プラモ製作(126)シェルビー・コブラ427 S/C
フジミ模型の1/24スケール「シェルビー・コブラ 427 S/C」を作りました。
前回製作のデ・トマソ・パンテーラがイタリアン・デザインの車体に
アメリカ製大排気量V8エンジンの組み合わせだったのに対して、
こちらのコブラはイギリス製小型軽量スポーツカーの車体に
これまたアメリカ製大排気量V8エンジンを組み合わせたという異色のクルマです。
ただ、パンテーラが量産を意識し量産エンジンそのものを安価に利用しようとしたのに対し、
こちらは当時のアメリカン・マッスルカー用のチューニングエンジンを搭載し、
ほぼ手作業での生産をしていたので、企画意図は大きく異なっていたのでしょう。
ただ、コブラって正直いって亜種が多いというか、いろいろと紆余曲折もあったからなのか、
ボクは何か何だか、年式やグレードやらまったく理解できていないんですよね。
ACカーズ、シェルビーとの関係や、427やS/Cが何を意味するのかもよく分かってないし、
このキットには“アメリカン”と入っているのもどういう意味なのか全然知らないしね。
ただ、シェルビー・コブラって今も生産されていて、金さえ出せば日本でも新車が買えるんですね。
いやー、それさえも知りませんでした(驚) ボクは欲しいとも思いませんが……
もっともボクにはそんな財力はありませんから、負け惜しみにしか聞こえないでしょうが……
さて、前回のパンテーラは「爆走!キャノンボール(Cannonball)」という映画に
登場してたのを初めて知って驚いたのですが、
このコブラで思い出すのは「激走!5000キロ(THE GUMBALL RALLY)」という映画です。
これは1967年制作のアメリカ映画ですが、たぶんキャノンボールなどの元祖的な映画だと思います。
そして、主演のマイケル・サラザンが運転していたのが、このコブラ427です。
なので、その映画に登場した仕様で作るのも一考かなと思いましたし、
この映画は大昔にテレビ放映されたものをDVDに焼いているので見返すことも可能なのですが、
そこまでして厳密にこだわって作るのも面倒だなぁと思ってしまったので(汗)、
組み立て説明書にそのまま従って、作ってみました。
こんな感じに仕上がりました。
エキパイ部分がなかなか合いが悪くて苦労させられましたね。
というのも、エンジンとともに途中まで組み立てておいて
ボディを被せた後に集合部とマフラーを付けていくので、
最後に微調整ができなくなってしまうからですが……
それに、フジミは結構いい加減というか適当なところがあるので、
適当に作っていくと最後に帳尻が合わなくなったりしがちなんですよね。
ボンネットは取り外し式となっています。
パイピングなどを施せばかなり見栄えのあるものに出来るのでしょうけど、
まぁそこまで入れ込むこともないので、そのままさらりと作りました。
実物がどうかはよく知りませんが、アメリカンっぽい感じは出ているかな。
というより、排気量の割には意外とコンパクトなエンジンなんですね。
また、下回り、つまりフレームとかサスとかもそれなりに再現されてます。
全体的な雰囲気はそこそこ出てるかなとまぁ自己満足の出来ですかね。
なお、毎度のことですがJET-PHOTO の方にもう少し詳細な画像を載せています。
今回のシェルビー・コブラ427 S/Cはこちらの「スーパーカー」から見ることができます。
そう、もちろんこれもスーパーカーの分類ですよ。
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