新作ペヤング「九州もつ鍋風」を実食
10月17日発売のまるか食品・ペヤングやきそばの新作「九州もつ鍋風」です。
本当はこの商品はスルーしてもいいかなと思っていたのですが、
たまたまドン・キホーテで売っているのを見かけちゃったので、税別168円で買っちゃいました。
どうして、スルーしてもいいと思っていたのかというと、
そもそもボクは もつ(やホルモン)はそれほど好きじゃないからです。
嫌いで絶対に口にしないというわけではないのですけど、積極的にはあまり食べないんですよね。
でも、もつ煮って群馬県のソウルフードとか言われているようで、確かにもつ煮屋さんは多いです。
なのに、この商品は“九州”ってなってるのが気にくわないというか、不思議な感じです。
伊勢崎のソウルフードでもないのに「伊勢崎焼うどん」なんて出したのと正反対の不思議さです。
なんて、早合点してしまってました。
よく見れば、「もつ煮」ではなくて「もつ鍋」ですね。
っていうか、「もつ鍋」って「もつ煮」と同じじゃないの?
調べてみると、次のように両者はまったく違うものなんですね。
もつ煮:全国的で、豚肉使い、長時間煮込み、主に味噌味で、ゴボウやニンジン、コンニャクを入れる
もつ鍋:九州中心に、牛肉を使い、短時間の鍋で、主に醤油味で、ニラ、キャベツを入れる
へぇー、知りませんでした。
つまり、ボクはもつ鍋というものを知らないし、もちろん食べたこともありませんでした。
なお、ボクは食べてませんが、ペヤングで もつを使った商品は、過去には「超大盛り もつキム」の他に
レトルトもつを使った「超超超大盛り GREATBOSSもつ煮入り」という恐ろしいのもありました。
それらは「もつ煮」だったので、今度は「もつ鍋」にしたということでしょうかね。
先入れの乾燥かやく、後入れの液体ソースという構成で、3分で湯切りで完成です。
“九州”と入っているので「九州豚骨」で失敗した1分細麺かとも思いましたが、違いました。
ホルモンの量はそれほどでもないですが、キャベツ、ニラはしっかり入っています。
ただ、ズッコケちゃったのは、原材料表示によると豚もつであって牛もつではないことです。
調味料でもポークエキスは使っているのに、“牛”や“ビーフ”の文字は見当たりませんでした。
でも、味付けは基本的に醤油味のようで、味噌は使われていませんけどね。
輪切り唐辛子が目につきますが、常識的なピリ辛程度で特にヒーヒーするほどではありません。
もつ特有の臭みは少しありますが、さほど強烈でもなく、もつ好きでないボクでも抵抗はないほどです。
もつの食感はさすがにぷにゅぷにゅ感など不足気味ですが、ボク的にはこれくらいが調度よいかな。
それより、キャベツ、ニラがたくさんで、そちらの方が嬉しいですね。
少し油多めで、しかもやや重めの油で、味付けもこってり甘めなところもありますが、
後味は意外にも残るところもなく、まぁ普通に美味しくいただけました。
これが九州もつ鍋の味なのかどうかは、まったく判断しかねますけどね。
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