[昨日]全国ラーメンフェスタ@ボートレース桐生
昨日のことになりますが、ボートレース桐生(桐生市でなくみどり市にあるのですが)で開催された
「全国ラーメンフェスタ」というイベントに行ってきました。
基本的に公営ギャンブルにはまったく興味がないボクですが、伊勢崎オートレース場には
先々週の「ご当地ラーメンカップ」などイベント目当てで何度も行ってます。
でも、それ以外となると一度も行ったことがないですし、
ボートレース桐生も何度もその周辺には行ってますが(昔よく行ったアザミ模型も近いですし)
一度もその施設内には入ったことがありませんでしたので、初潜入となります。
って潜入じゃないけど。
さて、どうやってボートレース桐生まで行きましょうかねぇ。
開催時刻が14:00からと遅めなので、帰宅時刻も遅くなるし、寒くなるかもしれません。
となると、クルマで行くのが無難ですが、駐車場が混むかもしれないし、
道路も桐生伊勢崎線(県道68号)も案外と混むので嫌なんですよね。
電車だとJR両毛線岩宿駅から徒歩15分ほどなので十分に近いのですが、
1時間に1本しかないことが分かって、こりゃぁさすがに便利とはいいがたいですね。
というわけで、帰りの寒さが心配でしたが、人力バイクのサーモン号で出撃です。
自宅からだと17km弱、50分ほどで到着ですし、
アザミ模型に行くために開拓した裏道ルートが使えるので人力バイクでも快適です。
というわけで、開始時刻のきっかり5分前にボートレース桐生に到着。
サラリーマン時代の癖が抜け切れてないのか日本人だからなのか知らないけど、時間厳守です(笑)
もっとも、サラリーマン時代でも大半の同僚は時間にルーズだったし、
日本人だからといってみんなが時間厳守なわけではないですが(笑)
ところで、この長蛇の列はなんでしょうか?
どうやら、14:00開場ということで、その開場を待つ人たちの行列ということのようです。
もちろん、ボートレースそのものの観戦や舟券購入のために並んでいる人もいるでしょうが、
ボクのようにラーメン目当ての人も多いでしょうから、
行列嫌いのボクはこの行列だけでなんだか萎えちゃいますな。
もちろん、開場されれば行列はそのまんまボートレース場になだれ込んで行くわけで
ここは大して待つことなく無事に入場です。
なお、入場だけで100円かかります。
全国ラーメンフェスタの開場は南ウイングガーデンテラスという場所、つまり屋外です。
“全国”となっている通り、新潟・栃木・東京・静岡・鹿児島のラーメン屋さん5店が出店しています。
どれも似たようなキッチンカーを使っているので、運営組織が用意しているのかもしれないですね。
まずは栃木「佐野ラーメン麺屋ようすけ」の「佐野ラーメン~UMAI・醤油」800円です。
どこのラーメンも一杯800円という統一価格設定となっていますが、
各店でトッピングは豊富で自由に価格設定されていて、しかもやや高めの価格設定と感じました。
未確定の舟券を買っていると300円引きの割引券が貰えるみたいですが、
当然ながらボクは舟券なんて買ってませんので割引券はありません。
けど、前の前に並んでいた見ず知らずのオッチャンが「ホイッ!」と言って割引券をくれましたよ(驚)
まぁ、ギャンブル好きでラーメンはおまけなオッチャンなんでしょうね(笑) 素直にいただきました。
“全国”なのに近隣の栃木・佐野ラーメンはいつでも食べられるからいいやという人が多いのか、
実際にもそんな会話も耳にしましたので、ここはかなり空いていて、
並んでから5分もかからずに一杯目のラーメンにありつけました。
ただボクは一番空いていたからここに並んだというわけでもなく、
佐野ラーメンはやはり大好きだし、ボクの中ではひとつの基準でもありますし、
それに麺屋ようすけはこの時などに佐野の実店舗に行ったものの激混み・大行列だったので
ここでちょいと並んでありつけるのなら超お手軽でラッキーという感覚でしたから。
そして、肝心のラーメンですが、見た目はちょっと雑な感じですかね。
チャーシューはボロボロですし、海苔はあるけど無造作ですし、ナルトがないのも寂しいかな。
ただし、麺は青竹手打ちらしいビロビロ感とコシの強い歯応えとツルツル麺肌を併せもつ
素晴らしい食感と風味のあるものとなってますし、
スープもすっきりしつつもダシの旨味の強い美味しいザ・佐野ラーメンとなっています。
とはいっても、なんとなく麺量は少なめだし、具も少なさや雑さが少し残念な一杯という印象でした。
というわけで、少し物足りなさも残っているのでもう一杯いただきましょうかね。
というか、最初から2杯は食べるつもりではありましたけど。
ただ、どこも既に長蛇の列となってしまっているんですよね。
並ぶのは嫌いですが、成り行き上で並ぶのはまぁ仕方ないと受け入れちゃいますか。
新潟「麺家太威(だい)」の「極上淡麗 貝だし潮ラーメン・塩」これも800円です。
美味しそうと思ったので並んだのですが、行列自体もかなり長くて、
しかもなんとなく回転が遅いみたいだし、家族連れで代表してるのか1人で4杯とか注文する人も多く、
なんだかんだと1時間以上も並んでしまいましたorz
ずーと読書していたので無意味な時間ではありませんでしたが、
だんだんと冷え込んできて日蔭に入ると寒くてガクガク震えてきそうになっちゃいましたよ。
バイク漕ぐからモコモコ厚着していくわけにもいかなかったので比較的薄着だったからですが、
気休めに持参していたウインドブレーカーを着ましたけど、やっぱり寒かった。
で、肝心のラーメンですが、酒どころ新潟らしく“淡麗”を謳っていますけど
スープは思いの外しっかりした旨味がつまった味となっています。
もちろんその旨味の主体となっているのは貝出汁です。
香りもすごくいいです。そこに岩海苔の磯の香りも合わさってとっても上品。
旨味がつまったスープですが、その味もとっても上品。
ガツンとかまったり来るのではなく、冷えた身体中にすーと染み入るように旨味が味わえます。
なので、ひとくちスープを啜るたびに心の中で「ふぁ~っ」と声が出てしまいますな。
麺はやや加水少なめの丸断面中細麺でかすかに捻じれが入っています。
しなやかなコシ感があり、プクッとした歯応えと小麦の風味を楽しめるものとなっています。
こりゃぁ美味しい大満足の一杯でした(*^_^*) 1時間も待った甲斐があったと思いましょう。
さて、思いの外、長く行列待ちしてしまい帰路に着くのが遅くなってしまいましたが、
チラッとだけボートレースの様子を眺めてから、
暗くならないうちに、かつ極寒にならないうちになんとか帰宅することが出来ました。
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