこも店の前に行列ができていました。
日曜日だからなのかな。平日でもこんなだとげんなりしちゃうけど。
| 固定リンク
コメント