佐野の「麺屋 貴」の汁なし麻婆麺に挑戦
今日はぐずついた天気となってしまいましたが、ラリっ娘を出動させて佐野市まで麺紀行です。
今月初旬にもランちんで佐野市まで麺紀行しましたが、
その時にあまりの待ち行列の多さにあっさり断念した「麺屋ようすけ」の前を通って、
やはりパッと見で20人以上の待ち行列があったのを確認しつつ、そこは素通りです。
もともとリベンジを狙って行ったのではないので、悔しさもないし、
並ぶのは好きではないので、たぶん「麺屋ようすけ」には一生縁がないでしょうね(笑)
「青竹手打ちラーメン 麺屋 貴」です。
県道7号・佐野行田線から一本脇のところにあるお店です。
が、駐車場は満杯に近かったですが、待つことなく席に着くことが出来ました。
佐野市までラーメンを食べに来たからには、いつもなら
ビロビロ手打ち麺になみなみとしたあっさり醤油スープの王道の佐野ラーメンを
ということになるんですが……
多くの佐野ラーメン店は中華料理屋さんではないので餃子や炒飯くらいはあっても
麻婆豆腐などの本格中華料理はメニューにないのですが、
このお店は何故か、麻婆豆腐単品やライスセットなどがサイドメニューに加えられていて、
さらにこの汁なし麻婆麺という変わり種メニューまであるんですよね。
どうやら、店主が東京麻布の高級中華料理店の「冨麗華」という店でも修行を積んだそうなので、
その経験を活かしての、他の佐野ラーメン店との差別化メニューなのかもしれないですね。
麻婆ラーメンは一時期ハマっていたし、麻婆焼きそばも結構を手を出してきましたが、
汁なしの麻婆麺というのは初めてです。
店員さんからは、「よく混ぜてから食べてください」と言われました。
麻婆ラーメンや麻婆焼きそばは、基本的にスープやソースで味付けされたラーメンや焼きそばに
さらに麻婆豆腐が載せてあるという構成なのに対して、
その麻婆麺は麻婆豆腐と味付けなしの麺という組み合わせなので、
よく混ぜないと麺が味付けされないということなんでしょうね。
その麺は、中太というかそこそこの太麺です。
麺の硬さは選べますと書いてありましたが、標準が分からなかったので特にリクエストなしでしたが、
全体的にはかなり柔らかめの茹で加減となっているようです。硬めにしておけば良かったかな。
ただ、それでもしなやかなコシ感は強くて、
麻婆の餡を纏ってニュルニュルと唇を滑らせて啜るのは快感ですねぇ。
そして、その際、唇や舌に突き刺さるような辛さは無縁ですから安心して啜り心地を堪能できます。
後からじんわりとちょっぴり辛さがやってくるくらいの辛さです。
なお、一緒に出てきた赤いキャップのタレですが、激辛ラー油とかではなく
辛さを抑えるための甘口タレとのことです。
ただ、上述のようにほとんど辛くはないので、辛くて我慢できない人が使うと言うよりも、
甘辛が好きな人が使うということになるんでしょうかね。
何はともあれ、汁なしですが、麺も多めで、麻婆豆腐まであるので、
十分に満腹になりなおかつ満足な一杯でした(*^^)v
ところで、この「麺屋 貴」への経路を予習するのに、グーグルストリートビューを見ていると、
なんと「麺屋 貴」の画像が出てこなくて、「一乃胡(いちのえびす)」というお店の画像が映ってます。
この「麺屋 貴」は2020年4月にオープンしたようで、その前がその「一乃胡」だったようです。
ストリートビューの最新更新が2019年6月というかなり昔なので「麺屋 貴」になってないわけです。
佐野市内でも一本脇道に入るとストリートビューも3年以上も更新されないこともあるんですね。
そして、興味本位でさらに昔を見てみると、その前は「らーめん大金(おおがね)」というお店でした。
結構、コロコロとお店が変わっているんですねぇ。
で、その「一乃胡」も「大金」も廃業に追い込まれていたら少し寂しいのですが、
どうやらすぐ近くに移転をしていまも繁盛店として営業しているみたいです。
というわけで、ちょっとチェックだけしておきました。
「大金」は定休日でしたけど駐車場も店内もかなり広そうですね。
「一乃胡」の方は営業中で待ちの人が5,6人ほど居ました。
どちらも栄転ですかね。って、サラリーマン社会じゃないから栄転って言葉は違うのかな(汗)
| 固定リンク
コメント