麺紀行:伊勢崎市国定「大釜」の「おてごろ天ざるそば」
本日は気温も上がり穏やかな天気なのでポタリング&麺紀行といきましょう。
ただ、時折曇って少し不安定なので、近場でサクッと済ませましょうかね。
久しぶりにプジョチャリでの出撃です。
伊勢崎市の国定にある「大釜」といううどん・そば屋さんです。
ここは、桐生方面というか特に少し西寄りのみどり市方面に行く時に
大通りを避けて裏道的によく使っているルート沿いにあって、
以前より知っていた店ですけど、正直なところ“こだわりの蕎麦屋”的な感じではないので
まぁ積極的に行ってみたいというほどでもなかったのですが、
それでも意外と(といっては失礼ですが)よく客が入っているようなので、
ものは試しという感じで食べに行ってみたわけです。
メニューはかなり豊富でランチメニュー、セットメニューも多く思考停止してしまいそうでしたが……
「おてごろ天ざるそば」1210円を選びました。
うどんも選べるし、うどんの方が無難な気もしましたが、あえて蕎麦にしてみました。
その蕎麦は薄っすら赤みがかった茶色で星はほぼなく、エッジはないけど中細で綺麗に揃った麺です。
けど、あれっ、これ、もしかして機会打ち? 打ちというより押出し成型っぽいですかね。
蕎麦特有の風味もあまりなく、少しねっとり感のある食感のものです。
ただし、長さはかなりあるので啜り心地そのものは悪くないです。
そば汁は鰹出汁の香りがかなり強く、やや甘めながらも出汁の旨みをしっかり感じられるものです。
蕎麦そのものの風味や食感よりも、このそば汁にたっぷり浸けて、
そば汁の風味と息の長い啜り心地を堪能するのがここのそばの楽しみ方ですかね。
そばの量も非常に多いので、そのやり方で思う存分楽しめます。
天ぷらは海老天2本と野菜天でボリュームもあって、全体的には確かに“おてごろ”感のあるものでした。
そば湯は待っているだけでは出てこないようで、声掛けしないといけませんし、
「まだ薄いのしかなくて……」と言われた通りで透き通るようなそば湯でしたが、
(きっと店名よろしく大きな釜で茹でているのでなかなか濃いそば湯にはならないのでしょう(笑))
実はこのすっきりそば湯と甘めのそば汁の組み合わせが絶妙で、驚きの美味しさでした(*^^)v
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