桐生の旧車の後は、伊勢崎でスーパーカーと旧時報鐘楼内部見学
本日はクラシックカーin桐生に行ってきたわけですが、午前中に切り上げて、早めに帰宅しました。
というのも、他にもイベントがあったので、そっちもちょいと覘いてみましょうと欲張ったからです。
といっても、そんなに大したイベントでもなんでもないんですけどね。
まずは、「集まれスーパーカー」ってなイベントです。
場所は伊勢崎駅南口の近くの大手町パティオです。
実はこのイベントの情報をどこで仕入れたのかも忘れてしまい、
今となっては企画団体も支援団体も参加者の正体もまったく分からないイベントでした。
確かに、現代のスーパーカーらしきクルマがたくさん集まっていますけど、
見学者らしき人はまばらで、それ以上にオーナーらしき人影もほとんどなくて、不気味な感じでした。
なんかお金持ちたちの見せびらかしオフ会みたいと言うと、やっかみに聞こえちゃいますかね(汗)
もうひとつ。
旧時報鐘楼特別開扉です。特別に内部が見られるということです。
先週のいせさき景観まちあるきで見たばかりの旧時報鐘楼なわけですが、
実は鉄骨構造だとか知ると、余計に内部がどうなっているのか興味が出てくるわけで、
ならばこの機会を逃すわけにはいかないですよね。
ところで、気になったのは赤矢印部分の新しい木の柱。
先週はなかったはずですが……
訊けば、せり出しの屋根の部分が老朽化で危ない状態になってきてしまったということで、
この機に急遽、補強策を施したということのようです。
鉄骨構造といっても、この部分はレンガに直接横木を挿し込んでいるだけなので、
経年劣化は避けられないというところでしょう。
内部はこんな感じでした。鉄骨やレンガがそのまま見えるのかと勝手に想像してましたが、
ほぼ全面コンクリート貼りとなっていました。
ただ、これは戦後(平成?)の修繕でコンクリートを貼ったのだと思われます。
元は鉄骨・レンガ丸出しだったのか、それとも漆喰などが塗られていたのかは、
今となってはよく分からないそうです。ちと残念。
2階、3階までのぼれると良かったのですが、
この木のハシゴも危険が伴うので1階のみの見学となっていました。
まぁ、登ったところで何もないんでしょうけどね(笑)
扉の上、内側から見ると「小林桂助翁」の文字が見えます。
ちなみに、この外側部分には「大正天皇御即位記念」と書かれているようですがよく見えません。
この小林桂助が誰かというと、この時報鐘楼の建設費を全額寄付した人だそうで、
伊勢崎市出身でハッカ貿易で儲けた人だそうです。
ハッカは北海道で栽培したものだそうですが、当時の国際市場の8割以上のシェアだったそうです。
グローバル化以前の話でそんな独占していたとは……。
というか、ハッカがそんなに儲かるのかとか、どうして北海道なのかとか、謎ばかりですが。
ものすごく貴重なものを見させていただいた、というわけでもないのですが、
なかなか興味深いものでした。
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