蕎麦 遊庵は高額だけど美味しかった。ただ再訪でした。
「キスと野菜天付き三色そばセット」、なんと1,980円もするのを頼みました。
もっとリーズナブルな値段のものもありますが、もっと高い値段のものもあります。
全体的に高めの値段設定のようですが、でもお客さんは結構入っているようです。
だし巻き玉子、飲み物(ホットコーヒーを選択)とミニあんみつが付きます。
だし巻き玉子は熱々で、フワフワ・トロ~リであっさり味で美味しいです。
蕎麦はせいろ、抹茶、田舎の3種類でしょうか。
せいろはかなりの細麺で硬さがあってモショモショ感が強いです。
塊状の盛り方なので、麺を啜るような形にはなりにくく、余計にモショモショ感を強く感じます。
そば汁はやや濃いめですが出汁の旨味も強くてそれでいて後味すっきり。
抹茶そばは抹茶の香りはさほど感じられませんが、麺肌がツルっとしてコシのある麺です。
食感というか蕎麦らしい啜り心地という点ではこの抹茶がベストです。
田舎そばはかなり幅広で、モチッとした生パスタのような食感です。
よく噛んで食べれば蕎麦の甘味が広がりますが、同時に微かなえぐみも味わえます。
蕎麦の風味そのものを堪能するにはこの田舎がいちばんですかね。
蕎麦湯は比較的さらっとしたものですが、そば汁を薄めて飲んでも、蕎麦湯だけ飲んでも美味しい。
天ぷらもサクサクで美味しく、あんみつもコーヒーも含めて満足のランチとなりました。
ただ、やはり少々割高感があるのは否めませんかね。たまにはいいですけど。
ところで、最初に建物に既視感を抱いたのですが
帰宅してから調べたらこの店はこの時に来ていたので2度目でしたね。
既視感を抱いたのは前橋方面というか自宅から北西に行った場所あたりのような感覚だったのですが
起点が今の家の伊勢崎ではなく、その前の大泉町から北西に行った場所だったわけですな。
麺紀行は2006年頃まで遡って、行った場所などエクセルで記録しているし、
候補店も幾つかピックアップして重複していないか確認しているはずなんですけど、
何故かこの遊庵は一度行っているのに候補店にしていたんですよね。
まっ、2度行ってはいけないというルールを決めているわけではないのですが。
でも、建物の既視感はあっても、食べた時にはまったく記憶が蘇らなかったです。
それに、13年前記事を読み返しても、その時の食レポと今回の印象はかなり違いがありますね。
作り手が変わったのか、ボクの好みや感覚が変わったのか……どうでしょうかねぇ。
そば屋さんの近くに、「岡登用水・三俣分水口」というのがあったので見学してきました。
1654年に開削されたのだそうですが
真ん中の画像を見る限り、昭和くらいにしか見えませんねぇ。
と思ったら、休憩所のテーブルかと思っていた右画像のものがいにしえの分水口でした(汗)
アザミ模型もこの近くだったので、もう閉店してずいぶん経つけど、どうなってるか確認してきました。
ラジコン・コースは会員制という形で管理・運用されているようですね。
というのは風の便りで聞いていましたけど。
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