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桐生市の「ジャックと豆の木」まで麺紀行。JHCCって何?

本日は寒波もひと段落で空っ風も小休止という感じで絶好のポタリング日和。
というわけで、サーモン号で桐生市まで麺紀行してきました。

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「ジャックと豆の木」というお店です。
ネット情報では(クルマの)ロータス関連のモノが店内にあったりすると書いてあったのですが、
目前にガレージが拝めるカウンター席に案内されました。

ただし、ガレージにあったクルマはロータスではなくて
「FOR SALE」と書かれたトライアンフ1500TCでしたけど。
トライアンフというとスピットファイアはたまに見かけますがセダンは珍しいですね。
ひょっとしたら初めて見たかも……単に意識せずに見逃していただけかもですが。

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ところで、このガレージのシャッターはこんな感じになっていて、
一瞬「JHCC」を「ジャック」と読ませているのかと勘違いしちゃいましたが、
JHCC=Jack Historic Car Club であって、
ボクは行ったことがないけど毎月第一日曜のダムサンデーなどのイベントを開催している
桐生市のクラシックカークラブのことみたいです。

つまり、ここの店主が主催者ってことなんですかね。
クラシックカーin桐生にも関与してそうな感じもありましたけど、
店主らしき方は出前注文が殺到していて超忙しそうでしたので雑談することも叶いませんでした。

なお、店内はやはりロータス、並びに英国車関連のグッズなどがずらりと並んでいるのですが……
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何故か店の入り口にはスバルの新車カタログがずらりと用意されてました。
少し違和感がありますが、知人にスバルのセールスマンでもいるのですかね(笑)

 

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「スパゲティ・スペシャルハンバーグ」1000円というのを頼みました。
サラダとドリンク(ホットコーヒーをチョイス)が付いてきます。

パスタはやや硬めで、でもアルデンテという硬さでもないですが、
甘めのデミグラスソースと相まって、懐かしい感じというか、お子様ランチ的なイメージのものです。
まぁ、ジジイには少し甘過ぎとも感じましたけど、タバスコを入れていい感じになりました。

全体的には値段の割には量もあって、ハンバーグも付いて、コスパ満足のランチになりました。
思いの外、コーヒーが美味しかったのも良かったです(*^^)v

 

ところで、この店の名前「ジャックと豆の木」ですが、
ボクは子どもの頃に読んでもらった絵本とかほとんど記憶に残っていないのですが、
何故かこの「ジャックと豆の木」だけは部分的に記憶に残っていて、
巨大な豆の木を登っていくのは大変だなぁとか、高くて怖いなぁなんて思ってたものです(笑)

ただ、部分的な記憶であって、結局どんな結末だったのかは思い出せなかったので、
あらためて調べてみたのですが……

これって、簡単に言っちゃうと、主人公である子どものジャックが天空の大男の家に家宅侵入し、
窃盗し、あげくに殺人するというとんでもない話だったんですね(驚)

Wiki.などによると、「真面目に働きなさい」という教訓になるということのようですが、
償いもせずに真面目に働いてもダメでしょうと思っちゃいますねぇ。
というか、天空まで木登りするのは真面目に働くより無茶苦茶大変な労力なはずですが(笑)

あるいは、最初にジャックが牛と(魔法の)豆を交換しちゃったことを指して、
「普通の人は取らないことをインスピレーションに従って取る」ことを推奨してるとも言われますが、
これも何だかピンとこないですし、個人的な心情としては、勘に頼るより論理的に判断したいですし、
もう真面目に働くのも嫌ですしねぇ(汗)

まぁ、日本の昔話にしても、世界の民話・寓話などでの教訓みたいなものは、
語り継がれる中で尾ひれがついて、教訓っぽくなっていったものばかりでしょうから、
それを真に受けてもしかたがないとも言えますけどね。
日本の昔話でも原作というか古い話ほど、けっこう怖くて理不尽な結末が多いようですし。

それで、さらに調べてみると、このジャックと豆の木は
ジョゼフ・ジェイコブスというオーストラリア出身のユダヤ人の民話研究者が
「イングランド民話集」としてまとめたものの一篇だそうです。

そこから推測するに、ジャック=イギリス人で、大男=ジェイコブス=オーストリアorユダヤ人で、
つまり、イギリスの帝国主義に対する批判がそこにあるのではないかということのようです。
なので、ストーリー通りにジャック(イギリス人)は酷い野郎だと思うのは自然な解釈なわけですな。

まっ、この店がそのような解釈でこの店名をつけたのではないでしょうけどね(汗)

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