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今さらながら「渋沢栄一記念館」などを巡ってみた

新一万円札の顔になるということで盛り上がっている(?)渋沢栄一ではありますが、
最近は現金を使うのは個人経営のお店で麺紀行する時くらいとなってますから
一万円札を財布に入れていることはほとんどなくなり、
ATMでもどうにかして一万円札でなく千円札だけで降ろせないかと考えているくらいですから、
新一万円札にも渋沢栄一にも興味はまったくないのですが……

というより、渋沢栄一で盛り上がったのは昨年放送されたNHK大河ドラマの「晴天を衝け」ですが、
これまたボクはNHKに限らずテレビドラマはほぼ観ないので、まったく興味はないんです。。。

とはいっても、渋沢栄一が県をまたいで、あるいは利根川をまたいで、
伊勢崎の隣の深谷市出身ということくらいは知ってますし、
本日麺紀行した「畔鐘」のすぐ近くに「渋沢栄一記念館」なるものがあるようですから、
腹が膨れた後はしばらく腹ごなしで急な運動は避ける意味でも、寄ってみましょうかね。

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と、「畔鐘」から走り出してすぐ「尾高惇忠生家」というものがあって、
興味がないので素通りしようとしたら中からオッチャンが「いらっしゃい」とか声掛けられるし、
「渋沢栄一なんちゃら」とかとも書いてあるので、つい寄り道してしまいました。

そして、そのオッチャンがいきなり「大河ドラマは観ましたか?」と訊くので、
「あっ全然観てないです」ときっぱり言ったら、ずっこけてました。
でも、暇だったからかすごく丁寧にいろいろと説明してくれましたよ。

で、尾高惇忠(じゅんちゅう)は渋沢栄一の従兄にあたり、富岡製糸場初代場長を務めたそうです。
その尾高惇忠の生家がこの家ということですが、江戸時代後期に建てられ、
築200年ほどの古民家ではありますが、驚くことに当初からこの瓦屋根だったとのことです。

瓦工場が近かったということもあるでしょうけど、その当時に武家屋敷以外で瓦屋根は珍しいですね。

そして、家屋の裏には煉瓦造りの蔵もありました。これは明治に造られたものとのこと。
ボクが「イギリス積みですね」と言ったら、オッチャン「詳しいですね」と驚いてました。
だって、4日前に「いさせき景観まちあるき」で仕入れた知識ですからねぇ(笑)

なお、ここ「尾高惇忠生家」も管理団体は「渋沢栄一記念館」となっていました。

 

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さて、本命(?)の「渋沢栄一記念館」です。
予想外の巨大さに仰天しましたよ。大型観光バスが何台でも乗り付け出来そうです。
ただ、裏手は体育館みたいになっていたりして、ちょっと不思議な造りですかね。

展示内容もそれほど充実しているというわけでもなさそうでしたし、
写真撮影はNGでしたので、ここで紹介する内容もあまりありません。

右の画像は唯一静止画撮影はOKだった、渋沢栄一アンドロイドです。
もちろんグーグルとはなんの関係もないのですが、
この渋沢栄一アンドロイドってだいぶ前にどこかで見たような気がするのだが……
気がするだけで調べても分からなかったので、気がするというだけにしておこう。

で、長々と講義があったわけではなく、もちろん質疑応答が可能なわけもなく、
2,3分喋ってぎこちなく動いて終わりでした。内容はほとんど頭の中に入って来ませんが(汗)

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裏手には渋沢栄一像があります。なんだか6頭身くらいで面白いというか可愛いというか……
でも、さきほどのアンドロイドでも6頭身ちょぼちょぼくらいなので、こういう人だったのかな。

あとは、渋沢栄一というより「ブラタモリ」や「晴天を衝け」のNHK宣伝の場となってましたな。

 

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ついでなので、渋沢栄一記念館から1kmもないところにある「旧渋沢邸・中の家」にも行きました。
けど、修繕中ということで門の中の建物はまったく見えませんでしたorz
ただ、渋沢栄一記念館の体育館側に模型があったので、その模型の写真で我慢することにしましょう。

なお、渋沢栄一アンドロイドはこの旧渋沢邸にも和装したものが一体あるらしいです。
また、敷地内には若き日の渋沢栄一像がありました。
これだと普通に6.5頭身とかありそうですけどねぇ(笑)

ちなみに、「中の家」は「なかんち」と読むそうで、
この辺りは渋沢一族が占めていたので、「東の家」とか「西の家」とか呼んでいて、
渋沢栄一の生家は真ん中あたりにあったので「中の家」と呼ばれていただけのことで、
渋沢一族の本家だったというわけではないようです。

 

まぁ、これで恥ずかしくはないくらいのひと通りの理解はできましたかね(笑)

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コメント

大河は1年付き合わないといけないので面白そうな時しか見ませんが、渋沢栄一は結構楽しく見てました。
惇忠さんの生家とか「なかんち」とか、ちょっと興味あります。うちからだと遠くて億劫になり、なかなか行こうと思えませんが。

ATMで千円札で降ろす方法はご存じかもしれませんが、「10千円」とすると1万円が千円札10枚で出てきます。20千円とかはやってみたことないので、うまくいったら教えてください。

投稿: ぶらっと | 2022-11-03 17:29

>ぶらっとさん

他にも渋沢栄一ゆかりの地はたくさんあるようなので、
もし巡ろうというなら自転車を積んでいくかレンタサイクルが良さそうですね。
まぁでも駐車場も広いのでクルマでも苦にならないでしょうけど。

それと、ATMによって違いがあるみたいですね。
セブンATMはたしか20千円以上はダメでした。
近くのイーネットATMは「一部両替」機能があり重宝しますね。

投稿: JET | 2022-11-04 05:29

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